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ベンチャー・ローバーへの手紙

VS年代、RS年代に知っておいてほしいこと、
伝えたいこと、気づいてほしいこと、そんなことをすこしづつ・・・・

信仰心

2012-08-11 14:46:17 | スカウティング
ボーイスカウトと信仰心はたいへん深くかかわっている。明確な信仰心をもつこととさえ書かれている。
いちばん顕著なことは、「ちかい」の最初に「神と国とに誠をつくし...」とあるわけで、スカウトとして生きていく指針である最初に神を意識しているわけです。
また、スローガンの「日々の善行」も、英語では「Good turn daily」....つまり良き「お返し」を毎日行なうこととなっています。毎日、自然や他人や家族や兄弟から受けた恩恵に対して必ず「お返し」をしなければならないという意味なんですね。目に見えないものに対する感謝のこころを持つことという意味だとおもう。
ちかいの中の「神」は特定の宗教の神様や仏様をさしていると同時に、特定の宗教を信じていないとしても「目に見えない大きな力」「自分の力ではどうしようもないパワー」として認識することが大切である。
その心があると、スカウトが感謝のこころを持つことや誠実である意味が自ずとわかってくることだろう。


「BPの名言」より.......
楽しかったとき、嬉しかったとき、良いことができてホッとしたとき、いつも神に感謝することを忘れてはならない。ほんのひと言でも、ふた言でもよいから。

こいつとだったら.....

2012-07-24 22:12:30 | スカウティング
facebookの中で見つけました。
スカウトは友情にあつい..........
ベンチャーやローバーまでスカウト活動を続けてきた君たちは本当の友達となることだろう。

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「こいつといっしょに、幸せになろう」とか、
「こいつに幸せにしてもらおう」というよりも、
「こいつとだったら不幸になっても後悔しない」という相手とめぐりあえたら、最高なんじゃないかなぁ。
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 BY糸井重里 コピーライター

今日まで、そして明日から....

2012-06-25 20:20:38 | スカウティング
吉田拓郎の歌みたいだけど....

うちの団委員長は、ビーバー、カブへの入団の時の面接時に、「ボーイスカウトという素晴らしい世界に1日でも長く居させていただきたい」と必ずお願いします。

私は、VSやRSによく言います。
高卒でも、大卒でも就職試験の時の面接で、
「私は昔ボーイスカウトで菊章をとったことがあります。」って言っても「それで今はどうなの?」って聞かれたとき、「中3でやめました」では、なんにも相手に響かない。

高校3年間そして昨日までVSで何をやってきたか??
大学4年間そして昨日までRSで何をやってきたか??
そして、これからどうしたいのか?
スカウトの心を持ってどう生きていくのか?
を口に出して伝えられることが大切だと.......

うちのスカウトが全員その問いにちゃんと答えられるとはいいませんが、そうありたいと感じております。
単に継続することだけに価値があるとは言えません。25才まで成長し続けることが大切です。

2つの言葉......

2012-05-16 01:52:25 | スカウティング
夜中、NHKでアメリカで頑張る斉藤投手の話を放映していました。

素敵な言葉が2つありました。

 
ひとつは、「Today is a new day」

意味は.....

昨日嫌な事があった人には
今日はもう新しい日なんだよ、気持ちを切り替えろ!
なんてふうにも思えるし

逆にいい事があった人には
もう新しい一日が始まってるんだぞ!いつまでもいい気になるな!って戒めにもとれるし

毎日毎日新しい日はドンドン過ぎていく、やるべき事をやる一日にしよう

その人ごとにいろんな意味が考えられる言葉ですね。

 
 
もうひとつは、「雲上在天」

これは斉藤選手の造語らしいんですが.....

「常に神様は見ている、努力は報われるという意味」だそうです。

いま目の前に雲がたれ込めているけど、雲の上には必ず神様がいて見守っていると考え方でしょうか。

目に見えない力を信じ、努力は報われると信じることが成功につながるという意味であります。

 
 
 
 
(ブログ:加藤茂郎・プロレスなんかの話を参考にさせていただきました)

「楽しい」と「愉しい」について.....

