『お酒と出会いで学ぶ』日々を紹介します
☆お酒がおいしい季節になりました!
高城幸司~酒と夢の日々
六本木の串揚げとカリフォルニアワイン
友人の紹介で六本木の串揚げ屋さんに行きました。名前は『亜蘭』といって飯倉片町から飯倉へ少し行った所を右に坂を降りた所です。
<電話は03-5545-1194>
出てくる串の料理屋やソースを味わっていると<何か以前に食べたことあるな?>と思ってオーナーに聞いてみると銀座にある有名な『五味八珍』の料理のスタッフがそのままの味で出してるとのこと。実は五味八珍は店を最近閉めて、名残り惜しく思った常連の方が引き継いで六本木に装いも新たに店が最近オープンしたのだそうです。
次々来る串はすべて味付けがなされてとても飽きないメニューが続きます。すでに15本くらい頂いた頃でしょうか?オーナーから赤ワインをプレゼントされてみんなで開けさせていただきました。
ワインは『ロバートモンダビ』のカベルネです。久々のカリフィル二アをゆっくり味わいながら串を続けて食べました。18本くらいいただいてストップしましたが、どうやらメニューは30種類ぐらいあるようです。続きは次回にして店を後にしました。また、きます。
<電話は03-5545-1194>
出てくる串の料理屋やソースを味わっていると<何か以前に食べたことあるな?>と思ってオーナーに聞いてみると銀座にある有名な『五味八珍』の料理のスタッフがそのままの味で出してるとのこと。実は五味八珍は店を最近閉めて、名残り惜しく思った常連の方が引き継いで六本木に装いも新たに店が最近オープンしたのだそうです。
次々来る串はすべて味付けがなされてとても飽きないメニューが続きます。すでに15本くらい頂いた頃でしょうか?オーナーから赤ワインをプレゼントされてみんなで開けさせていただきました。
ワインは『ロバートモンダビ』のカベルネです。久々のカリフィル二アをゆっくり味わいながら串を続けて食べました。18本くらいいただいてストップしましたが、どうやらメニューは30種類ぐらいあるようです。続きは次回にして店を後にしました。また、きます。
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東麻布のイタリアン『カメレオン』でイタリアのヌーボをいただく

さて今日は友人に少し遅い誕生日のお祝いをいただき東麻布のイタリアンレストランの『カメレオン』でご馳走になりました。カメレオンは萩原さんと言う有名なシェフがいる料理の品数の多さとジビエが有名なお店です。
<カメレオンの紹介>
都営大江戸線・赤羽橋駅からすぐの飯倉公園の近く「エル・トゥーラ」の閉店後この店をオープンした、萩原雅彦さんがオーナーシェフを務める店でシェフの感性あふれるメニューがずらり。前菜からデザートまで13種類ほどを、それぞれ小さめのポーションで楽しませてくれる。
TEL:03-5545-3680
久々の来店と友人と話が盛り上がる楽しい夕べでしたが、途中で<いかがですか?>と差し出されらボトルがイタリアのヌーボでした。メルローで造られた新酒ですがフランスのボジョレーの良質なワインと比べても味わい豊かな1杯といただき、とても豊かな気持ちになりました。
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マールは怖い・・・飲むと明日に残る
ワインを飲むと締めについマールを注文してしまう癖があります。
本当はやめればいいのですが最後の一杯として勢いで『何故か』飲んでしまいます。
ワインを飲んだ締めとしてあるのは貴腐ワインやカルバドスなどもありますが、ブドウならブドウとマールになるのでしょうか?
