『お酒と出会いで学ぶ』日々を紹介します
☆お酒がおいしい季節になりました!
高城幸司~酒と夢の日々
天山の昭和52年モノを飲みました

私は最近三菱地所と仕事をすることが多く、丸ビルの7階にある21世紀フォーラムによく行きます。
丁度打ち合わせで時間の関係で21世紀フォーラムで食事をしながらのときに、持参した天山をいただくことになりました。それが純米の昭和52年の日本酒です。そもそもどこから手に入れたかと言うと小倉の『ひらしま酒店』でした。
実際に1杯グラスに注いでみると、これだけ時間が経過しているのに熟成はじっくりのようで琥珀ではなく<ややくすむ>程度の茶の色合いがあります。更に味わってみると熟成が進むと出てくるツンとした香りやトゲトゲした酸がまったくありません。深みのある酒の味わいとやや熟成の樽のような余韻が出てきました。普段は酒を飲まない人もこの酒にはつい手が出ている方もいました。
この熟成酒は相当丁寧な保存でいい酒がじっくりと時間が経ているから、素敵な味わいになったのでしょう。ただし、ワイン以上に保存状態に敏感な酒ですからいただく消費者がちょっと手を抜くと<あっと言う間に>ダメになってしまいます。日本酒を理解を広げるにはいいコンディションで如何に提供しなければいけないか?改めて感じました。
<天山酒造とは?>
「天山」を造る天山酒造は九州・佐賀県の小京都・小城(おぎ)の祇園川沿いにあります。「天山」の酒蔵には熟練の肥前杜氏と若き蔵人達の情熱が満ち溢れ、品質第一の伝統が脈打っています。
九州の銘峰「天山」からの湧く水と佐賀平野で収穫された良質な米でコクのある酒が造られています。最近は天山含めて佐賀県の日本酒が元気です。
佐賀県小城市小城町岩蔵1520
天山酒造株式会社 TEL:0952-73-3141
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大越さんから吟醸の酒粕が届きました。どうしようか?
休日に起きると宅急便が届いた。中身は日本酒でイベントで注文した吉野のお酒でした。ダンボールを開けると注文した『山田錦』と『雄町』の大吟醸です。そして箱の中を除くと酒粕が出てきました。注文した酒の吟醸の粕です。袋を開けると吟醸のなんとも甘い香りがただよいました。
ならば…と近くのワインバー『ジュリアーノ』のシェフののりこさんに預かっていただき、料理になったらいただこうとお願いしてしまいました。そこでカウンターのお客さんと吟醸の粕は何に使えるか?話していましたが、特徴として漬け込んだものがとても<あまい>味わいになるようです。確かにそうかも…と思っていたらシェフが粕で漬けたカマンベールを持ってきました。戴いてみると確かに<あまい>です。チーズと言うよりはデザートみたいです。これも吟醸の粕でつけたみたいです。
酒粕と言えば、甘酒や粕汁だ代表的な料理ですが後は味噌と漬け込んで楽しむ感じでしょうか?ただそれが、このカマンベールのようにあまくなると思うとどうなんでしょうか?塩分が多い味噌と
混ぜて漬ければいいんでしょうかね?
ならば…と近くのワインバー『ジュリアーノ』のシェフののりこさんに預かっていただき、料理になったらいただこうとお願いしてしまいました。そこでカウンターのお客さんと吟醸の粕は何に使えるか?話していましたが、特徴として漬け込んだものがとても<あまい>味わいになるようです。確かにそうかも…と思っていたらシェフが粕で漬けたカマンベールを持ってきました。戴いてみると確かに<あまい>です。チーズと言うよりはデザートみたいです。これも吟醸の粕でつけたみたいです。
酒粕と言えば、甘酒や粕汁だ代表的な料理ですが後は味噌と漬け込んで楽しむ感じでしょうか?ただそれが、このカマンベールのようにあまくなると思うとどうなんでしょうか?塩分が多い味噌と
混ぜて漬ければいいんでしょうかね?
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東洋美人の山廃大吟醸は透明感のあるエレガント

