『お酒と出会いで学ぶ』日々を紹介します
☆お酒がおいしい季節になりました!
高城幸司~酒と夢の日々
日本酒のパーティーをやりました。・・・・たくさん集まりました<続き>

<難しいこと抜きで><日本酒をベースに楽しむ>パーティーを開催しました。
私自身はこれまで12年間で累計で100回以上の日本酒の会を開催していますが、これまでで一番手をかけた企画でした。何故ならば、これだけ日本酒がおいしいのに飲んでいただくチャンスがあまりに少ないからです。特にマスコミ始めオピニオンになるような方に機会が少ない気がします。そこで今回はマスコミの方から学生サークルの代表やベンチャー企業の経営者の方まで幅広く友人に声をかけてみました。とは言っても会場に限りもあるので100名前後の参加を見越して声をかけましたが、予定の倍近くの参加をいただくことになりました。それだけ関心はある証拠ですよね?
ちなみに今回の会場<外国人特派員協会>は有楽町の電気ビルの20階にあるのですが、当日は我々の前がライブドアの『堀江さん』がここで海外の記者に対して会見した後の利用と言う偶然からスタートしました。普段は海外マスコミの交流の場ですが今回は特別に会場を貸していただくことが出来ました。
イベントの紹介をすると…
①日本酒
日本酒には<吟醸><山廃><絞りたて><雫酒>など難しい商品説明の用語が蔵ごとにまちまちに表示されており、ユーザーからは分類も難しいのが現状です。だから最近の日本酒の集まりはマニアばかりのイベントになりがちと考えて…もっと気軽に入口になる企画をしようと今回は考えました。
そこで
<始まりの酒:吟醸系のお酒を冷やしていただく>
<じっくりのお酒:純米系のお酒を常温や燗酒でいただく>
<これは!のお酒:発泡したお酒を冷やして、熟成したお酒を常温でいただく>
簡単に3つのコーナーに分けて、参加していただいたみなさんに飲んでいただきました。
会場ではおちょこをプレゼントしてそれを持って気ままに試飲いただきます。
②イベント
更に加えて…当日に司牡丹の社長が蔵の酒をその場で絞る<袋しぼり>のパフォーマンスや桃の節句にちなんだ<桃色にごり酒>開華の島田さんからいただいたりとイベント盛りだくさんでした。
③抽選会
最後はチャリティーの抽選会を開いて日本酒グッズに加えてホテルのアマンから宿泊招待券をプレゼントなどで時間も9時になりお開きになりました。
当日は司牡丹、一の蔵、開華、澤乃井、仙禽、西の関など蔵元の方もおいでいただき参加いただいたみなさんと会場の中で交流いただきました。また海外で人気が出つつある日本酒も魅力も知っていただこうと海外に輸出する日本酒を日本酒サービス研究会のみなさんに手配いただきました。ご協力いただき、本当にありがとうございました。
今回のイベントは自分でやってみてよかったことと反省しきりの点もありましたが、続けることを重要だろうと感じており来年もやるつもりです。みなさんも是非おいでください。
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燗酒は飲み比べると味わいの変化が深い!

温度は40度前後の<ぬる燗>で御燗番の女性につけていただきました。カウンターで
まずは春鹿の純米…思いの他軽くて飲みやすいな。それに日本酒度に比べて甘みが強い。
次に西の関の純米…さすが大分の酒です。コクがあってしっかりしています。
そして菊姫の山廃…そもそも酒が山吹色です。乳酸が出ている酸が強くて個性が強い。
更に鳴門鯛の純米…以外とすっきりしていながら芯がある酒ですね。
最後は一の蔵純米…米の味わいが一番出ている酒です。飲みなれた燗酒の味わいです。
これだけ比較するの思いますが、燗酒だと個々の個性がはっきり出ますね。丁度野菜の天ぷら
ギンダラの焼き物、そら豆をつまみに注文しましたが。コクがかなり歴然とわかるので、ぎんだらなら菊姫が合っていたし、野菜なら春鹿かな?
いづれにしても冷酒に比べて個性を感じたいなら燗酒ですね。でも深酔いに成らないかって?
それはグラスに水をばっちり入れて飲みながらいただきました。
またには上野で居酒屋もいいですね。
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燗酒をいただこうと思うとなかなか見つからない!

明日は樽酒のテイスティングに上野に伺います。
<たる末は?>
1年通じて樽酒が10銘柄近くいただけるお店です。合わせて燗酒のためのお燗番が未だにしっかりいる伝統的な居酒屋です。店長の山田さんに私の紹介と言って遊びにいってみてください。
東京都台東区上野6-4-13
03-3834-1363
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桃色のにごり酒って知ってますか?

<何故ピンクなの?>
「アベニン要求性酵母」という特殊な酵母菌を使って,醗酵させてピンクになる日本酒が出来ます。
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dancyuを見ながら見慣れない日本酒の蔵を眺める

目に付いたのはdancyuの日本酒特集です。特集を眺めると飲んだことの無い蔵がずらっと並んでいます。静岡の『杉錦』から始まり山形の『羽陽一献』や見たこと無い発泡酒まで紹介されています。文章を見ると味わい深く、冬のこの時期に冷酒から燗酒まで幅広く楽しめそうな予感がしました。
私もこの本のスタッフは知人も多く、彼らが偏見無しでいい酒を紹介する姿勢を知ってますから興味深く読んでました。ただ気になったのは掲載されている蔵元がとても小さいのです。500石以下の蔵さえあるのです。
<ちなみに1石は?>
石=10斗 =180.39リットル
つまり1升で100本分です。500石ならわかりますよね?
大手の蔵であれば1万石近くありますから、500石以下の蔵はほとんどお目にかかれない地元消費型の蔵じゃないでしょうか?ワインであればブルゴーニュの小さいドメーヌのようなものでしょうか?こうした蔵と読者はどのようにして出会えるのか?そこが疑問になりました。
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