當麻寺は魑魅魍魎(ちみもうりょう）の世界だ

　當麻寺といえば、中将姫に代表されるような美しい心をする想像が

決してそのような生やさしいものではない

特に権利寺院の僧侶たちは筆舌に尽くしがたいほど醜いものである

信者や市民は騙されないように、賢く賢くならねばならない

報道陣やマスコミも騙されてはいけないのです

当麻寺の裏側の面も報道することが必要な時代がやってくるであろう

当麻寺を愛する市民より

白蛇盗仙草 宗家藤間会

　先日歌舞伎座で生で見た「白蛇盗仙草」をテレビがとりあげていた

この作品は京劇をもとにした作品で、昭和四０年一月日生劇場で

六世藤間勘十郎が構成・演出・振付をして上演した作品です。

今回八世藤間勘十郎師が台本を補綴し、地方（じかた）も清元・常磐津・長唄に改め

市川猿之助、中村勘九郎、中村七之助、当流名執になられた若手の皆様の出演によって

昔の作品を復活させたもの

　内容は、大病を患った白蛇の女房が、主人の病を治さんがために、いろんな障害

苦難(虎や天狗などと戦う）を乗り越えて、とうとう仙人のところにたどりつく

そして仙人から処方箋の草を頂くという設定

なんだか私の経験に似通っている

不思議だ

どうして素晴らしい玉を磨かないのか？(當麻寺）

　當麻寺には日本に現存する最古の東西両塔がございます

現在東塔は見る影もなく、竹林に取り囲まれ、鬱蒼としております

行く世紀も経て埋没した遺跡のようになっております

この現状如何なものでしょうか？

英知に輝く僧侶達ならば、あんな状態を何十年と放置しないでしょう

素晴らしい宝を持っていながら、勿体ない事でございます

自坊の宣伝より、なにが大切か？

自坊より當麻寺を中心に考えることが結局塔頭寺院も救うことなのです

ヨークかんがえよ