翁の徒然なる日々

日々是自遊

青年は自民をめざす!?

2023-01-12 11:30:00 | 日々の徒然
 JNNが行った世論調査で岸田内閣の支持率が前月より3.2ポイント上昇し、37.4%だったと報じられました。
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 一方、10日に発表されたNHKの世論調査では、先月より3ポイント下がって%でした。いずれにせよ、30%台であることだけは変わりません。

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 また、政党支持率は自民党と参政党、そして何故か社民だけがプラス、他は全てマイナス、岸田内閣の支持率は下がっても、自民党の支持率は逆に上がっています。
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各党の支持率は NHK世論調査 | NHK

各党の支持率は NHK世論調査 | NHK

【NHK】各党の支持率です。

NHK NEWS WEB

 某宗教団体の件は野党の支持率アップには、ほとんど繋がらなかったのかもしれません。

 でも、ちびっこギャングこと立憲民主党の安住国会対策委員長は、鼻を膨らまして、細田衆議院議長の某宗教団体との関係を追及すると言ってました。やることは他にもあるでしょうに、本当に暇ですね。

そして、こんなニュースも
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 立憲民主党の岐阜5区で総支部長を務める今井瑠々(いまい・るる)(26歳)氏は、所属する立憲民主党を離党し、今春の統一地方選挙の岐阜県議選に自民党の推薦を得て立候補することを表明しました。
 
 今井氏は、一昨年の衆院選に立憲民主党から出馬して落選。また、同氏は最年少立候補者として全国的に注目されました。

 早速、立憲民主党の執行部は激怒、今井氏を非難し、処分することを表明しました。青年は自民をめざす、まさに逃した魚は大きかったようですね。

 二十歳半ばといえば、当選してもまだ初心者マークの議員ですよね。一体何があったのでしょうか?
 
 この歳で政治の世界を志すには、世の中を少しでも良くしたいという自分なりの理想、政策そして使命感があったに違いありません。一旦は立憲民主党の政治理念に賛同して、代議士を目指したものの、理念や理想だけでは自分のやりたいことは実現出来ない現実を知ったのだのではと、翁は思います。

 ネットには人として云々とか、節操がないなどと批判するコメントが多く見られますが、政治の世界は一寸先は闇ですからね。綺麗事ばかりではありません。そもそも今の政治家に節操などあるのでしょうか? むしろ早めに気がついて良かったとさえ思います。後の審判は有権者が下します。

 敢えて言えば、政治理念が合わないのに、ダラダラと自分の志しと合わない政党にいても仕方がないと思います。よりリベラルな自民党で正解だと思います。また、今井氏は翁の母校の後輩とのこと、負けるなガンバレ。

 なお、立憲民主党から自民党へくら替えした先輩には、細野豪志氏、長島昭久氏、桜井充氏らがいます。また、松本剛明現総務大臣も以前民主党政権の外務大臣でした。これを見ればよくわかりますよね。



若者の支持
 安倍政権以降、若者の自民党支持が増えたと言われています。昨年、某宗教団体の件がありましたが、その傾向はあまり変わっていないのかもしれません(憶測ですが)。野党、特に立憲民主党の支持が上がったとは到底思えません。
 
 そして、立憲民主党が若者の支持を得られない理由として、少し古いですが、こんな記事がありました。
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 この記事では野党第一党の立憲民主党が若い方たちに支持されない理由として

  • 若者の政策ニーズとのズレ
  • 怒りっぽい人を嫌う風潮
  • 旧民主党と変わらない布陣
  • コア支持者ばかり見ている
などをあげています。

 この記事をお書きなった日本若者協議会代表理事の室橋祐貴(むろはし・ゆうき)氏がどのようなお立場の方なのかは存じませんが、ご指摘は的を得ていると思います。特に怒りっぽい人を嫌う風潮について、本当にその通りですね

 国会の予算委員会での金切り声をあげて質問と称するクレーマーもどきの追及や「合同ヒヤリング」と称する公務員に対するパワハラのようなパフォーマンスに、若者は、「このおじさん、おばさんたちは、一体何をやってるんだろう、まるでイジメのようだ」と思っているかも知れません(あくまでも想像ですが)。