2012-04-28 05:50:18 | スカウティング
今夜の隊会議は、いつもの18時ハウス集合。
カブ隊ビーバー隊の支援から帰ってきて、戦利品(おあまり)のレトルトカレーをみんなで食べながら、楽しいと愉しいのちがいについて話してみました。

あるブログに次のような記載がありました、
「「楽しい」とは英語でenjoyの意味で文字通りで良いと思います。
「愉しい」とは英語でenrichの意味です。
これは、何かをやり遂げる時にその目標に向かって自分を磨き、苦労してその目標を達成した時の喜びを表します。」

そしたら、あるスカウトは、「うちの隊は、楽しいも愉しいも両方ありますよ!!」ってサラって言われました。

目からウロコでした。
彼らにとっては、毎週仲間とワイワイ言いながら、目標に向かっていくことは、「楽しい」ことでもあるんですね。

愛情の対義語は......

2012-03-13 01:51:19 | スカウティング
先の日曜日、カブとビーバーが「東北にとどけ タコあげ大会」に参加した。

思い思いの東日本大震災へのメッセージを凧に描いて、大空に飛ばそうという趣旨だ。


その東北からこの日、ガールスカウトのリーダーをしているHさんがいらっしゃって、東北の現状に付いてお話いただいた。
風が強い上に、少し雨も降るというイマイチコンディションだったが、写真パネルなどを使ってカブ、ビーバー年代にもわかりやすく、地震の直後から今に至るお話を30分程度の短い時間ではあったが聴かせていただいた。
その後、当団のスカウトハウスにローバースカウト、指導者などと集まりもう少し話をする時間がとれた。

彼女の話の中に私の心に留まった言葉があった。
彼女は小学校の教師をしているが、地震の影響で小学校の校舎を使うことができなくなり、今は近辺の中学校の校舎を間借りしているという。間借りの生活は、やっぱり肩身が狭いようで、グランドを使う体育の授業なども小学校は優先ではなく、子供たちはストレスを感じているという。
津波の直接の被害はなかったものの、このような状況の生活はそこらへんでもう1年も続いていることになるわけだ。

そこで、彼女の言葉から.....
「ボランティアに来る時間がなくっても、少しの時間を使っても現地を見に来てください」
テレビでは、メディアが注目している沿岸部の津波の被災地や原発の避難対象地や放射能は目立つので取材、放映するが、自分たちの町のようなところもいっぱいあることを知ってほしい。
現地でしか感じられない空気、臭い、肌にふれる風のようなものがある。これは、テレビの画面では伝わらない。

また、彼女の言葉より
「忘れないでほしい」
ちょうど彼女に会った3/11は、大震災が起きて1年目の日。
彼女の話では、忘れられることが一番こわい。
毎月11日は地震災害を思い出す日にするとか、1年に1回、3/11だけでもいい、この震災のことを忘れない努力をする必要がある。


今日、彼女と話した日曜日の各地で行なわれた式典のニュースをラジオで紹介していた。
その中でも、全くおなじ言葉が聞けた。「忘れないでほしい......」
そのときアナウンサーがマザーテレサの言葉を紹介した。
「愛情の対義語はなんでしょう?? それは、無関心です」
そうです。愛があると言うことは、無関心にならず、ずっと支える気持ちを忘れず、忘れないことなんです。
我々は、この言葉を胸にしっかり刻み込み、忘れずに日々を送って行くようにしなければならない。

練習はウソをつかない。

2011-12-08 19:15:45 | スカウティング
昨日の夕方のラジオから…

阪神タイガースOB矢野氏が言ってた。
「練習はうそをつかない。」
「練習は裏切らない。」

同じことを世界の盗塁王、福本氏も言っている。

つまり、
いつも目標を持ち、
いつもその目標をどうすれば達成できるかを考え、
いつもその目標の達成に向かって努力を惜しまないかである。

コツコツ積み上げた努力には必ず価値が宿る。
そしてやがて結果として返ってくるだろう。


君の昨日1日はどうでしたか?
考えてましたか?
努力していましたか?

なんでベンチャースカウトはがんばらなければならないのか?

2011-10-04 23:33:53 | スカウティング
先週の日曜日は、ベンチャー隊の保護者会だった。

保護者会は、市立のコミュニティーセンターの調理室を使って行なった。
それは、スカウトたちが保護者会のお茶菓子に「ダンパー」を作成するためだ。
ちゃっかり、炊事章の項目をチェックだ。
18時にスカウト集合。そして即座にダンパー作りにかかる。
使い慣れていない調理室でいろいろなグッズを駆使しながら制限時間内に余裕の完成!!




