下手のチェロ好き

気づけばチェロ歴7年目に入った、アラフォー女子。
上達しない理由を息子や仕事のせいにする、言い訳日記です。

月曜日は、Y野の日

2009-06-11 15:48:24 | cello
7時30分、スタート。
スケールの配布物を渡される。
「これは何調?」と、次々先生に問われていく。
ピアノ時代に、ソルフェージェにも楽典にもお世話にならなかった私。
ハニホヘは分かっても、長調と短調の区別がつかない。
こうしてブログを書いている現在、長調は辛うじて覚えていても、短調は忘れてしまいました。。
「先生、スケールってなんで重要なの?」と私達。
「スケールをやると音程が良くなるし、曲を弾いていても先の展開が予想できるようになり、曲を読めるようになる」
…すんません、ピアノ時代でも、個人レッスンでもスケールはやっていましたが、音程は良くなっていないし、曲も読めません。。
これからは毎回やるので、忘れずに練習、持ってくるようにとの事。

シュレーダー27番。
半音記号が多くなるあたりから、かなり怪しい音程。
「かげみさん、A線を弾く時も、体が真正面を向いていて、捻らなくなりましたね」
…それは、練習不足の成果かしら?
「でも、腕で弾くのではなく、肩胛骨で弾くように」
…?ワカリマセン?
きっといつか分かる日が来るる?

曲。
ヴィヴァルディ「ラルゴ」につき、私とU美さんが文句を言う。
「この曲自体を知らないせいか、弾いていてもどんな曲か分からなくて、しかも暗くて弾いていて少しも楽しくない」
これを聞くや、先生が受付に走る。
「Y野の新しい教本が出来ましたので、今日はこの中から弾きましょう」
Y野のトップの先生が辞めたので、それを期に教本(基礎練習と曲集)が新しくなった。
今後はシュレーダーと教本のレッスンとなる。
その中から、フンクの「アダージョ」。
4人で弾くと、とても美しい曲。
「この曲、皆さん覚えがあるはずなんですけど」
…?
私達の一代前の先輩達が、卒業にあたって弾いた曲だという。
あれ?そうだったかしら?
次回、もう一回これを弾きましょう、、という事で、レッスン終了。

レッスンがあると気が引き締まる。
一週間が始まった気がする。
来週は、レッスンがない。
レッスンはないが、白寿ホールにコンサートに出かける。
楽しみだ。

家に戻ってから、息子と旦那と3人で散歩。
息子を寝かせるための、夜の散歩。
息子は黙って私達大人の話を聞きながら、旦那に抱っこされて眠りにつく。
最近、同じマンションに住む黒人の人と、散歩の際に良く会うようになった。
いつも、サックス?と思われるケースを持っている。
息子はまだ慣れないが、その方は息子の頭を撫でてくれる。
がっくん、あの人にサックス習う?
そんな話をふってみようか?
そう思った時には息子は寝ていて、話をふれないままだったりする。
チェロを習うにしても、まだ早い?もう遅い?
もうすぐ3歳になろうとする息子を前に、色々悩むママなのです。

入院する事になりました

2009-06-11 14:22:19 | cello
日付順で考えると、「月曜日は…」のほうが先なのですが、ちょいとこちらから。

昨日、大学病院に行ってまいりました。
朝早い出発、ゴルフに行くような感覚でした。
基底細胞癌、これ自体は転移性がないのですが、再発の可能性はあるため、患部を深く大きく切ること。
そしてその手術は2時間位かかるため&顔で長時間の手術は精神的に持たないので局所ではなく、全身麻酔になるため、外来では無理なこと。
この際、考えられる全ての検査を行うこと。
そのため、2泊3日で入院する事になりました。

患部を取ることは難しくないのですが、患部が顔なので痕が極力残らないようにするために形成外科的な部分が大変なんだとか。
顔も腫れるし、本当は1週間は入院してほしいようなのですが、息子が小さいので、通院することにしました。

紹介された先生、その他の先生や看護士さん達も非常に感じが良く、しっかり説明してくださいまして、この人達ならば任せてもいいなと思いました。
以前、患部を見ただけで癌だと言った先生の見立て通りになった訳です。
それに関しては凄いと思いますが、説明も何もないのでは、患者はついていけません。
片道2時間でも、今の病院を紹介していただいて良かったと思います。

この病気が判明して、つくづく私で良かったと思います。
息子や旦那でなくて良かった。
顔に傷が残ろうが、私ならば構わない(息子だったらそうはいかない)。
旦那だったら、あれこれ想像して悩んで、違う病気になってしまう。
私ならば、落ち込む事はあっても、いかようにも耐えられる。
私の右頬には、小さい時にサランラップの刃で切ってしまった傷が残っている。
今度は左頬。
バランスが取れるってもんよ(こう思わないとやってられないって)。

以前手術をした時に、麻酔の抜けが悪くて気持ちの悪い思いをしたので、実質的にはベッドの上で1日位のお休みをもらえる事になる。
何しようか?って、あれしかない。
ヴォカリーズに限らず、編曲して楽譜におこしたい曲が何曲かある。
この際それに手をつけようか。

…入院する29日まで、楽しい事だけ考えて過ごしたいと思います。