<ではマールとは何でしょうか>
マールとは滓(おり)という意味。滓はぶどうを圧搾した後に残る果皮や種、果梗のことで、これらを発酵させ、蒸溜させたものがマールとなる。滓を水で洗う方法もあり、それによって生じたピケットという液体を蒸溜する場合もあります。 生産地区 ワインを生産する地域では生産が可能なため、広い地域で造られている。 蒸溜法 単式蒸溜機または他の蒸溜機を使う。蒸溜前の滓は、空気に触れさせないよう一定期間密閉した容器に入れられて蒸溜を待つ。蒸気で過熱されることが多い。 販売 アルコール度40度以上のものが多い。マール・ダルザス・ゲヴュルツトラミネルは45度以上、マール・ド・シャンパーニュとマール・ド・ブルゴーニュは40度以上と規定されています。
要はブランデー=ハードリカーな訳です。元々は酒に弱い自分にはきついのです。が、何故か飲んでしますのですよ。基本はブルゴーニュに多いのですがマールドブルゴーニュやサシカイヤ始め、見た目は興味シンシンの銘柄のものが意外に飲めたりします。ちなみに昨年の末にオーディーンでロマネコンティーの1945年のマールをいただきました。思えば日本酒の蔵元が日本酒を造った米の滓で米焼酎をつくるのと同じですね。
こうしたアルコール度数の高い酒でも醸造に使う素材の特徴を生かすために沸点を下げた『減圧』という方式が日本でも増えてきましたが、マールの香りや味わいもブドウの個性を生かしたものがたくさんあります。もし飲むなら余力を残していただくのがいいのでしょう。無理かもしれないけど?次回からはそうしようと思います。
本当はやめればいいのですが最後の一杯として勢いで『何故か』飲んでしまいます。
ワインを飲んだ締めとしてあるのは貴腐ワインやカルバドスなどもありますが、ブドウならブドウとマールになるのでしょうか?
<ではマールとは何でしょうか>
マールとは滓(おり)という意味。滓はぶどうを圧搾した後に残る果皮や種、果梗のことで、これらを発酵させ、蒸溜させたものがマールとなる。滓を水で洗う方法もあり、それによって生じたピケットという液体を蒸溜する場合もあります。 生産地区 ワインを生産する地域では生産が可能なため、広い地域で造られている。 蒸溜法 単式蒸溜機または他の蒸溜機を使う。蒸溜前の滓は、空気に触れさせないよう一定期間密閉した容器に入れられて蒸溜を待つ。蒸気で過熱されることが多い。 販売 アルコール度40度以上のものが多い。マール・ダルザス・ゲヴュルツトラミネルは45度以上、マール・ド・シャンパーニュとマール・ド・ブルゴーニュは40度以上と規定されています。
要はブランデー=ハードリカーな訳です。元々は酒に弱い自分にはきついのです。が、何故か飲んでしますのですよ。基本はブルゴーニュに多いのですがマールドブルゴーニュやサシカイヤ始め、見た目は興味シンシンの銘柄のものが意外に飲めたりします。ちなみに昨年の末にオーディーンでロマネコンティーの1945年のマールをいただきました。思えば日本酒の蔵元が日本酒を造った米の滓で米焼酎をつくるのと同じですね。
こうしたアルコール度数の高い酒でも醸造に使う素材の特徴を生かすために沸点を下げた『減圧』という方式が日本でも増えてきましたが、マールの香りや味わいもブドウの個性を生かしたものがたくさんあります。もし飲むなら余力を残していただくのがいいのでしょう。無理かもしれないけど?次回からはそうしようと思います。
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シャトーマルゴーの誕生年(1964年)を何故か乾杯する

<ここでシャトーマルゴーの勉強>
フランス/ボルドー地方/メドック地区/マルゴー村のワインです。ちなみにマルゴーでは白ワインも造られていますが、今回は赤ワインの話ですよ。
マルゴーは中でも厳しい審査に合格したワインの中でも「グランクリュ一級種ワイン」として世界に君臨するいわゆる「五大シャトーワイン」と呼ばれるワインの1本です。
特徴的には女性的なワインとして気品溢れるフルボディーで複雑にして深みのある日本で一番有名な赤ワインといっていいと思います。
ワインのぶどうの品種は比率75%がカベルネ・ソーヴィニオン種、20%がメルロー種、残りの5%はカベルネ・フラン種とプティ・ヴェルド種から作られています。
店のカウンターでワインリストを眺めていると<結構安いな…これは!俺たちの誕生年があるぞ>
って感じで注文をしてしまいした。
