ベンチャー・ローバーへの手紙

VS年代、RS年代に知っておいてほしいこと、
伝えたいこと、気づいてほしいこと、そんなことをすこしづつ・・・・

人生に必要な知恵は、すべて幼稚園の砂場で学んだ

2010-06-25 22:34:28 | スカウティング
人生に必要な知恵は、すべて幼稚園の砂場で学んだ

All I really need to know
I learned in Kindergarten.

人間、どう生きるか、どのようにふるまい、どんな気持ちで日々を送ればいいか、本当に知っていなくてはならないことを、私は全部残らず幼稚園で教わった。人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、日曜学校の砂場に埋まっていたのである。私はそこで何を学んだろうか。
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何でもみんなで分け合うこと。
ずるをしないこと。
人をぶたないこと。
使ったものはかならずもとのところに戻すこと。
ちらかしたら自分で後片付けをすること。
人のものに手をださないこと。
誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと。
食事の前に手を洗うこと。
トイレに行ったらちゃんと水を流すこと。
焼きたてのクッキーと冷たいミルクは身体にいい。
釣り合いの取れた生活をすること・・・毎日、少し勉強し、少し考え、少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして少し働くこと。
毎日かならず昼寝をすること。
表に出る時は車に気をつけ、手をつないで、はなればなれにならないようにすること。
不思議だな、と思う気持ちを大切にすること。

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これは、ある講習会の資料にあった文章。
我々が、ちかいとかおきてとかを言い出す前に、幼稚園年代でやらなければならないことっていっぱいあるんだよね。
基本的なことが.......

応援団

2010-06-21 18:33:41 | スカウティング
私は高校生のころ、応援団に在籍していたことがある。

今日は、18時台のニュースで関西大学に交換留学生にきたアメリカ人が応援団に入り、学ラン姿で活躍しているという話題が紹介されてた。
もちろん、授業へ出る時も学ランだ。
キャンパスで、上級生女子チアリーダーに会った時も鞄を地上に置いて、頭を下げ元気にあいさつをする。

彼の行動やことばで、感じたことがあったので、その中から......

「団旗やシンボルには敬意をもって扱わなければならない。先輩に対する敬意と同じだ。」
「あいさつはもっとも大切だ。」


我々ボーイスカウトは、国旗や団旗を大切にしなければならないと言うことくらいはわかっているが、敬意をはらわなければならないと感じているかな.....

帽章にも、胸の記章にも、ベルトのバックルにも我々のシンボルマークが付けられている。
スカウトマークなどのシンボルに対して、敬意を感じて扱っているかな......

応援団は時代遅れだという意見もあるだろう。
不祥事で廃部に追い込まれた応援団もある、
あまり若者には良い印象には映っていないかもしれない。
しかし、そこに身を置き、誰かのために必死に応援を繰り返す若者もいるのだ。
そして、彼らはその行動に情熱と誇りとを持ち、仲間を大切にし、模範になろうとしている。


法政大学の応援団ホームページに、下の方針が掲載されていた。

スカウト精神、とくに年長のスカウトにはゆっくりと自分が置かれている立場と照らし合わせてほしい。


法政大学応援団方針
ビジョン(基本理念)
 私たち法政大学応援団は
  人への熱い思いを応援という形にし
   人のために全力を尽くし、人を勇気づけます
  学生の代表としての自覚と誇りを持ち
   社会から必要とされる存在であり続けます

ビジョン(行動指針)
 ・人を敬い、自らを律し、何事にも真剣、本気で取り組み ます
 ・常に相手の立場を考えて行動し、一人一人を大切にします
 ・学生生徒の代表として、学業と応援団活動を両立させます
 ・仲間のことをよく知り、活動を通じて得られる絆を大切にします
 ・進取を伝統として、社会に適応していきます