朝4時起床。
外は霧雨だ。予報では回復することになっている。
ホテルから約4キロ、平地なら10分足らずで着く距離だが、上りのため時間が掛かった。
昨日のうちに場所は偵察済みだが、朝が早過ぎて、外は真っ暗。
ライトを持ってきてて良かったわ。
既に会場は車の列で渋滞。
仮設のトイレも渋滞。
もっと数を増やすべきだな。
グループ毎にスタート地点に移動するのだが、約4キロ、しかもこれから上るわけなので、そこまでも上り。
始まる前に終わってまる。
7時9分、予定通りU45クラスがスタート
ここのコースは標高差1800m、東京スカイツリー3本分と良く分からない比較をしているが、とにかく高いのだろう。
平均勾配6.9%、最大勾配10.5%の25.6キロ、ひたすら上る、休む区間がほとんどないようだ。
最初から言い訳しておこう笑
8月のヤマヒル、エンデューロで燃え尽きてしまい、それ以降は仕事の影響もあり殆ど自転車に乗れていない状態だった。…ので、もう、ほとんどやる気がないままこの日を迎えてしまった。
しかも、当日はスピードセンサーの取り付けを忘れ、補給食も忘れ、ホテルの水という有様。
で、レースだが、そんな状態でも始まると血がさわぐ。
一応、先頭について行こうともがくが、5キロ程で、千切れる。早っ!
後は自分のペースで走るが、次々に抜かれていく。
ちょっと頑張らねばとペースをあげる。
1時間ぐらいまではいい調子で走っていたが、それ以降は全く踏めなくなった。
そもそも、今シーズンはローラでもL4、15分しか耐えられない体なのに1時間を超えるなんて…無理。
後半はシッティングでも踏めなくなり、ゆるゆるのダンシングで踏み下ろすのがやっと。
残り5キロぐらいかな?急に霧が濃くなり、寒い。本来なら最後のもがき区間ではあるが、もう出せる力がないため、ペースも上げられずひたすら体が冷えるばかり。
早く終わりたい、何故走ってんだ?、明日の仕事は…いろんな事を考えながら、ゴール。笑
ここが富士山五合目か…なんて全く感動なし。霧で景色は見えんわ、寒くて早く帰りたいわぁーって気分全開。
上下レインコートに着替え、とっとと下山集合場所へ並ぶ。
下りは100人ぐらいのグループで時速30キロ規制で走る。
単純に1時間程掛かる計算だ。
途中から雨が強くなり土砂降り状態。
もう半泣きで走っていた。笑
下界の駐車場にもどると雨は止んでいたが、ビチョビチョのバイクを拭いたり着替えをしたりしながら帰り支度。
いらなかったが、一応、完走証を受け取る。
1時間56分24秒
優勝タイムは1時間33分台、20分以上の差…笑うしかない。
U45クラス35位
何とも悲惨な結果…まあ、今の心技体の状態であればそうなんだろう。
嬉しいことに私の地元のチャリ仲間のカンレキマン、その名の通りシニアクラスに参加。
見事2位という輝かしい結果を残した。
私のタイムを上回っており、嬉しい反面、複雑な気持ちである。笑
八甲田を上るなどかなり努力していたので当然に貰うべき表彰台である。
帰りは富士宮の温泉で体もを癒して、輪行で帰る。
一応、今シーズンのレースはこれで終了。
来年に向けて…と言いたいところだが、気持ちがついてこないので、暫くはチームのイベントで楽しむ事とする。