議場に国旗・市旗を掲揚する請願について、各議員がブログでお書きになっています。(主に継続を主張された方々ですが…)
議論を封殺された、議会制民主主義が尊重されていない、三田市には外国人も住んでいる、国旗国歌法は守らなくても罰則は無い、等々…
色々なご意見が述べられています。そこで議会運営委員会の委員であり、請願の紹介議員でもある立場上、少しだけ書こうと思います。
まず請願が議会運営委員会に付託されることになったわけですが、付託される前の委員会で「本当に議会運営委員会に付託されるのが適当なのかどうなのか」が議論され、何故そうなったのかと言えば、3月議会になって議会運営委員として今まで委員で無かった委員(継続派)が加わることになっており、そのことにより請願の採択の結果が変わってしまうことが適当ではないという意見が委員より出されたからです。
そして話し合いの結果、議会運営委員会に審議が付託されました。その時点で議運に付託されたことは委員全体の了承事項になったと私は思っています。
しかし付託された議運の中では、賛成の意見は述べられたものの、「議論が尽くされていない」よって継続とする委員が3人、請願の主旨に賛成が3人ということで委員長が継続にした経緯があります。
継続とされた委員さん達は議運では、請願の主旨については何も議論されなかったと記憶しています。それはあくまでも継続が多数派だったからです。
私は議運の中で、「議論を尽くした上で継続にしても良いのではないか」と何度も議論をお願いしましたが、継続の委員はあくまで継続を主張されるのみ。
しかし議運でもし継続が少数派なら、継続の委員はどうされていたのでしょうか?ご自分達が多数派で意見が通ると信じていたから議運で議論せずに、私が議論をして欲しいと言っても無視されたのではなかったのか?
自分達が多数派であったため、本会議場の前段階の議運では議論をせず、本会議場の採択が賛成多数になってから様々な意見が飛び出すのでは、本末顛倒ではないのでしょうか?少なくとも議運には全ての議員の代表が出てきているのだから、その代表を通じて意見を述べることは可能だったはずです。
私は議運で何も議論がされなかった事の方が残念で仕方ありません。
その議運が終わった後、私は共産党の委員さんに「どうして意見を述べてくれなかったのか、本会議場では継続多数となるか賛成多数となるか(現時点では数が拮抗しているため)分からないのに、本当に何の意見も述べないまま、継続で良かったのですか?」と聞きました。
その他「大会派の横暴だ」と書いてあるブログもあります。しかし三田市議会の場合大会派と言っても8人で過半数があるわけではありません。過半数が無いのに横暴などたとえ働きたくても働けません。
議会制民主主義とは話し合いが行われても意見が一致しない場合、最終的に多数決により結果を求めるもので、継続とされる方達がご自分達が半数だとおっしゃるなら、賛成とする議員も半数以上いたのだということをお忘れになっているのではないかと思うのです。
議運の審議ではご自分達が多数派ゆえ議論を封殺して、本会議場の採択の結果が賛成多数になってから、議論を封殺している、というのは賛同しかねます。
何事も物事は多角的な方面から見る必要性があると思います。
私はこのような事よりも請願の本質に触れて議論がしたかったと今でも思っています。
さて長々と書いてしまいましたが、もう一つ。兵庫県下の市町議会で国旗を掲揚しているのは41市中7市のみ、割合にして17.1%です。
私が出会う市民の方々は「三田市議会は何で国旗を揚げることでそんなに揉めるの?国旗があって当たり前なのでは?三田市は遅れているの?」と多々聞かれますので、地方議会の現状を書きます。
ちなみに県議会は100%国旗が掲揚されています。
議論を封殺された、議会制民主主義が尊重されていない、三田市には外国人も住んでいる、国旗国歌法は守らなくても罰則は無い、等々…
色々なご意見が述べられています。そこで議会運営委員会の委員であり、請願の紹介議員でもある立場上、少しだけ書こうと思います。
まず請願が議会運営委員会に付託されることになったわけですが、付託される前の委員会で「本当に議会運営委員会に付託されるのが適当なのかどうなのか」が議論され、何故そうなったのかと言えば、3月議会になって議会運営委員として今まで委員で無かった委員(継続派)が加わることになっており、そのことにより請願の採択の結果が変わってしまうことが適当ではないという意見が委員より出されたからです。
そして話し合いの結果、議会運営委員会に審議が付託されました。その時点で議運に付託されたことは委員全体の了承事項になったと私は思っています。
しかし付託された議運の中では、賛成の意見は述べられたものの、「議論が尽くされていない」よって継続とする委員が3人、請願の主旨に賛成が3人ということで委員長が継続にした経緯があります。
継続とされた委員さん達は議運では、請願の主旨については何も議論されなかったと記憶しています。それはあくまでも継続が多数派だったからです。
私は議運の中で、「議論を尽くした上で継続にしても良いのではないか」と何度も議論をお願いしましたが、継続の委員はあくまで継続を主張されるのみ。
しかし議運でもし継続が少数派なら、継続の委員はどうされていたのでしょうか?ご自分達が多数派で意見が通ると信じていたから議運で議論せずに、私が議論をして欲しいと言っても無視されたのではなかったのか?
自分達が多数派であったため、本会議場の前段階の議運では議論をせず、本会議場の採択が賛成多数になってから様々な意見が飛び出すのでは、本末顛倒ではないのでしょうか?少なくとも議運には全ての議員の代表が出てきているのだから、その代表を通じて意見を述べることは可能だったはずです。
私は議運で何も議論がされなかった事の方が残念で仕方ありません。
その議運が終わった後、私は共産党の委員さんに「どうして意見を述べてくれなかったのか、本会議場では継続多数となるか賛成多数となるか(現時点では数が拮抗しているため)分からないのに、本当に何の意見も述べないまま、継続で良かったのですか?」と聞きました。
その他「大会派の横暴だ」と書いてあるブログもあります。しかし三田市議会の場合大会派と言っても8人で過半数があるわけではありません。過半数が無いのに横暴などたとえ働きたくても働けません。
議会制民主主義とは話し合いが行われても意見が一致しない場合、最終的に多数決により結果を求めるもので、継続とされる方達がご自分達が半数だとおっしゃるなら、賛成とする議員も半数以上いたのだということをお忘れになっているのではないかと思うのです。
議運の審議ではご自分達が多数派ゆえ議論を封殺して、本会議場の採択の結果が賛成多数になってから、議論を封殺している、というのは賛同しかねます。
何事も物事は多角的な方面から見る必要性があると思います。
私はこのような事よりも請願の本質に触れて議論がしたかったと今でも思っています。
さて長々と書いてしまいましたが、もう一つ。兵庫県下の市町議会で国旗を掲揚しているのは41市中7市のみ、割合にして17.1%です。
私が出会う市民の方々は「三田市議会は何で国旗を揚げることでそんなに揉めるの?国旗があって当たり前なのでは?三田市は遅れているの?」と多々聞かれますので、地方議会の現状を書きます。
ちなみに県議会は100%国旗が掲揚されています。