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ワインは空けてから何時までもつのか?上手いのか?

昨日の深夜に地元のワインバー『ジュリアーノ』で空けたワインと1日おいていただきました。飲んだのはブルゴーニュの『ボルネー』の1999年ですが、あえて1日おいていただくことにしました。

本来ワインは空けて(抜栓)してから熟成が戻って、味わいが出るまで時間がかかります。これをワインが<開く>とか言う人が多いのですが、開いてからは味が徐々に弱くなって酸化がすすんで<終了>となります。この空けてから酸化が進むまでの間にピークとして<開いた>期間が生まれます。ワイン好きはこの<開く>タイミングを楽しみに時間をおいたり、日にちを空けてまで楽しもうとさえ思うことです。本当に開いた瞬間に立ち会って味わうワインは果実の個性が強く出て、<甘み>や<深み>が堪能出来ます。その瞬間がわずかだからこそワイン好きはそれを求めてタイミングを楽しめる嗜好品なのでしょう。

今回は約1日時間をおいてみた訳です。1999年だと空けた日には力強さはありますが荒々しさが随所に出ていますが、1日空けると丸みが出てきます。香りは弱まりますが、味わいは飲みやすくて素敵な感じに変化をしていました。私が思うにワインは時間をかけてと言うよりは時間を空けて比較すると<香りは弱まる><味わいの深さは増す>のが答えだと思います。他のワインでも比較に試してみるといいと思います。
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青山の気合が入ったレストラン『J』

青山の気合が入ったレストラン『J』に久々に行きました。
シェフは元グローバルの有名な料理人の植木さんですが、気合のこもった料理でお客様を楽しませてくれます。(連絡先は港区神宮前4-9-1 AKビル1F 03-3796-1144)
今日は軽いシャンパンの後にニュージーランドの『クラウディーベイ』のピノノワールをいただきました。料理はお任せでオマールのリゾット始め、ジビエもいただきながら軽快に楽しませていただきました。
<ちなみにクライディーベイのピノとは?>
CLOUDY BAY
生産地:ニュージーランド/マールボロ
乾燥させたハーブ、トーストを思わせる樽香、熟した赤い果実、甘草のアロマと風味が次々と広がり、その後に、きめ細かく、なめらかなタンニンとキリットした酸が口の中いっぱいにひろがります。ブドウの凝縮感あふれる味わいで、熟成するにつれて次第に複雑さを増してゆく、ピノ・ノワールの個性が見事に表現されています。

最後は出るまでアテンドいただき感謝です。次回はシェフに日本酒もって伺います。
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ボジョレーヌーボが今年も解禁しました

六本木の友人の店でヌーボの解禁時間になり、みんなで乾杯しました。
今日はぐったりであまりたくさん書けませんが<乾杯!>でもりあがりましたよ。

昨年の出来がいいこともあってやたら飲みましたが、今年は雨も多いようでやや薄いヌーボでしたがお祝い事ですので勢いも大切です。

まずはメデタイ!ヌーボを飲めてよかった!!

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まず、今年のボジョレー地区は4,5,6月と天候もよかったようですが、7月中旬には1週間ほど長雨が続き、下旬には雹の被害も若干出ました。
しかし8月末から収穫期の9月中旬は、ずっと晴天続き。暖かく、乾燥し、申し分ない状態で収穫を迎えました。収穫量は平年並み、しかし糖度の高いブドウが多く収穫できたようで、香りもボージョレーらしいフルーティなワインになりそうです。
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貴腐ワインは飲み過ぎると?

赤坂のレストラン『セレブール』で貴腐ワインを飲みました。しかし最後につい勢いで飲むと後にきます。

<ちなみに貴腐ワインって?>
菌が付着したブドウが果皮の表面のロウ質が溶かされ果粒中の水分が蒸発し、その結果葡萄の糖度がものすごく上昇する、この現象を貴腐と言います。この貴腐が起こったブドウから作られるワインは、糖度が高いため発酵は非常に長い期間行われ、またボトリティス・シネレア菌によってグリセリンやグルクロン酸などのさまざまな物質が造られ複雑な風味が生まれます。
そして、これらのワインは極甘口、芳香豊かでデザートワインとして熟成します。
実際に貴腐ワインが造られておる地域は限られており、フランス・ボルドー地方のソーテルヌ地区、ドイツのライン地方とモーゼル地方、ハンガリーのトカイ地方などが有名ですが、これらでの土地で造られた貴腐ワインを世界3大貴腐ワインと呼ばれます。

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疲れた帰りに美味い白ワインもある!

仕事の帰りに家の前のジュリアーノの行きました。
<週末で疲れてるな>
<でも休みも予定があるな>
<夕飯は軽く食べたけどちょっとつまみたいな何か>
<明日は早いから深酒はやめよう>

こんなこと考えてワインを飲もうとメニューからボトルを探していました。
それで
<じゃたまには白ワインにしよう>
<酸が強いとつらいから、若すぎるのは避けよう>
<料理は和食を1品だけ頼もう>

などと考えていると
<白のブルゴーニュ><ラモネのモンラッシェ>となり
<つまみは鴨と野菜の煮びたし>
としました。

<ラモネとは>
ドメーヌ・ラモネは、ブルゴーニュでも最も古い部類のドメーヌに入ります。ドメーヌ設立の1920年代から元詰を実現しており、この事が1930年代にアメリカに紹介され、世界最高の白ワイン生産者の一人として今日の名声を獲得するきっかけとなり、シャサーニュ・モンラッシェ村においておそらく最も尊敬されるべき生産者です。畏敬の念を持って「ペール・ラモネ(ラモネのじいさん)」と呼ばれる初代のピエール・ラモネ氏は、1994年に他界するまでカーヴに立ち続けた伝説の人物で、そのワイン造りは2代目のアンドレ・ラモネ氏の代にさらなる発展をとげ、ブルゴーニュでももっとも偉大な天才のドメーヌとしてその名を馳せました。ドメーヌ・ラモネの力強いワインを味わった飲み手はみな、その葡萄の力量に驚かされるとさえ言われています。

ラモネは昔よく通った三田の和食の『菱沼』においてありよく勉強した銘柄です。
お店のスタッフと話しながら香りは<シュークリームの皮><バニラ><髪を燃やした後の匂い>
などと組み合わせてコメントしながら久々にテイスティングした気分になりました。
しかしいいワインです、この白は・・・味わっていて酸が少なく、それでいて複雑な味わいがあり10度前後に冷やして上がる温度での変化が楽しめます。

などと、飲んでるうちにボトルが空いて更にグラスを注文していると<深夜の1時!>そろそろ会計して帰らなくては・・・
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