広島の山

隠された古代史を明らかにする

紅葉の「黒ダキ山」

2006-11-20 02:13:29 | 写真

11月7日、紅葉を見に吉和の黒ダキ山(1084.7m)へ行くことにした。

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 左図の赤十字印が黒ダキ山。

朝1Tatuno0時に、立野キャンプ場に着いたら雨だった。30分待つと雨は止み、陽が射してきたので登山開始。

Rindouhenohasi

 細見谷を渡る橋には、車の進行を防ぐロープが張ってあり、ここを跨いで対岸の下山林道へ歩き出す。

Hasinojouryuu 橋の上流側の風景。

Hosomidanigawa 細見谷側も樹木が多く、谷底が見えない。

Hizasi 陽射しが明るくなり紅葉日和になってきた。

Tochuu 黒ダキ山は広葉樹の原生林が多く、登り口まで続く下山林道は細見谷に沿うかたちで延びている。

Tozannguti 立野キャンプ場から1時間弱歩いて、やっと登山の取り付き点に近づいた。

Agattatokoro 目印のトチノキを過ぎるとガレ場の斜面があった。今年9月登った人のHPには、誰でも解るほどに赤テープが鈴なりに登り口の木に巻いてあった、と記事にあったが、2本しか発見できなかった。おかしいな、と思いつつガレ場を無理矢理よじ登る。文字通り”自然の風景”がそこにあった。

Hikritokage 光と影の織りなす風景。

Nihoniwakaretaki 風景は素晴らしいが道が無い。「踏み跡は明瞭である」と書いてあったが全く無い。道は無いがそれほどの「藪」でもないので、さらに斜面を登っていくと根本から2本に分かれた大きな樹があった。

Kinonemoto 疲れたので、その樹の根本で休憩することにした。

大きな樹だった。

しかし、どうやら登り口を間違えたようだ。頂上に登るのは断念し後日再度挑戦することにし、退却することにした。


表匹見峡 「ヤマの谷」を歩く

2006-11-18 02:54:05 | 写真

10月10日。桑原良敏教授著「西中国山地」の中の、「この谷(匹見川から広見山へ通じる”ヤマの谷”)には巨木が多く、ブナ-クロモジ群集の樹林で・・・」の一節を読み、”ヤマの谷”を探検してみたくなった。場所は次の地図の赤い十字印から広見山へ遡行する谷である。

 Photo Yamanotani                                          

                

     

Hikimigawa1 ”ヤマの谷”入り口の匹見川。水量が少なく、飛び石伝いに対岸のヤマの谷側へ渡れた。

Hikimigawa2_1  ”ヤマの谷”側から見た匹見川。

Yamanotaniiriguti  「西中国山地」によるとヤマの谷入り口の左岸に道があると書かれていたが、わからなかったので右岸から登ることにし、敢然と岩場を乗り越え写真右上の斜面を木を摑みながら登って行く。

Yamanotanikara1  ヤマの谷の中の斜面から来た方向を振り返る。

Taninonaka  斜面をどうにか登り越すと、そこには径があり両岸にブナの原生林が続いていた。しかしこの小径も200mほど進むと発電用の取水口の堰堤のところで消え、渓流の中を歩いて進むしかなかった。斜面を登って疲れたので今日のところは退却することにした。

今来た径をどんどん戻って行くと、”ヤマの谷”入り口のスグそばの林の中に降りて来た。結局、「西中国山地」の記述通りだった。