19:30から保護者会は始まった。以下は隊長の私から保護者に向かって説明した内容の抜粋です。

冒頭からお話ししたのは、「なんでベンチャースカウトはがんばらなければならないのか?」。
ボーイ年代までは、「ちかい」と「おきて」の実践と言われてもはっきりこれがそうだという確信はないでしょう。グリンバークラスになって初めて自分の責任のなかに「ちかい」と「おきて」が意識として芽生えてくるのではないだろうか? しかし、ベンチャーからローバーにかけては、はっきりと「ちかい」と「おきて」を理解し、その実践が毎日の生活であったり、活動の柱になっていかなければならないんです。
そしてベンチャースカウトを終われば、社会人としてのローバー活動がすぐそこに待っているということです。では、それまでに何をしなければならないのだろうか?よくベンチャーになれば、ボーイ年代の班長としての責任などから解き放たれてスキなことに挑戦できると勘違いしているスカウトがいることは事実であります。ベンチャースカウトはやりたいことを実現する力と技術を持つとともに、もっと基礎的な自分の弱点の克服という大きな目標であるのです。それらの弱点を必死でクリアし、プロジェクト法という自分の目的目標を達成させる技術を身につけることで、スカウト運動の目的「よき社会人となる」=「使えるやつ」「カッコいいやつ」「いけてるやつ」になることに少しずつ近づいていくのです。だから、ベンチャー世代は社会人になる直前に「社会人の練習」をする期間だと位置づけることができるかもしれません。社会人なんだから厳しさは当然必要なはずだし。そして責任感も持ってもらわなければならないということです。

ここで、ネットから取った企業が高卒者採用に関し重要視する点から、
(1)コミュニケーション能力(2)協調性(3)基本的な生活態度(倫理観).....を紹介し、また各企業の経営者や人事担当者がどのような人材を必要としているかをいくつかの例として紹介した。

ベンチャー年代でもがいて、失敗し、それでもくじけず挑戦を繰り返し、自分の最善を尽くして成長を勝ち取ることが、次に待っている社会人としてのステージに必要なのだと考えている。 だからベンチャースカウトは頑張らなくてはならないのです。


次にお話ししたのは、進級について.....「なぜ、富士をめざすのか?」
進級制度が新しくなりました。内容も大きく変わりましたが、いちばん大きいのはベンチャー章を取得してから隼章まで、隼章を取得してから富士章までそれぞれ最低6ヶ月の時間を要することが加わったことです。つまり、18歳になる6ヶ月前に隼スカウトになっていなければ、どうがんばっても富士スカウトにはなれないと言うことです。
ベンチャースカウトとなった限りはやはり全員が富士スカウトを目指してほしいと考えています。だれでも真剣に取り組めば必ず近づくことのできるステージだと信じているし、そのサポートは全力でやっていくつもりです。
よく似たモチベーションという意味では、高校野球が一つの例かもしれません。1年に全国で200名あまりのスカウトが富士に到達すると聴いています。せっかく高校で野球部に入ったんだからやるかぎりは甲子園をめざそうぜって感じかな.....甲子園で全国優勝するようなすごいレベルの高い富士スカウトもいます。とにかくまず甲子園にでる=富士スカウトになることを目指すことが大切だと思うんです。甲子園に出てからは、ベスト16か、ベスト4か.....それは甲子園にいくならやっぱり1回戦で敗退でいいやって思うんじゃなさけないでしょう?ましてや良き社会人を目指すなら「野球同好会で玉遊びやっている程度でいいよ、だるいし...」ってことじゃないでしょう?ってことです。
野球には、レギュラーと補欠があります。しかし、ベンチャースカウトはすべてレギュラーです。主役です。
この3年間は未体験なことへの挑戦の繰り返しですし、普通の高校生よりかなり高度なことを要求することもあります。
彼らが、大きく成長できますように、ぜひ保護者の皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

今回私から伝えたかった話はこの2つの柱です.................


というわけで、このほかにもいろいろとお話は続いたのですが、だいたい私と保護者のみなさんとのコンセンサスはとれたかと思います。
この間にスカウトたちは、第2会議室で技能章のレポート書きをやっていたらしいです。
保護者会終了後は、スカウトたちが片付けをし現場をはなれたのでありました。

お疲れさまでしたーーーーーーー!!




