檜舞台

日本舞踊の世界を覗いてみませんか?

初めての後見 神戸文化会館

2017-12-16 17:27:35 | 趣味
  初めての後見デビュー

 曲名は「花山(かざん)の男舞」

 衣装は頭の先から足のつま先まで黒づくめの出で立ち
 
 「花山の男舞」この曲は八世藤間勘十郎さんの作詞作曲振付

 宗家藤間流独特の舞踊である

 補佐役である後見の仕事を書き留めておこう

 Ⅰ.立方から中啓もらう

   太刀の腰の紐ほどいて太刀を立方にもたせる

   二重に着た着物の中のたもとを両方内側にだす

 2.太刀をもらう

   石帯ほどく

   長絹をひらりと脱がす

 3.烏帽子を脱がして、用意した烏帽子を立ち方にもたせる

 4.二重に着た着物の帯より上を脱がせる

   上半身、中に着ていた着物がみえる

   両袂を帯締めに挟む

   振り鼓をもたせる

 5.中啓を立方に持たせて、振り鼓受け取る

   4日程師匠の稽古場に通った

   失敗は許されない

 後見によっても舞台の成功、不成功をきめる

 なんとかスムーズにこなすことが出来た

 充実した一日でありました

 
 
 

斉藤一人さんの教え

2017-09-11 09:18:12 | 趣味
  私は最近一人さんのユ-チューブをよく聞いています。

 とても分かり易く、なかなか響きのいいお話です。

 落語を聞くような気持ちで聞いております。

 その中で印象に残ったものをピックアップ。

 Ⅰ.あくまで自分の機嫌をとること。

   不機嫌な他人の波動に流されてはいけない。

   どんなときでも機嫌よく暮らす。

 2・自分の能力を出し切る。

  天から見たら、なまけているか、頑張っているか分かるからだ。

 3.徳を積む。

   他人が落ち込むような言葉をつかったりしない。

   いやがることをしない。

   他人の心が軽くなるような言葉を使う。
 
 4.魂力。

  これは例えですが

  全身ブランドで飾った人より白衣のマザーテレサのほうが魂が上なのです。

  大会社の社長より、機嫌よく働いている郵便配達員の方が魂がうえなのです。

  魂が上の人間には絶対勝てないと斉藤一人さんは諭してくださいました。

  この4っつが人間力ではないか?

  この年になって教えていただきました。

  感謝、感謝。



  

離見の見(りけんのけん) 世阿弥の言葉

2017-09-10 19:54:18 | 趣味
  世阿弥が能楽論書「花鏡」で述べた言葉。演者が自らの身体を離れた客観的な

 目線を持ち、あらゆる方向から自身の演技を見る意識の事。反対に自己中心的な

 狭い見方は「我見」といい、これによって自己満足に陥ることを厳しく戒めている。

 人生にも共通する課題である。
 

常磐津 「夕立」

2017-09-07 17:28:54 | 趣味
  久々に、夏の暑い最中に舞台で踊らせていただくことになった。

 本衣装を着けて、地方さん付きで踊る舞台ではないが、私にとっては

 舞台で踊ることは、非常にいい勉強になる。

 前もって、八世藤間勘十郎さんに稽古をつけて頂いた。

 「目線がどうしても下に向く。江戸の粋を表現するように。上方(関西)の人は

 しっとりした上方舞が得意で、江戸の粋がなかなか表現しにくい。」と批評されました。

 その反対に関東の人は上方舞を表現することが難しいということです。

 その土地に根付いた気質風土があるものです。

 八月に踊ったDVDを見て、なるほど下に向いた視線をあと20度上に向けたら

 踊りがもっと生きたであろうと反省した。

 何事も「離見の見」が芸術家にとっては重要と言うことです。

 独りよがりになってはいけないということです。

 感謝




 

 

心の建て替え

2017-07-23 16:53:22 | 趣味
まず私のブログが私の意思によらずに削除されたことをご報告いたします。

あのブログは当麻寺念仏院の唯一の生き証人として、末代に亘って残して置きた
かったブログでございます。私の何十年にも亘る潜在意識,心の叫びでございました。
ところが不思議なことに、ブログを削除されましてなんとスッキリしたことか?
改めて、goo事務局さんに感謝の念を申し伝えておこうと思い立ったわけでございます。
恐らく真実に迫ったために当該者だと自覚された相手は困り果て、誹謗中傷だの、人権侵害
だのとブロバイダを責め立てたのでしょう。

人間というものは、なかなか自分の力では過去を断ち切れないものでございます。
「心の建て替え」をするためには、なにかきっかけになるものがいるのです。
それが私のブログ削除でありました。

今回、浄土宗との和解調停後二か年以上経過する中、違法墓地解消に向けての墓地許認可申請
がようやく住職より提出されました。手続きに時間がかかり過ぎたことやその内容に不満はある
ものの、この際過去の因縁はさておき将来のために新たな一歩を踏み出したいと決意しました。
しかしながら、決して念仏院護持法灯をあきらめたわけではございません。

末筆ながらご報告いたします。
有難うございました。