蛍キチの友人のK君は サツマイモ作りも熱心だ。新種のトマトの手土産をテーブルに置くと、開口一番、ヤラレた。今年は、苗も極上、畑の準備も万端整え、特別に手を加えただけにガッカリだとボヤキ始めた。万全だった電気柵を破られ、成長めざましい期待のサツマイモを根こそぎ猪に喰い荒らされた・・・アメリカの友人からの励ましの電話も効果がなかった・・・と、ショックを隠せなかった。おまけに、昨年不作であった自慢の栗も、六月の台風で壊滅的とダブルパンチだ・・・期待した分ショックも倍増だ。猪・鹿・猿の動物天国の我が家の農園も、危うきこと累卵の如し・・・と、対岸の火事の心境ではない。