BPの言葉より.....責任を果たす訓練

2011-07-30 16:28:49 | スカウティング
そなえよつねに....この言葉の意味には将来の自分のためにスカウティングをとおして準備しておくということも含まれる。

BPの言葉より
「仕事で成功したいなら、責任が取れるようにならねばならない。責任が取れるようになるには、自分自身に自信を持つこと、自分の仕事の知識を持つこと、それに責任を果たす訓練が必要である」

ビーバー、カブ、ボーイ全ての年代において、その年代に沿ったスカウティングがある。

ベンチャーからローバーにかけては、社会人になる寸前の年代。
そう、仕事(職業)を意識する年代でもある。この場合の仕事は職業ではないかもしれないが......仕事に対する準備をしておかなければならないということだ。
いま、君たちがやらなければならないことは、そう責任を果たす訓練なのだ。
スカウトの名誉は、信頼である。そして、信頼は責任によって成り立つのである。

将来、社会人として恥ずかしくない人になること。
そう、その準備がベンチャースカウトであることを忘れないでほしいな.....




世界ジャンボリーがスタートしました。

2011-07-29 12:54:39 | スカウティング
北欧スウェーデンのスコーネ県クリスチャンスタード市郊外にて、第22回ワールドスカウトジャンボリーがスタートした。

前回に引き続きヨーロッパでの開催。

当地はかなり寒く、真夏の今は白夜に近いものがあるみたいです。

そのあたりを私は日本派遣14隊のブログでチェックしています。
http://22wsj14troop.blogspot.com/

みんなの顔がほんとうに素敵です。

やっぱり、一人でも多くのスカウトをこのステージに立たせてあげたいと心から感じました。
ベンチャー、ローバーの諸君、再来年は日本ジャンボリー、その2年後は山口県で世界ジャンボリーが開催される。
その日のために、そなえよつねに! 
準備をしておこう。

イチロー語録より

2011-06-23 10:13:36 | スカウティング
イチロー語録より…
「とんでもないことを成功させるには、小さなことを積み上げていく以外にない。」

大きなハードルをいきなり設定しても、いっぺんに越えるのは難しい。
小さなハードルをいくつも設定し、それを越える訓練をしつつ努力し続けるモチベーションを高く保つ。
そういう繰り返しがやがて大きな成果となって現れるのだと思うな…

よきスカウト、よき市民になる…
近道はない。
抜け道もない。
地道な努力と小さな成果とを積み上げることだ。

若者たちの力

2011-06-04 18:45:42 | スカウティング
NHK BSのCOSMIC FRONTというテレビ番組を見ていた。
ガリレオの足跡を宇宙物理学の東大教授がたどるという番組だ。


ガリレオは40歳代にイタリアのパドバ大学で数学教授をしていた。
この大学は、800年前にその当時自治意識が高かった都市国家パドバの若者たちが当時の領主に嘆願して作られたものだと言う。つまり学生の思いが大学を作らせたわけだ。その大学にはヨーロッパ中から若者が集まってくることになる。

その大学に400年前教授として迎えられたガリレオは、今までアリストテレスなど古い教科書を使う教授が多い中、新しい理論による授業を行い学生たちに人気が高かったという。

そしてそのパドバの町で初めて天体望遠鏡を自作し、地動説につながる観測をスタートさせることになる。

私が驚いたのは、その大学がいまでもちゃんと大学として存在すること、もちろん800年前からの校舎、そして当時の教室、ガリレオが立った教壇への階段もボロボロながら保存されているのだ。
当時の町並みも保存され、裏庭で天体観測したガリレオのアパートもそのまま残っている。

ヨーロッパのすべての国の全ての町がそうであるとは思わないが、伝統あるものの価値を認めて残さなければならないと考えている心がスゴいとおもったな。中世の町並みは現代の車社会には不向きかもしれないが、それは車社会が中世の町並みに合わせるのが当然と考える人々の発想なんだろうね。
今もパドバの大学には天文学を夢見る学生たちが集まっているのだろう。すばらしいことだと思う。
そして、もう一つは800年前に自分たちの向学心を満足させるために、都市国家に大学を作らせてしまうということ。自主自律というか、自分たちで勝ち取った権利を守るためには義務をちゃんと果たすような気概が感じられた。

若者が自分の責任において、自主自律を行う。
自分たちの義務を果たしてこその権利だと思う。
そんな権利を主張する前に義務を果たせる技能と心をもち、自分で考えられる力をもった若者を育てることが大切だと思ったのだった。

ボランティア報告会

2011-05-26 08:52:00 | スカウティング
以前「石巻からの手紙」のエントリーで紹介した我が団の育成会長Kさんが先週の団会議に顔を出した。
震災支援のボランティアに石巻に連休前から足掛け10日間行ってきた。出発の前に餞別を渡した時に会って以来だったが、ちょっとやつれた感じがした。会議では写真を数枚みせてもらった。

これはこの貴重な経験を聴かない手はない!と思った俺は、日曜日の定例VS会議にゲストとしてミニミニ講演をお願いすることにした。

日曜日、開会式を終わり進捗状況確認を終わったあたりでスカウトハウスにKさんがやってきた。
Kさんは私のボーイ世代の隊長....あんまり話がうまいわけではない(笑)でも低音でボソボソと諭すように話をすすめた.......
気になったことを2つ、3つ........

