分封の起こる条件は、気温が温かくて無風の時だという。昨日の様な強風の日には想定外であると思われる。そのためか、地面すれすれのミカン木の根元に蜂球、取り込むには極めて簡単な位置なので、すぐにでも強制取り込みを試みたい気持ちを・・・抑えに抑えた。もしも失敗しても、怪我の巧妙もあるにはあるが・・・と甘くみると、頭の良い日本蜜蜂のこと何処へ、なるべく自主性を尊重したほうがベターだ。
一昨日から固まったままの優柔不断の蜂球群を、気短でお節介な伊豆ボケ老人が・・・網の中に完璧に・・・すくい取ったところまでは成功だったが、その後の巣箱への取り込みに失敗、巣箱に入らず渦を巻いて上空へ・・・あぁぁぁぁと諦め何処へと思っていたら、五メートルほど離れた上段の巣箱に収まってくれた。お節介と失敗が成功するとは、怪我の巧妙だ。