〔が~〕のお気楽日記 

〔が~〕のひとりごと

師範への道 その2

2007-01-24 23:47:14 | 着物
は~…、のっけから落ち込んでおります。

今日は着付のお稽古の日。
2月に迫った試験のための着物の解説の練習をしてまいりました。
覚えたことをすらすらと言うことは至難のワザです。
日々記憶力が衰えていることを実感してはおりましたが
現実を知るということは残酷なことですなぁー。

着付も何だか下手になってる!?
今回の試験から、紐は正絹(絹100%)のものを使うのですが
これがなかなか曲者でして、上手く扱えません。

自分、不器用な人間ですから(高倉 健さん風)

留袖は去年の今頃は必死に練習していたのです。
しかもそれから1年経っているから腕前は上がっているはず…。

ここまでの道のりを振り返ってみますと…

まず基礎科、ここで自分で着物を着ることを覚えます。
(が~も本当はここで終わり、ってはずだったんですよ…。)
1回、本校で講義を受け、修了証をもらい専攻科前期課程に進みました。
ここで他人に着付けることを勉強し、
2回の講義と試験を受け準着付師になりました。
このときの資格審査(試験)の課題が留袖の着付だったんです。

次が専攻科後期課程
ここでは振袖を中心にさらに技術を磨き(?!)
同じように資格審査を受け、着付師となり、今に至るわけです。

習い始めた頃は、仕事終わってから、さらに2時間のお稽古は
結構きつくて、何てこと始めちゃったんだろう
って思ったこともありました。
でも、そのうちにそんなことも思わなくなりました。
絶対に、次の課程には進まない!って宣言していたのにねー、と
たまに言われます。
自分でも気が付いたら師範科に進んでいた、って感じです。
だけど自分のことを良く分かっていなかったのかも知れないのですが
周りの人たちには、師範まで取るって思っていた、と言われました。
人に教えるのが似合うタイプじゃないんだけどなー。不思議です。