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ラブリー門司。

2009-09-24 19:09:36 | Weblog
連休!

弾丸のように一泊二日ツアー。

行き先は門司。

わざわざ行く場所ではないから、わざわざ行ってみる。

門司港レトロとバナナの叩き売り。

そして巌流島ツアー。(バガボンドもいよいよ最終章に入ったしな)


突然にも関わらず、取れたのは、バラックみたいなアジアンな宿。

国道に面したやけに広い部屋で、

トラックが通るたび揺れるので目が覚める。


でも「栄町銀天街」という

名前だけは景気のよい商店街で素晴らしくうまい酒を呑んだ。

町も店も人情も、昭和(しかも初期)で時が止まっている。

写真は居抜きで借りたくなった商店街のなかの「平民食堂」。

残っているのが奇跡、だ。


大好きな作家さんの故郷、門司。

7時間の高速はさすがにきつかったが

わたしにとっては最高に思い出に残る町、であった。



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立川志の輔独演会@京都造形芸術大学・春秋座

2009-09-23 17:34:14 | Weblog
何度目だろう、このタイトル。

9月12日は京都まで追っかけて来た。

時事ネタをたくみに盛り込む、たっぷりのマクラ。

“ 坊さんが仏像を盗んで、ヤクザがペコちゃんを盗む時代。

でね、皆さん。仏像よりペコちゃんの方が高いんですよ! ”

身に覚えのあるわたしは笑いが止まらなかった。



◎立川めんそーれ 「たらちね」

前回よりは聞きやすかった、めんそーれさん。
こんなに素晴らしい舞台で、
たくさんのお客様のまえで、
お稽古できてよかったね………♪


◎立川志の輔   「バールのようなもの」

バールのようなものはバールではない。
この噺のせいで
ニュースでこのフレーズが流れるたびに
笑ってしまうのはわたしだけではあるまい。

女のような男、は女ではない。
でも妾のようなもの、は妾でないことはない。
うーん、深い。面白い。


◎松永鉄九郎    長唄三味線 勧進帳・大薩摩

初めてそのお姿を拝見した。
めちゃカッコいい。想像以上に若くてシュッした男前。
こんなひとがいる限り、伝統芸能の人気も大丈夫なんだろうな。
長唄、なんてゆうちょっとマニアックな部門でも。


◎立川志の輔   「井戸の茶碗」

もしや、やっぱり。
これで2回連続。でもいいや、大好きな噺だから。
今月、もう一回西宮で志の輔さんを聴く予定なのだが
もしかして。

…もう覚悟は決めたぞ。
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下水道ブルース。

2009-09-07 18:53:42 | Weblog

市が

公共下水道をつけろと言っている~

今月中につけろと言っている~

つけたら補助金くれると言っている~

ああ、見積もり~ そこで、見積もり~

一社は130万円~ ぶっとぶオイラに天の声~

「わしがきいちゃる~」

そこで出て来た45万円~ 

この世は不思議 摩訶不思議だぜ 下水道ブルース♪

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恵比寿にて。

2009-09-04 15:54:34 | Weblog
先日の一泊二日東京弾丸ツアー。

初日は友人Aさんがまる一日付き合ってくれた。

久しぶりの再会にテンションが上がる。

渋谷から表参道のギャラリーを巡って、恵比寿へ。

Aさんはスペインに2度も留学したという強者で

ナビゲーターとしてすこぶる優秀な人なのだが

耳元で「大江戸捜査網」のテーマソングを口ずさまれると

思わず大江戸線に乗ってしまう、という可愛らしい女性でもある。

わたしのわがままなギャラリー巡りにとことん付き合ってくれた。感謝。

恵比寿では、いま人気の骨董店へ。

駅から歩くわ歩くわ、最後は意地になって住宅街のなかを住所だけを頼りに歩く。

まるでクリニャンクールの片隅のような、

白と木目だけの静謐な世界(に見えた)で

吹き出す汗をぬぐいながら、しばし時を忘れる。

そこでふと彼女がキズの入った陶器を片手に

昔、わたしの父からもらったという陶器の話をしてくれた。

ヒビが入ったので、なんと彼女はわざわざ探して、

金沢まで金継に出してくれたのだ、という。

 “ それがね、いいのよー。”

と、小さな声で笑う。

ああ、これなんだなー。となぜか心が熱くなる。

道具って、愛着。愛着って、愛情。

この店にある品が素敵に見えるのは、愛情たっぷりに仕上げられているからだろう。

PARISの町からはるばる、ここまで連れて来られたんだもの。


結局、2日間迷ったあげくBlek Le Rat のリトは買わなかったが

なんだか収穫の多い旅であった。

モルツがあんなにうまかったのも、はじめてだし。


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