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
60歳定年から始めた日本列島海岸線マイカーひとり旅の時に訪れた美しい三陸の海岸線の思い出が今回のボランティアへの大きな発意になった。

石巻では日連石巻ベースに滞在し、たくさんの仲間とボランティア生活を行なった。日連がセンターで行政とのパイプ役をやってくれたので、他のフリーのボランティアの人たちより効率的に奉仕できた。彼の年齢にはかなりの重労働だったらしい。だけど頑張れたのはボーイスカウトの仲間と一緒に活動できたから....まるで以前からの知り合いみたいに仲良く明るく活動だった。一緒にいたローバースカウト2名が本当に良く動いてくれた。いろんな意味でボーイスカウトという組織のすばらしさを感じた。

テレビで伝えている被災地の映像と実際の現場とは、まったく違う。ガレキの山、なんとも言えない臭い、押しつぶされそうな空気......とにかく説明できない雰囲気だった。

Kさんの言葉「我々は、あくまでも奉仕させていただく」というのが基本スタンス。
「お役に立ちたい...」と思う心が先に立つとは思うが、現場ではあくまでも「奉仕させていただく」のである。
情けは人の為ならず、巡り巡っておのが(自分の)ためなり......まさに人の為に働くことで自分の幸せにつながることだ。
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約30分の講演会だったけど、ベンチャーの彼らには本物のボランティア活動を考えられるきっかけになったのではないだろうか?....

ボーイスカウト応援団の展開

2011-04-30 18:57:13 | スカウティング



いま、いろいろな形で東日本大震災の被災地にスカウトや指導者の手が差し伸べられています。

ボーイスカウト応援団の元々のコンセプトは、
「ボーイスカウトという存在を世間にアピールしていきたい」
単純です。

全国でこの考えに賛同いただいたみなさんも動き出しています。

現地に入れるのは、まだ指導者やRS年代に限られていますが、それでもその姿が後輩スカウトや保護者、ボーイスカウトと無関係な人々の目に、心に響いている事にちがいありません。

今日、テレビで原発の影響で外で遊べない子供たちの話を放映していました。
子供たちが元気でいられない姿を見ると心が痛みます。

いま、ボーイスカウト応援団ではグリーンリボンのデザインを提供することで、子供に笑顔をサポートするコンセプトを共有しようと考えました。

詳しくは、こちらのページをごらん下さい。
http://boyscout-ouendan.doorblog.jp/


みんなの力で一日もはやい子供たちの笑顔を取り戻せるように力を尽くしたいと思います。

石巻からの手紙

2011-04-29 19:33:42 | スカウティング
我が団の副団委員長のKさんが、いま東日本大震災のボランティアで石巻に行っています。
Kさんから近況報告のメールがきましたので紹介します。

「いつも他の人々を助けます」を指針として生きる我々は、彼の行動を誇りに思い、決してあきらめない継続的な支援の模範としたいと考えます。

以下、Kさんの4/27に届いたメールです。



Subject: 少し頑張ってます♪

おはようございます♪
今日で現場5日目、被災家屋の浸水家財の廃棄搬出、泥のかきだし等で、肉体労働です、半端な作業ではありません。。
テレビで見るのと違い、悲惨な現場は言葉になりません。
先日も自衛隊の遺体捜索のそばをすり抜け、被災家屋の泥のかきだし、家財道具は使いものにならないものばかりです。

夜半から強雨、風で本日は作業中止で、神奈川の団が持ち込んだタイ焼器でボランティアの人に振舞い、熱々で大人気です。

毎日の作業終了し本部に帰ってもくたびれてメールする事が出来ません。頭の中も、足元も危なかしくなってますが、もう少しだけ、頑張って見ようと思います。

ボランティアに来ているスカウト関係者はユニーク、多才で面白いです。