檜舞台

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長唄 「しずのおだまき」

2012-01-19 10:35:50 | 趣味
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解説 

明治四十一年初演
船弁慶の後日談といった形の曲で、静御前が鎌倉八幡宮で法楽舞を舞ったくだりを取り扱ったものです。静かは磯の禅司の娘で、もと京の白拍子でありましたが義経が頼朝に疎まれて逃亡するや吉野まで従い、寺僧に捕らわれて鎌倉に送られたその道行から頼朝の所望により舞をまうくだりがこの曲です

この舞踊は、最初の謡いだしが素晴らしい

「吉野山、峰の白雪踏み分けて、峰の白雪踏み分けて、入りにし人ぞ恋しきに」

この謡いだしが大好きです

一度踊ってみたい踊りです

昨日NHKのテレビ番組「歴史秘話ヒストリア」をみてこれが「吾妻鏡」からとった詩だということが分かった

本当に振りの少ない踊りです

振りが少ないので初心者は踊りにくいと思います

しっとりと、情感こめて踊りきったなら素晴らしい踊りですね