翁の徒然なる日々

日々是自遊

お盆休みになると思い出すあの日のこと・・・

2022-08-12 19:30:00 | 日々の徒然
◆お盆休み
関東地方は連日の猛暑で、外にいるとまるで鉄板の上にいる"たいやきくん”のようです(大袈裟ですが)。

一方で、東北地方では、大雨で大きな被害が生じ、お盆どころではないかもしれません。本当に大変な状況で、お見舞い申し上げます。

また、明日にも台風8号が関東地方に接近すると報じられていますので、それも心配です。

昨日(8月11日)は山の日、お盆休みが始まりました。

今年の夏は、3年ぶりに、いわゆる行動制限のない夏休みということで、久しぶりに、帰省ラッシュ、出国ラッシュの様子が報じられています。

おじいちゃん、おばあちゃんに会いたい、孫に会いたい、家族や友人に会いたい、都会を離れて、夏を満喫したい、などなど、この一週間は人の動きが一番活発になる時期ですね。

しかし、かく言う私は、お盆は今年もステイホームになりました。関東地方は新型コロナウイルス感染判明者が急増していますので、お盆の時期は家にいることにしました。

夫婦とも高齢者であり、4回目のワクチン接種は済ましていますが、各県の感染確認者を見ると外出を躊躇します。この時期は 何処へ行っても密になりますので、エアコンの効いた部屋で冷えたビールでも飲んで、ゴロゴロすることにしました。  
そして、

◆あの日
今日8月12日は、忘れもしない、日航ジャンボ機墜落事故が発生した日です。
今から37年前の昭和60年(1985)8月12日(月)夕方、帰省客、ビジネス客を乗せたジャンボ機が群馬上野村の御巣鷹の尾根に墜落、乗員乗客524人(乗員15人、乗客509人)、うち奇跡的に助かった4人の方を除く520人もの尊い生命が失われました。
犠牲者の中には国民的歌手の坂本 九さん、阪神タイガースの中埜肇球団社長もいらっしゃるなど、とても衝撃的な事故でした。

◆帰宅途中に
あの日は月曜日、一週間のお盆休みの初日でした。
私の職場では交代で夏休み(お盆休み)を取っており、私は後半組でしたので、あの日は出勤、午後6時過ぎに職場を出て、電車に乗って帰宅途中でした。

当時はもちろんスマホなどはありませんでしたので、何時も携帯ラジオでニュースなどを聴きながら帰っていました。6時半から7時近くでしたか、NHKラジオのニュースで、日航ジャンボ機の機影がレーダーから消えたとのニュースがありました。

えっ一体なにが起きたの? と思いましたが、生憎、地下鉄部分に入り、ラジオでは聞き取れませんでした。ようやく地上に出て再びラジオのイヤホンを耳に入れると、大阪伊丹空港行きのジャンボジェット日本航空123便(ボーイング747SR -100型機)が墜落したらしいとのニュースでした。 

◆奇跡も
帰宅し、テレビをつけると、どうやら、関東北部の山の中に墜落した。翌日朝から捜索すると報じられていました。

そして、翌日は朝から墜落現場となった御巣鷹の尾根の凄惨な現場の様子が報じられて、結構ショックでした。

そんな中、お昼休みにテレビで奇跡的に4人の方の生存が確認されとのニュースかあり、ヘリコプターで吊り上げる救出劇を見て、少し救われたような気がしました。

確か客室乗務員の方、それと女のお子さんがいらっしゃつたと記憶しています。
とにかく、世界的にも最悪の航空機墜落事故ということで、世間の耳目を集めました。

一連のニュースの中で、圧力隔壁、金属疲労、ダッチロールなどの言葉が飛び交っていたことを思い出します。
この大事故で、もともと飛行機が苦手な私の飛行機嫌いに拍車がかかりました。

◆そして現在でも
また、今年4月に、北海道の知床観光遊覧船の悲惨な沈没事故があり、多くの人命が失われました。遭難した半数の方の安否も不明のでままです。
これらのニュースに接する度に、人の生命を預かる事業者の方々には、乗客の安全を第一に、この様な事故が二度と起きないようにして欲しいと願っています。

また、お休みに何処かに出かけるとついつい気が緩みがちです。
交通事故など、事故に遭わないように気をつけて行動制限の無い夏を楽しんでください。

そして、感染対策も忘れずに。

終わり