<東洋美人とは?>
島根県益田市に隣接する農漁業の静かな町にある蔵元で、上品な味わいのハーモニーがうまく調和した酒造りをしています。 澄川宜史”氏が杜氏となり、『透明感のある酒を造りたい』と独自の新たなスタイル山廃仕込も行っています。山廃造りの概念をくつがえす柔らかな舌ざわりときれいな喉越し、穏やかでありながら余韻で山廃味も楽しめるくせになる味わいがあります
(株)澄川酒造場
山口県阿武郡田万川町大字中小川611
TEL08387-4-0001
今回は熟成酒をいただいたのですが、前回いただいた大吟醸は<きれい>で<飲みやすい>印象がありましたが、コクや旨味ややや軽い印象がありました。が、今回は熟成酒いただいてみて印象が大きく変りました。きれいで透明感はありながらも旨味がしっかり出ているのです。すごいですよね。きれいな大吟醸でも芯が無いと熟成するとバランスが崩れたり、もろくなったりするのですが、それだけ軸のある酒造りをしている証拠ですね。感動しました。
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功労賞をいただくついでに原点の日本酒に出会う

ちなみに同じ賞は夢酒の森さんやライターの葉石さんなどと一緒にいただくこととなりました。このイベントの時間の間は…賞をいただいたのは光栄でしたが、今日はあまり飲む気分ではなかったので会場をブラブラしていました。やや胃腸が疲れてるみたいなのです。
ところが、会場に千葉の小売の大越酒店さんが吉野の銘酒『猩々(しょうじょう)』をもってこられていました。この酒は私が日本酒を勉強を始めた当時に会員制の日本酒バーの御酒塾という会場でいただいて、日本酒の素晴らしさに開眼した銘柄です。
<猩々(しょうじょう)とは?>
「猩々」とは中国の想像上のお酒好きの生き物です。
伝説では・・・
高風という若者が霊夢のお告げで、都へ出て酒を売ったところ、商売は繁盛。
賑わう店の中に、毎晩大酒を呑み、平然と帰る客あり。
在る時、名を尋ねたところ、尋陽江に棲む「猩々」と言う。
「猩々」は、高風の親孝行振りを称えて、舞い踊ると共に「酌めども尽きぬ」酒壺を与えたと。
この銘柄を造るのは吉野の北村酒造です。
この由来どおり流行や時代に媚びることなく、酒造りの基本を大切にして、いつまでもおいしい酒を造り続けていきたいのがこの酒蔵の考えで、味わいの深い飲み飽きない酒を造り続けています。
〒639-3111
奈良県吉野郡吉野町大字上市172-1
TEL:07463-2-2020
FAX:07463-2-2570
ただし問題なのは味にムラがあるので毎年違いが大きいのです。蔵が小さいからでしょうか?久々にいただいてみましたが、やや以前よりすっきりとしてしまった気がしました。もっと米の力強さや癖をそのまま残したところが個性で素晴らしかったのに!とか思いましたが、そうは言っても味わいの深さはありますし久々の感動でした。
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蔵元の知人にまとめて会えて感激!
仕事で赤坂のアークヒルズで食事をした後に丸の内の『宝』に伺いましたら、びっくりです。年明けの日本酒の会の集まりで知人の蔵の経営者がたくさんきてました。浦霞に司牡丹、酒天童子、春鹿、開華・・・更に始めてお会いさせていただいた西の関に嘉美心さんにもお目にかかりました。
(浦霞で修行された酒屋のほしくんにも会いましたね!)
こんなに一度に合えて感激です。ただしこちらも我々も大分飲んでいましたので、明日になれば会ったのを覚えていますでしょうか?
(浦霞で修行された酒屋のほしくんにも会いましたね!)
こんなに一度に合えて感激です。ただしこちらも我々も大分飲んでいましたので、明日になれば会ったのを覚えていますでしょうか?
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