 もっとも今どきテレビを視ている人は、私のようなある程度歳のいった暇な人々なのでしょうから、その年齢層の人々は痛快に思うかも知れませんが、若者はそもそもテレビを視ないそうなので、上から目線のもの言いは、今の若者たちには敬遠されるのでしょうね。

 批判ばかりでクレーマーもどきの政党の支持率が上がらないのも当然といえば当然です。自分の周りにもいましたが、常に他人の悪口や批判を言っている人は友だちにしたくありません。

 また、室橋氏の前回(2017年)の衆議院選挙の結果を受けてのこんなブログがありました(前記のブログ記事の中にもリンクがあります)。

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◆意外と保守的
 この記事にあるように、前々回(2017年)の衆議院選挙では、18〜19歳の若者の47%、20代の49%(ANN調べ)が比例で自民党に投票したという出口調査があり、若者の「保守化」傾向が見られたそうです。そして、この傾向は、自民党が政権に復帰した2014年頃から既にその傾向はあったとも言われています。

 また、40代以下は自民党日本維新の会「リベラル」な政党だと捉えており、共産党公明党「保守的」な政党と捉えているとのこと、自民党=保守とずっと思ってきましたので「えっ!そうなの」と少々驚きです。

 その頃は安倍政権でしたが、自分たちの将来、就職を考えると、多少なりとも安心出来る自民党をリベラルと捉えて投票したのかも知れません。そして昨年の参院選もそうだったのかも知れません(わかりませんが)。昨年の安倍元総理の国葬に若者たちが献花に並んだのも頷けます。

◆昔のまま

 一方、自分たち、いわゆる団塊の世代と言われる今のお年寄り連中は、学生時代、多少なりとも学園紛争を経験しているので、安定した老後生活を送りながらも、昔の革新的?な考えを引きずっており、酒の席でも「アベがー、スガがー、キシダがー」なんて言ってる人が少なくありません。

 「そうだ」とも「違う」とも言えませんので、第一、お酒も不味くなり、楽しくないので、なるべく早めに退散することにしています。もっとも、今回のコロナ禍で飲み会そのものがなくなり、実は助かっていますが。

こうしてみると、

 若者=自民党・日本維新の会=リベラル 年配者=立憲民主党・日本共産党・公明党=保守といった構図が見えてきます。さらにリベラルには国民民主党が加わるのでしょうか。

 社民党はもちろん保守です。れいわはわかりませんが、野党共闘に加わりましたし、そもそも新選組と名乗っているのでやはり保守なんでしょうね。

 今の世の中「政権与党」は何をやっても叩かれます。特に岸田政権は某宗教団体との関係や4人の閣僚交代などがありましたのでなおさらです。

 そんなことは百も承知の上、選挙で約束したことは速やかに実行すること、それで良いのではないかと思います。夢物語を掲げてもそれが実行されなくては何の意味もありません。要は実行力。

 自民党は、年配者だけではなく、自分たち若者にも目を向けてくれる政党=リベラル、と若者が思っても何ら不思議ではありません。そのように考えると若者の自民党支持も別に驚くことではないのかも知れませんね。

 当然のことですが、これから野党のコアの支持者の昔若者だった層は、徐々に減っていきます。駅前でビラを配っている年配者の方たちを見ればよくわかります。殆どが年配者、若い人はいません。
 
 次代を担う若者に目配りしない、タネを蒔かない(囲い込まない)政党は先細り必至でしょうね。今回の今井瑠々氏の離党はその良い例です。昔と違い自民党=保守ではなく、自民党こそリベラルと思っている若者にこれからの日本を期待しましょう。

 自分は何のエビデンスも持っていませんので、いつも他人のお書きになった文章の感想文のようなブログ記事しか書けません。すみません、ごめんなさい。

 でも、文章を書いていて、保守と革新(リベラル)が分からなくなりました。一度整理しなくていけませんね。

 それは改めて…

 暇な年寄りの戯言ですので、どうぞご放念ください。

 Have a nice day!



注記:リンク🔗した記事等は予告なく削除されることがありますので、予めご承知頂きたくよろしくお願い申し上げます。


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