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COOL、COOL、ロンドン。

2017-01-03 02:38:03 | 旅いろいろ

ロンドンの冬は厳しい。

このところ冬のヨーロッパでも
そんなに寒さを感じずに過ごしていたが
今日のロンドンの寒さは身にしみた。

キリッと寒い朝のロンドン。
張り切って外に出たが
ちょうど通勤ラッシュと重なり、町行く人はお仕事モード。
名物の2階建てバスが数珠つなぎで走っている。



当たり前だけど、これは市民の足、なのね。

とりあえずバスや地下鉄に乗り放題になる
トラベルカードを手に入れなければならない。
7日間のトラベルカードは
オイスターという日本でいうsuica のようなカードに搭載する。

9年前のカードが果たして使えるのか?
少々不安を抱えながら
最寄りの一番大きなステーションである「リバプールステーション」へ。



最初、自動機械でやろうとしたが
カードのパスワード?とかを聞かれて焦る。
そんなん忘れたがな。

なので有人窓口へ並び直す。
慣れていない人はやっぱりこっちがいいみたい。

そして町歩き!
やはり垢抜けて、とびきりcool なロンドンだけど
ダウンを着ていても、やはりcool で
ヘタレな私はオイスターをブンブン使って
美術館巡りへと向かうのでした。







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LONDON から HAPPY NEW YEAR!

2017-01-02 02:04:49 | 旅いろいろ
2017年の幕開けはロンドン。
かつて空港で服を脱がされるなど、いい思い出のなかったロンドン。
もう来ることはないと思っていたが
どうしても魅かれる美術展があり、思い切って来た。

チケット代を浮かすためにヘルシンキ経由にしたのだが
時間がかかるわ、雪で遅れるわ、
着いた時点でかなりの疲労。

そして空港から車で約1時間。

今回滞在する、イーストロンドンのホテルに着いたのは
家を出てから28時間を過ぎた頃。




近くのセインズベリーというスーパーで
とりあえず夜食とビールをゲット。

あとは大好物のトライフルのチルド版。
激甘のデザートだが、なぜかこれは英国にしかない。
夢にまで見た味だ。

レジで会計が終わると
なぜかお姉ちゃんが渋い花束をくれる。

今日売り切りだから、とプレゼントしてくれたのだ。
さすが英国!である。

もしかしたら近所のおばちゃんに
間違えられたのかもしれないけど 笑

少し疲れも和らぎ、
窓もない安宿だが
素敵な花の香りと即席ディナーで乾杯。



いい旅にしよう、そして、いい年にしよう!

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素直になることを、若狭のフグに学んだりして。

2016-02-22 00:21:27 | 旅いろいろ

食べもん、何が好きかと言われたら

フグ!

と迷わずこたえる。
だから、年に1回のフグ旅行は私の人生において必須事項である。

今年も若狭に出かけて来た。
山口よりも近場だし
なんといっても集落のたたずまいがいい。
今年も
しつこいほど行っている常神半島の
恐ろしいほど旨くて安い、漁師宿へ。

今回は、とびきりグルマンな
カメラマン夫婦を口説いて同行。

てっさー。これで2人前。あのね、量だけでなくて厚みも大きさも違うの。




ここから始まり
てっぴ2種類、かに、なまこ、もずく、たこ、白子入り茶碗蒸し、
焼きフグ、唐揚げ、野菜よりもフグの方が多い、てっちり。




なんだかほかにもあったような気がするが
酒を飲み過ぎて忘れているかも。
女将さんの素敵なサービスでアオリイカの造り。




グルマンなカメラマンさんは
そうそう満足しない方であるが
そんな彼がなんと今回、初めて見る行動をした。

『どれから食べよかな踊り』、である。

これまでそうそう見たことがない、と語る妻。
わたしもその姿を見て、ヨカッターと万歳三唱

次の日も小浜の渋すぎる古寺を巡り
不老泉の蔵を訪ねてご満悦。
オトナの遠足の見本のような、最高の旅になった。


ここ2週間、多忙な日々が続いた。
先週末は45名も集まる大宴会に出席し、
今週は市場でやられ、横浜で村上隆にやられた。

そんな日々のなかで強烈に感じたことがある。
おいしいものはおいしい、
うれしいものはうれしい。
いいものは、いい。

そう、素直に言える人がどれほど素敵かということを。

そして人に感謝する、ということが
できない人がどれほど醜いかということを。

生意気言って、
すみません。

ミシュランなんかどうでもよくなる、民宿竹中。オススメです。


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ノルマンディー、小さな村の物語。

2016-01-28 16:59:26 | 旅いろいろ
今回のフランスの旅で
かねてより行きたかったモンサンミッシェルへのツアーに参加。
パリの中心街にある事務所に集い
デラックスなバスに乗って、ゆったり片道4時間の旅。

