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PTSD、だそうだ。

2013-06-28 11:30:32 | 日々つれづれ
6月も気づけば終わり。

誕生日を迎えて
アラフォーと呼ぶのはもはや不可能になった今日この頃。

誕生日は
朝から月1回の脳外科経由心療内科。
事故以来、右眼横の痺れとわずかだが痛みが取れないのだ。


脳外科医があらゆる手段を使って治そうと試みてくれている。


そこで先月から通うことになったのが心療内科。
若い医師の言われるがママに検査をすると立派なPTSDという結果が出た。

なんじゃそりゃあ!と心のなかでは毒づいたが
治療とあらば仕方がない。

薬はいらない、と言うわたしに
医師はTFTという療法を紹介してくれた。

とにかくツボを叩くのだ。

手のツボを叩きながら
眼をぐるぐるさせ、「咲いた咲いた」のハミングをする。
はい、やって見ましょう!と言われ
真剣に大人ふたりで
んんんーんんんーんんんんんんん♪ 

この図は痛い 


誕生日なのになぁ~ と
嫌々ながら、また今月も心療内科へ行った。

今日は急ぐので、と早めに切り上げようとするわたしに
若い医師は
「じゃあ、アレだけやっておきましょうか」。

そして彼は
「今日はこれでね」
と言って
まじめな顔で「ハッピーバースデー」のハミングを始めた。

んっんんーんーんんー♪ んっんんーんーんんー♪


なんだか、この歌がいちばんツボを押さえておる。
さすがだ


早く治りますように 
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熟女グータン。

2013-06-22 19:22:42 | 日々つれづれ

ここ半月、多忙極まり

すっかり体力がなくなってしまったことを痛感する日々である。

痛感といえば

先月末にわたしの快気祝いと称して

同年代のクリエーターの女性2人と飲みに行った。

仕事を通じて知り合って意気投合し、いつか夜!!! といいつつやっと叶った宴。

うつぼの近くの小洒落たカフェに集合。

飲み会といえば居酒屋かせいぜい料理屋しか思い浮かばないオサーンなわたしはそれだけで新鮮

しかし

なんと

そこは

ワインがボトル1本1,000円

飲むわ喰うわ飲むわ飲むわ。

アルコールが進むにつれ、それぞれの仕事の顔しか知らなかったのが

思いがけないプライベートのアレコレに話が及んで盛り上がることこのうえない。

まるで熟女グータン。超熟。  パンか!

結局ワインあほほど開けて久しぶりの午前様。

翌日の夕方、3人の間を飛び交ったメールはいえば

濃かった夜を讃える内容と

お互いに失ったモノをたずね合う、実に年相応な内容であった。

飲むにも体力を使う。

もーそろそろ大人しくせねばなるまい。














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ひさびさに腹筋を鍛える。

2013-06-20 22:43:04 | 日々つれづれ
思い起こせば7ヶ月前は入院していて

仕事に復帰できる日が来るのか、ちょっと心配していたのに。

この6月ですべての仕事が復活した。

と、いえるのは

なくなったはずのレギュラーが戻って来たからだ。

わずかな金額ではあるが、電話を受けて心の中で小さくガッツポーズ。

しかし体力が激減しているので、新規の仕事はよほど義理がない限り断っている。


もう3年目になるとある企業の冊子モノ。

冊子モノは膨大な文字量のため、基本的に特集ページや出稿前の校正だけ担当している。

最終段階になった原稿数十枚を前に、まる一日かけて、大人7人が膝突き合わせて会議を行う。

重箱の隅をつつきあうしんどい会議だが

今年はわりとスムーズに進み、挟み込む「読者アンケート」のゲラになった。

クライアントはその選択肢を今年から一新し、“「普通」をなくす! ”とおっしゃる。

内容の充実度や信頼性といった項目に加え、「デザイン」という項目があるのだが

今回、そこの選択肢が

「大変良い」「良い」「悪い」「大変悪い」 の四択になっている。

これが、ツボにはまった。思わず『ぷ!』と吹き出してしまい

  あの。。。。これって実質二択ですよねぇーと指摘する。

凍りつくデザイナー氏。

一同、そうだねー悪いについたら Tくん大変だねー と口々に言いつつそのままスルー。

もうひさびさに笑いのスイッチが入ってしまい

腹筋をわなわな言わせながら耐えた。

人ごとだから笑えるのだが、こんなんありか?

わたしのスイッチは一度入ると恐ろしくしつこい。

ビジネスシーンにはとても通用しない感度、なのである。

その後はフツーの発言の語尾まで『ぅふっ』となってしまい

それを妙に誤解したお偉い人がギャグを飛ばし場をさらに凍りつかせるのであった。

こうして書いてるだけでまだ笑える。転がって笑える。T くんごめんね。

みなさん、いろいろなアンケートに遭遇する機会があると思いますが

「悪い」には

どうか丸をつけない思いやりを持ってください(笑)ぷぷっ






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志の輔・談春 祝祭落語会@フェスティバルホール

2013-06-06 20:11:03 | 芸能いろいろ

この春、生まれ変わったフェスティバルホール。

その祝祭イベントの一環として、志の輔・談春の兄弟落語会が開かれた。

2,700人収容のコンサートホールでの落語会が、なんと即日完売。

凄まじい人気だ。

大阪をリスペクトした洒落たセットで幕が開き、

ふたりの口上はこの名門ホールへの賞賛に終始した。


ちなみにこのホール、

音が天から降ってくると有名で

この音響設計を愛する演奏家は数知れない。


たしかに、一階のおじさんの “ ゴホン ” が、

スパイラルしながら三階まで伝わっていく。

妙に美しい余韻に笑う。

二階奥の席に座ったわたしからも

ふたりの顔は、天からの眺めのようだった。


◎立川談春「大工調べ」

 後半の流れるような啖呵が見せ場。
 正直何を言っているのか分からなかったが、圧巻であった。
 これをここでやるのが談春さんの粋なところなんだろうなあ。

◎立川志の輔「徂徠豆腐」

 お人好しの豆腐屋と、学者・荻生徂徠の熱い噺。
 火事と人情が名物の江戸の町。
 そのリアルに、何度聴いてもジーン

 ……だが、わたしはといえば、マクラの入院話がなんともショックで
 終演後も後をひいてしまった。
 どうか、どうか、御身大事にしてくだせえ、師匠。




最後はシャキッと江戸前三本締め。


志の輔さんの言葉を借りるなら、

------ もうフェスティバルホールはこれでおしまいでもいいだろ。

わたしにとって、そんな忘れ難い夜となりました。


 
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