檜舞台

日本舞踊の世界を覗いてみませんか?

中村時蔵さんのふっとした瞬間が素晴らしい

2016-09-29 09:36:13 | 趣味
 26日夜の部 荻江節 「金谷丹前」

丹前とは、江戸時代の初めに流行した気取った歩き方を称したもので、元は

長唄のたいへん古い曲を、近年荻江節に荻江露友師がつくりかえたものです

 今回は絵師の娘と、絵から抜け出した「傾城」の女形の二人立ちで、中村時蔵さん

と中村梅枝さん親子で演じられました

お二方、藤間の名執になられております

時蔵さんは紫綬褒章をもらったかたですが、やはりベテランの年季をかんじました

藤間勘千栄

グラナダの輝く太陽に導かれて

2016-09-23 15:31:36 | 趣味
 私はなぜかスペイン、それもアルハンブラ宮殿に魅せられていた

いつか行こう、主人が弾いていた「アルハンブラの想い出」

この曲は私の心に染み入っていたのだ

とうとう来てしまった

アルバイシンの丘から見下ろす、ライトアップされたアルハンブラ宮殿

素晴らしい

それにギタリストが弾いていた曲とのコラボレイション

音色がいっそう宮殿を輝かせた

私は涙がとまらなかった

やっぱり来てよかった

百聞は一見にしかず

なんてロマンチックなんだろう!

季節的にもちょうど心地良かった

次の日早朝よりグエル公園

坂道を歩いた歩いた

人はちらりほらり、まるで自分の庭のような贅沢感

あちこち独特の芸術性あり

そして、いよいよアルハンブラ宮殿に入場する

アルハンブラ宮殿内部の芸の細かさは語りつくせない

百聞は一見にしかず

昨年の回想であるが筆にしたためて置きたかった

世界遺産 高野山奥の院墓参 「蛇柳」の供養塔見つける

2016-09-19 21:13:54 | 趣味
 道行ならぬ一人旅、初めての高野山墓参でした

多数の歴史上の人物の墓が林立する中で、私は「蛇柳」(じゃやなぎ)の供養塔に

遭遇いたしました

見落としてしまいそうな場所でした

しかも帰りは一旦幹線の道路に出てまた墓のある支道に戻ったとたん出くわしたのです

縁としか思えません

9月27日歌舞伎座千秋楽にて団十郎18番当たり役「蛇柳」を楽しみにしていた矢先のことで

全く偶然の事とも思えません

 もちろん市川団十郎のお墓もありました

これまた人生の慈しみかな?

藤間勘千栄

清元、常磐津、長唄掛け合い 白蛇盗仙草

2016-09-04 15:32:40 | 趣味
平成28年9月26日夜の部in歌舞伎座

おそらく現御宗家八世藤間勘十郎師による作詞作曲振付であろう

「白蛇盗仙草」

出演者  藤間勘十郎  中村勘九郎  中村七之助  坂東亀三郎  坂東亀寿

中村歌昇  中村種之助  中村壱太郎  尾上右近  市川猿之助 

以上の俳優さんで繰り広げられる舞踊劇

これは見もの、私は今年は特に白蛇さんにご縁いただいたようで

ご宗家が白蛇に因んだ舞踊劇を作られたのも何かのご縁でしょう

あっっと驚くタイトルです

26日千秋楽の舞踊は藤間勘祖(七世藤間勘十郎)さんと中村吉右衛門さんによる

義太夫「卒塔婆小町」です

見どころいっぱい

今からわくわく楽しみです

藤間勘千栄(藤間嘉保改め)