道中、ひとつ小さな村に寄ってくれるのだが
これが最高だった。
わたしが参加した日に訪れた村は、
DIVES SUR MER(ディーブ・シュール・メール)。



歩いて回れるくらい小さな小さなその町は
実は、中世ヨーロッパの歴史にその名を刻む。



1066年、イングランドを征服したノルマンディ公ウィリアム。
その旅立ちの場所が、このディーブ村なのだという。
ブランジュリーの店先にも、
そんな征服王を描いた愛らしいケーキが。




町は中世の面影を色濃く残す。
中心街には数えるほどの商店と教会。



これは聖水を入れるもの?
とにかくそのたたずまいが美しすぎて、しばし時を忘れる。




町に残る中世の舟倉庫は、
現在では週末に市場として使われているという。



中はこんなの。すごい。




ブランジュリーで買ったバゲットを手に
飲み物が欲しくて入ったカフェは
メニューさえないような地元民御用達の店。
決してシャレオツではないが
なんとも、あの「小さな村の物語」っぽい。
誰が店員かもよく分からない、常連だけの店。



おいしい?

気のいいマスターに許しを得て
店内でバゲットをかぶりつく私に誰ともなく声をかけてくれる。

そういえばチョコチョコと入って来た犬が
一番奥のソファ席を独占したのには笑った。



犬までもが常連さん。

ああ、このまま今日はここに泊まりたい。



2時間足らずの駆け足の滞在ののち
そんな思いは心にしまって
再びバスに乗り込み
モンサンミッシェルへと向かうのでした。


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パリの再会。

2016-01-10 08:25:43 | 旅いろいろ
パリには大好きなおじさんがいる。

今回の旅の背中を押してくれた人でもある。

わたしの到着を心待ちにしていてくれたようだった。

さっそく2日目に蚤の市やレストラン、カフェ… etc 、
フランスらしい場所に連れて行ってくれた。

今回の旅では
おじさんから聞いたいろんな楽しい場所を歩いて来た。
昨日、その報告をかねて彼の家に向かった。

モンマルトルの有名な墓地を抜け
丘につづくいかにもな石畳の街の一角に彼の家はある。

いつものように大笑いをしながら散歩をし
彼の根気強さに救われながら一日を過ごす。

モンマルトルの観光案内は次記事にゆずるが
観光客であふれかえるその町も
ガイドブックには危険!危険!とあおられるその場所も

油断さえしていなければ何の問題もない。
それは、もはや世界各国どこでも同じだと思うのだがな。


長いはずの旅ももはや後半。
残るは本日これから出かけるモンサンミッシェル。

それでは、出かけて来ます!


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パリではセールが始まりました。

2016-01-07 09:15:26 | 旅いろいろ
パリでは6日からセール解禁。

フライング気味で
スタートしているところもいっぱいでしたが。



街はさらに賑わいを増していて
そしてさらに
警備の兵士も増している様子。



といっても緊張感はまったくありません。

この街は安全、です。大丈夫!
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Paris is NO PROBLEM.

2016-01-04 07:00:03 | 旅いろいろ

パリでも驚くほど暖かな日がつづいています。

雨も降りつづいていますが、
それほど苦痛ではないのはきっとこの暖かさのため。

今日は一日パリのおじさんがつき合ってくれて
蚤の市に出かけたもののおしゃべりに夢中でした。

さっそく結論を出すようですが
パリはまったくノープロブレムです。
街中いたるところにゴミ箱はあるし、
警官たちも集まって談笑している。
大きめのスーパーで申し訳程度の荷物チェックをしているくらい。

要するに
あれだけのテロを経験したにも関わらず
まったくヒステリックになっていない。
その理由はうまく言葉にできないけれど
街を歩いていれば、肌で感じる。



蚤の市も
カフェもレストランも
観光客の姿がちょっと少ないくらいで
活気づいています。当たり前だけど。



もちろんまだ、この空気はなくなっていません。



だけどこのニュースの前には
不必要な迫害から
イスラムの人々を守る警官たちの姿も映し出されていました。
(フランス語が分からないので断定はできませんが)

This is France.

実にしなやかな国、だと思います。

素人の一個人の意見ではありますが
フランス旅行をキャンセルする必要は決してありません。

最後にわたしの言葉としてもう一度。

No problems. I walk in Paris without problems.
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あけましておめでとうございます。

2016-01-03 05:15:50 | 旅いろいろ

新年あけましておめでとうございます。

いつもお世話になっている方も、通りすがりのお方も

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

2015年は、とてもよく旅をしました。

ちょっと思うところがあって

“アメリカ年”と称して西海岸へ3度行きました。

その総括もここではまだできていないまま

2年ぶりにパリにやって来ました。

まわりの誰もが行くことを驚いたパリ。

しかーし

空港に着いた瞬間から、何も変わっていない普段通りのパリ!

本当にあのテロを経験したのか?

フランス人の気質がうれしくて、頼もしい。

やっぱり、この街は素晴らしい!