オーナーの菊池さんにも薦められてコンディションもよく、価格も十分の手が出る範囲だったので勢いで決めてしまいました。思えば友人も私も40歳になり、多少は過去を振り返るようになりました。この時期だから飲んでもいいんだと自分たちに言い聞かせていると、抜栓がすすみサービスが始まります。
まずはテイスティング。多少温度が低いようですが保存状態もいいようで思ったより熟成は進んでない状態で、味わいも香りも果実味が十分に楽しめる状態でした。ちなみに1964年はビンテージチャートで★★★。確かに余韻は少ないですが、甘みあり30-40分ほどで開き始めました。ゆっくりと時間をかけなきゃいけないのですが、ややせっかちにグラスを傾けてカウンターと友人と話がはずみます。やや干した果物のような香りと甘みが広がりながら約1時間で1964年のマルゴーの旅は終わりました。
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『日本のワインを愛する会』に参加して国産ワインの必然を考える

場所は丸の内の日本工業倶楽部会館の大ホールで60のワイナリーから100銘柄がそろって開催されました。
<ここで日本のワインについて勉強を>
日本のワインは1870年(明治4年)頃に始まりました。その以前にも江戸時代にパリの万博に参加した徳川幕府の時代にフランスのワインは一部入っていたようですが、実際に日本で醸造され始めたのは明治からのようです。
場所は山梨の甲府でぶどう酒醸造場を設立し本格的なワイン造りに取り組み、民間有志に模範を示します。これに応えメルシャンワインの前身ともいえる「大日本山梨葡萄酒株式会社」(通称・祝村葡萄酒醸造会社)日本初のワイナリーとしてスタートしました。ゆえに山梨、特に勝沼では数多くのワイナリーが現在もある訳です。一方で同時期にワイン専門のブドウ品種までつくった人がいました。
新潟県上越市の岩の原にぶどう園を開いた、川上善兵衛です。明らかに雪国である岩の原で、葡萄栽培とワイン造り…。果たしてそんなことが、可能なのであろうか?ぶどう栽培に取りかかったのは、1890年。苗木を守るために忍耐強く雪と戦い、何度も失敗。勝海舟の支援を受け、山梨ワインの創業に関わった土屋毅憲のもとで修行し、明治26年にようやく自家栽培のぶどうから五石のワインを作り出しました。その後、発酵学者の坂口謹一郎に技術援助を頼み、雪国の風土に合った"マスカット・ベリーA"ぶどうを作り出したり、雪の氷室をつくるなどして、良質のワインを安定して産出するようになりました。以来、川上善兵衛は日本のワインの父と呼ばれています。そこは現在の「岩の原葡萄園」です。
こうして日本のワインは夜明けを迎えますが、以後は戦争の中でブドウの栽培が優先出来ずに不遇の時代が続き、国内ワインが世の中で広まるのは砂糖が加わった『赤玉ポートワイン』が一般に人にワインの普及を始めることになります。実際に本格的な日本のワインが認知され始めたのはごく最近でビールのように町おこしも目的として全国各地で醸造がなされるようになりました。
さて、会場に入り試飲をさせていただきました。
飲んでみて、私は2つに大別しました。それは…
『国内品種の独自ワイン』と
『海外銘柄のブランドワイン』です。
雑感ですが、白ワインは個性含めて<なかなかいけるな>と思える商品がたくさんありました。フランスのシャルドネ種を使ってなくても、味わいがしっかりして厚みがある銘柄に数多く出会いました。一方で赤はばらつきが激しい気がします。独自ワインであれば酸が強くて水っぽいもの、ブランドワインであれば海外の商品と比較してコスト的に高すぎる銘柄もありました。
赤で厚みや個性と味わいがしっかりしてるのはメルシャン、サントリーと大手企業の銘柄に偏っていました。それでも出雲ワインやタケダワイナリーなど世界に出しても負けない銘柄も幾つもあり、飲んでいて楽しいイベントでした。
私が今回の試飲で改めて痛感したのは『酸の出方』と『味の厚み』です。これがあった上で個性で比較するのがワインだなと言うのが比較していて明らかに感じます。日頃に味わうワインとの違いがあるから感じることが出来たのかも知れません。
そうは言ってもこれだけ多くの日本のワインがある訳です。酸と味わいと個性を加えてどのような方向で成長を続けるのか?楽しみであると同時に近くで注目していきたいと思います。
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