駅舎巡り

小学生の頃は鉄道車両が好きだったはずが、おっさんになったら駅舎が好きになったので、駅舎の写真を貼っていきます。

御嶽駅

2012年12月10日 | JR東日本
鉄道会社:JR東日本
開業年月日:1929年9月1日
駅舎建築年:1929年
撮影日:2012年12月2日


JR青梅線の途中駅。かつて青梅電気鉄道時代は終着駅だったとのこと。
ここから御岳山への登山に行く人達がバスへと乗り継ぐため、休日はそれなりに人が乗り降りしています。

駅正面

御嶽神社の最寄り駅であることからか、寺社造りの立派な駅舎。多分全国でも、寺社造りの駅舎はそんなに多くはないと思います。
この駅舎ももう90年以上経つのに、そこまで年代を感じないのは、手入れが行き届いているからでしょうかね?
なお、駅前は車が一台止まれるくらいのスペースがあるだけで、御岳山ロープウェイへ続くバス停は、目の前の青梅街道を挟んで反対側にあります。

駅舎と駅看板


駅という感じがしない建物です。
正面入口に掲げられている駅名の看板がとても立派です。
この時は駅舎前で山葵を売っていました。

駅舎の中

駅舎の中にも駅名の看板が掲げられています。
左から読むタイプだから、戦前はこっちの看板が、駅舎入口に掲げられていたのかも。

ホーム

ホームは島式1面2線。
東京の外れの田舎駅には似付かぬ、何故か広いホーム。
どうやら昔は、多くの御嶽神社への参拝客が乗り降りしていたようで、それだけの人を捌くには、これくらいの幅が必要だったようです。

駅名看板と屋根の古さがミスマッチかな?と思いました。
私自身奥多摩方面の登山にはそれなりに来るので、良く乗り降りする駅ではありますが、ここ御嶽駅だけではなく、青梅線の駅舎は味のある駅舎が多くて好きです。