先日のレッスンの始まる前に、T君が「先生、自分のIQ知ってる?」と突然聞いてきました。
「小学生、中学生の頃に学校で知能テスト受けた覚えはあるけど、自分のIQは知らないわ…」と、私。
「この前友達とIQの話になって、IQの数値が20以上離れていると話しが通じにくいらしいですよ~。調べてみたら、僕とその友達はほとんど同じ位で、だから仲が良いのダネ・・・と納得した」と、T君。
「IQって、大人になっても調べられるの?」と、私。
「スマホのアプリもあるし、サイトもあるから簡単に調べられますよ」と、T君。
その晩にそ~っと、IQテストのサイトを調べてみました。
私は、ミステリー番組なんかを皆で観ていたら、他の人は最後まで観なくても犯人が分かっていて、つまらないからチャンネルを変えようとするくらいになっても、私はまだ誰が犯人か見当がつきません。
学校の成績も中くらいをずっと。バレエに熱中していた高校時代はかなり低空飛行しておりました。
でも、なんとなく気になったから、IQの無料テスト(簡易テストみたいでしたが…)を見つけて、5分間で分かるらしいので、やってみました。結果は…?140でした。
んなわけないよね~と、もう一つ別のサイトで、またIQテストしてみました。
結果は…? 148?え・・・?
ひょっとしたら私、自分が思っているよりも賢いのかもしれない…。
素直に「嬉しい」と独りで喜んでしまいました。
そういえば、バレエ教師たち仲間では、よく、バレエをやってる子、特に上手な子はほとんど皆賢いよね~と話します。
BoysクラスのY君のママが、塾の先生もバレエやってる子は違うよね…と言ってらしたとか…。
実際、バレエの訓練は、頭脳の発達を促すように思います。
手足の動きは右側と左側、体の前側と後ろ側、それぞれをほとんど均等に訓練するので、右脳・左脳の連携無しにはできない振りが沢山あります。
身体を動かすスピードも、頭から一番遠い (手先までの倍の時間がかかる) 足先を、8分音符か16分音符の速さで伸ばします。
通常レッスンの振りはいつも初見の状態で、一度先生にやって見せてもらったら、二度目には覚えて振りが出来なくてはなりません。90分のレッスンの間中は、ずーっと集中力と記憶回路がいつもONの状態です。
また、音楽と記憶回路と運動神経を同時にシンクロさせて踊るわけですから、脳のキャパが 、まるで動画処理の早いパソコンみたいに必要となります。
スタジオ内の自分の位置、体の向いている方向、移動の方向、他人との距離を感知しながら、動きながらも整列する…などといったナビ搭載のような頭脳も要ります。
運動しながら、頭も使うので、体力が必要です。
持続力と瞬発力の両方がないとできません。酸素が足りないと脳の作業が遅くなり、振りを間違えてしまいますから、心臓は身体中にずっとレッスンの間中、酸素を潤沢に送り続けなくてはなりません。
バッテリー機能が良い機械のように…。
最後に、演劇的な作業、つまり表情を豊かに踊らなくてはならず、情緒や感情といった部分の脳も使います。
こうして分析してみると、結構な作業ですね。
賢くなってもおかしくはないですよね~?
チャンチャン!
写真↑は、新国立劇場バレエ研修所のノーテーション(舞踊譜)の試験。研修生にそれぞれ別のサインを読ませて、その舞台上の位置と方向を天使の置物で解答させたもの。
「小学生、中学生の頃に学校で知能テスト受けた覚えはあるけど、自分のIQは知らないわ…」と、私。
「この前友達とIQの話になって、IQの数値が20以上離れていると話しが通じにくいらしいですよ~。調べてみたら、僕とその友達はほとんど同じ位で、だから仲が良いのダネ・・・と納得した」と、T君。
「IQって、大人になっても調べられるの?」と、私。
「スマホのアプリもあるし、サイトもあるから簡単に調べられますよ」と、T君。
その晩にそ~っと、IQテストのサイトを調べてみました。
私は、ミステリー番組なんかを皆で観ていたら、他の人は最後まで観なくても犯人が分かっていて、つまらないからチャンネルを変えようとするくらいになっても、私はまだ誰が犯人か見当がつきません。
学校の成績も中くらいをずっと。バレエに熱中していた高校時代はかなり低空飛行しておりました。
でも、なんとなく気になったから、IQの無料テスト(簡易テストみたいでしたが…)を見つけて、5分間で分かるらしいので、やってみました。結果は…?140でした。
んなわけないよね~と、もう一つ別のサイトで、またIQテストしてみました。
結果は…? 148?え・・・?
ひょっとしたら私、自分が思っているよりも賢いのかもしれない…。
素直に「嬉しい」と独りで喜んでしまいました。
そういえば、バレエ教師たち仲間では、よく、バレエをやってる子、特に上手な子はほとんど皆賢いよね~と話します。
BoysクラスのY君のママが、塾の先生もバレエやってる子は違うよね…と言ってらしたとか…。
実際、バレエの訓練は、頭脳の発達を促すように思います。
手足の動きは右側と左側、体の前側と後ろ側、それぞれをほとんど均等に訓練するので、右脳・左脳の連携無しにはできない振りが沢山あります。
身体を動かすスピードも、頭から一番遠い (手先までの倍の時間がかかる) 足先を、8分音符か16分音符の速さで伸ばします。
通常レッスンの振りはいつも初見の状態で、一度先生にやって見せてもらったら、二度目には覚えて振りが出来なくてはなりません。90分のレッスンの間中は、ずーっと集中力と記憶回路がいつもONの状態です。
また、音楽と記憶回路と運動神経を同時にシンクロさせて踊るわけですから、脳のキャパが 、まるで動画処理の早いパソコンみたいに必要となります。
スタジオ内の自分の位置、体の向いている方向、移動の方向、他人との距離を感知しながら、動きながらも整列する…などといったナビ搭載のような頭脳も要ります。
運動しながら、頭も使うので、体力が必要です。
持続力と瞬発力の両方がないとできません。酸素が足りないと脳の作業が遅くなり、振りを間違えてしまいますから、心臓は身体中にずっとレッスンの間中、酸素を潤沢に送り続けなくてはなりません。
バッテリー機能が良い機械のように…。
最後に、演劇的な作業、つまり表情を豊かに踊らなくてはならず、情緒や感情といった部分の脳も使います。
こうして分析してみると、結構な作業ですね。
賢くなってもおかしくはないですよね~?
チャンチャン!
写真↑は、新国立劇場バレエ研修所のノーテーション(舞踊譜)の試験。研修生にそれぞれ別のサインを読ませて、その舞台上の位置と方向を天使の置物で解答させたもの。