長尾景虎の戯言

読んだり聞いたりして面白かった物語やお噺等についてや感じたこと等を、その折々の気分で口調を変えて語っています。

祝アーモンドアイ八冠達成💛

2020-11-04 01:22:51 | 日記・エッセイ・コラム

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天皇賞秋を勝利し、やっと八冠馬になった。
芝コースのみでは史上初となる。
JRAは三週連続でミラクルを見せてくれた(^^♪
コロナ過で暗いこの世相に、一縷の光を投じたのではないか?と私は感じた次第である。
レースはなんとダノンプレミアムが逃げた、これまで末脚にもうひとつ伸びを欠いていたので、思い切った戦法に出た。
アーモンドアイも好位につけて追随、直線ではダノンプレミアムをかわし先頭に躍り出るも、クロノジェネシス(秋華賞・宝塚記念)か伸びてきた、さらに鋭い脚を使いフィエールマン(菊花賞・天皇賞春連覇)も後方から追い込んできた。
結果、半馬身凌いでアーモンドアイが1.57.8(上がり33.1)で勝利した。2着は5番人気のフィエールマン(上がり32.7)、そのクビ差3着は2番人気のクロノジェネシス(上がり32.8)、4着は6番人気の果敢に逃げたダノンプレミアム(上がり34.0)、5着には4番人気のキセキ(上がり34.1)が入線した。
尚、3番人気だったダノンキングリーは最下位の12着に沈む。
2歳時の馬体重(450㎏)に戻っていたのも原因か?またはGⅠレースでは通用しないのか?はたまた故障か?なんとも不甲斐ない結果に終わった。

史上最強牝馬・アーモンドアイ
血統背景
父親はロードカナロア(香港スプリント2勝・スプリンターズS2勝・安田記念・高松宮記念等短距離で活躍)日本ダービー馬のキングカメハメハ産駒。遡ればミスタープロスペクター系。
母親はフサイチパンドラ(エリザベス女王杯)、サンデーサイレンス産駒、遡ればヘールトゥリーズン系。
父親の血統背景を遡ってよく見れば、そんなにスプリンター系の血統とはと、私としては首かしげるのだが…。

アーモンドアイは2歳デビュー戦の新馬戦を負けて2着だった、距離が1400mと短かったのか、自慢の末脚も爆発できず。やはり父親の実績を考慮し、スプリンターとして育てようと陣営は考えたのかもしれない。
続く未勝利戦では、見事上がり33.5の末脚爆発で、本領発揮、今回は距離も1600mに伸びていた。
そして続くシンザン記念(同じくマイル戦)も、稍重の馬場コンディションながら、末脚34.4で快勝した。
さて、いよいよ桜花賞(1600m)!末脚33.2と爆発、見事一冠目を獲得。
そしてオークス!これは距離が2400mになるので、かなり懸念された、父親の実績のこともあるのだが。結果は中段から一気に差して、33.2の脚で快勝して、二冠目。
いよいよ秋華賞(2000m)、これも上がり33.6で快勝、見事牝馬三冠馬となった。
この後はジェンティルドンナ的挑戦で、なんとジャパンCに果敢に挑戦し快勝する!
翌年古馬となり、ドバイに渡り、ドバイターフ(1800m)を快勝。
帰国後安田記念に出走するも、スタート直後の不利もあり3着に終わる。
その秋には、天皇賞に出走し、好時計で堂々と快勝。
その後は、香港Cの予定だったのだが熱発で回避、止む無く予定外の有馬記念に出走。
しかし、初めての競馬場のトリッキーな中山コースに戸惑ったのか、2500mの距離が合わなかったのか、まぁ順調でなかったのは事実だったのではあるが、なんと9着に終わって競馬ファンは驚かされた。
翌春(今年)は、ヴィクトリアマイルで快勝したが、安田記念は2着に終わっていた、どうもこのレースと相性が悪いようだ。ただ右回りが苦手というわけではないが、東京コースは至極得意であるようである。
来年3月で引退予定だが、今後どうするのか?
この馬はレース間隔を十分にとった方が調子はよいようなので、十冠を目指すのもよいが、陣営の慎重な考慮に期待するものであります。




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