背中を押してくれたムッシューに感謝でいっぱい。

パリでは少しゆっくりできそうなので

できるだけパリの今をお知らせできるように、更新したいと思います。

どうぞ良い一年のスタートを!
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テロから、1ヶ月。

2015-12-13 22:59:35 | 旅いろいろ

パリで起きた大規模なテロから1ヶ月。
まだ1ヶ月? という気持ちになっている。
着実に過去、になりつつあると感じるのだ。

パリに仲良しのおじさんがいる。
知り合って5年ほどになるが、妙に気が合うので
互いの国を訪問すると必ず連絡を取り合う。

今回のテロで彼が無事なことくらい分かっていたが、
やはり気になってメールを打った。
しばらくして、返事が来た。
“ ローマにいて無事だよ!” という、アクティブな彼らしい返事。

ただその後 “ローマで怒りに震えていた” と、綴られていた。

何度かメールをやり取りするうち
つい、書いてしまった。
今度の年始、パリに行くのをキャンセルした方がいいか迷ってる、と。


いつもより少し時間をおいて返事が来た。
そこに綴られた言葉を少し抜粋する。
パリに40年以上暮らす、生粋のフランス人である彼の言葉。


What can I answer to you ?
For instance this morning I went to flea market with the tube.
No problems. I walk in Paris without problems.

そして

My life is not changing and I shall not change my life.
If you are afraid I shall walk with you.
It's like a protection without gun.


わたしは彼になんと詫びたらいいのか分からなかった。
そして彼の言葉に
これで行かなきゃ、女がすたると思った。

家族もわたしが行かないわけがないと思っていたらしく
あ、今回は大切なことをいろいろ書いておくように、と
フツーの顔をして言う。

そして毎年当たり前のように正月に留守をする嫁に対し
「死ぬときは家におっても死ぬ。行けばいい」と言う義母。

なんか格好いいこと言ってくれる人が周りにたくさんいるな。

今日のブログの締めは、
おじさんのメールの最後にあった言葉を借りる。

Life goes on.... and my life goes on.

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行って来ましたUSA、Portland Timbers!

2015-11-23 21:43:40 | 旅いろいろ

10月の終わり。

突如またポートランドに出かけて来た。
色々理由があるにはあったが
ただ「行きたかった」という理由が大きい。

今回は反則のように安いチケットを手に入れたうえに
この冬、とても気に入った「Park Lane Suites & Inn」に
なんとタダで泊まれたのである。
そりゃ行くしかないでしょうよ。

このホテルのよいところは、PGAパークという
ポートランド最大のサッカー場がすぐ近くにあること。
なんと今回滞在中にPortland Timbersの試合が行われることを知り
当日券狙いでスタジアムに向かった。



ここは女子サッカーのPortland Thorns のホームでもある。
アメリカ代表のモーガンやカナダの代表シンクレア、
そして引退してしまったが
元ドイツ代表のGK アンゲラーが所属していた強豪。



チケットがわずかなようだったので早く来たらまだガラガラ。
それにしても広く、美しく、とっても楽しいスタジアム。



ビールやホットドッグはもちろん
ジャックダニエルのスタンドがあるのがさすがアメリカ。



チーム名の「ティンバー」とは木こり。
得点時のチェーンソーで木を切るパフォーマンスが有名らしい!
こんな感じで、市民サポーターの巨大なボードが貼られている。
これはよいアイデア!



スタジアム中央にずっと人が集まっていると思ったら
旗を開く、素敵なパフォーマンス。
試合開始前にはスタジアムはほぼ満員。
わたしも最後列から2番目の席をかろうじてゲット。



とにかく演出が派手で楽しい。
予想を遥かに超えた盛りあがりぶり。
老若男女、親子友人恋人同士、一人本気サポ、
ありとあらゆる層が
日曜日のお昼に、我が町のサッカーチームに熱くなっている。




お相手はカナダからメジャーサッカーに参加している
Vancouver Whitecaps。 
アウェイチームの横断席はきちんと分けられていて
少ないながらも濃厚な応援!



わたしはドイツから来たUSAサッカーは初めて、という
おじさんの隣で観戦。
このおじさん、日本が大好きで
お嬢さんのミドルネームに
「マチコ」「ミチコ」と名付けたのだとか。
「ミチコ」が皇后さまの名前だということもちゃんとご存じ。

ちょうど日本の女子サッカーで、これから皇后杯が始まるのよ!
と、熱く語ったのだが、伝わっているかどうか自信はない 泣



結局、チェーンソーのパフォーマンスを見ること叶わず
素敵なスタジアムを後にした。
今度はぜひともThrons の試合を見に来たい!



試合後は、近所のブルワリーでビール!ビール!ビール!
流れて来たユニフォーム姿のファンがいっぱい。
ここがマイクロブルワリーにあふれるポートランドでなければ
毎日通いたいような名店「KELLS BREWERY」。


本当にビール飲むためだけでも
通いたい町、ポートランド。




サッカーだけでこんなに長々書いちゃった。
もう1回くらいは
秋から冬の最高だったポートランドの旅について書こうと思う。


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