【メモ】何時抜錨すべきやも知れざれば【メモ】

日韓共催2002サッカーワールドカップの頃の出来事。主に朝鮮日報、中央日報web版のスクラップ。 since 2001

お知らせ

2001年から2004年までです。

たまに日本の新聞も混ざります・・・。

枠で囲んだ青色の文字が記事。黒色の文字が私のコメントです。

私のコメントはその時その時に書いたものです。今読み返すとなんだかなーとか引用する数字が間違っているものがありますが、訂正せずにそのままにしております。ご容赦を。

他には

・美少女系主婦○○○の遊戯室
 2000年ごろ某サイトの部分的ログ。他にも面白いのがあったけど紛失。

・日本海
 当時にぎわしていた日本海表記に関しての記事。これ、いまだに続けてますね。
 中国との間に国境問題があったり似たような地図上の表記の問題はあるのだが、こちらは全くあちらから相手にされない。日本だけが少しでも相手にすると分かったら、あっちのお人はやることがしつこい。彼らから私が一番強く受ける印象は「イジマシイ奴ら」です。

エントリーは不定期です。

(020930)中央日報 北朝鮮への4億ドル支援の疑惑、捜査・処罰を要求

2002年09月30日 | Weblog






北朝鮮への4億ドル支援の疑惑、捜査・処罰を要求



国会・法制司法委員会(法司委)が30日に行った最高検察庁に対する国政監査で、野党・ハンナラ党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)議員は「当時の文化観光部(文化部)の朴智元(パク・ジウォン)長官と青瓦台(チョンワデ、大統領府)の韓光玉(ハン・クァンオック)秘書室長、産業(サンオップ)銀行の李瑾栄(イ・クンヨン)総裁、青瓦台の李起浩(イ・キホ)経済首席、国家情報院(国情院)の林東源(イム・ドンウォン)院長らが企んで、首脳会談の直前4億ドルを渡したことが分かったが、金大中(キム・デジュン)大統領が総括的に指揮したもの」とし「これは明白な国家保安法違反であり、即時、捜査に着手せよ」と促した。

同党の沈揆(シム・キュチョル)議員は「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に4億ドルを支援したのは、国家保安法上の便宜提供条項の違反であり、国情院幹部らの行動は職権乱用、現代(ヒョンデ)商船の粉飾会計も処罰されるべき」との見方を強調した。

一方、法司委の咸承煕(ハム・スンヒ、民主党)議員は「南北(韓国・北朝鮮)問題は、韓半島での戦争危険を除去し、和平を定着させる基調の上で接近されるべきだ」とし、また与党・新千年民主党(民主党)の秋美愛(チュ・ミエ)議員は「不正確な疑惑を提起すると、韓半島の和解基調と政治安定を揺さぶることになる」と、それぞれ反論した。

南鎬(ナム・ジョンホ)記者 < namjh@joongang.co.kr >


2002.09.30 20:35


(020930)朝鮮日報 北朝鮮取材陣15人はいずこに?

2002年09月30日 | Weblog






2002.09.30(月) 19:58



北朝鮮取材陣15人はいずこに?


 釜山(プサン)を訪れた朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の取材陣15人の行方がはっきりしない。彼らは28日、万景峰(マンギョンボン)92号に乗って約290人の北朝鮮応援団とともに多大浦(タデポ)港から入国した。朝鮮中央通信・朝鮮中央テレビ・平壌(ピョンヤン)ドゥンデ社などに所属する取材陣は釜山・海雲台(ヘウンデ)のハンファコンドミニアムに滞在し、本格的な取材に突入したものと伝えられた。しかし取材現場で彼らの姿を見るのは難しい。

 安全統制部のある関係者は「北朝鮮取材陣は『毎日の睡眠時間が2時間にも満たないほど仕事している』と話した」としながら「しかしどこで何をしているのかはわからない」と話した。開幕式に出席したという北朝鮮記者1人は重量挙げとソフトボールなど30日に行われた北朝鮮選手団の競技を取材するのかたずねると「まだ日程を検討していない。われわれは優勝する競技だけ取材します」と言葉をはぐらかした。

 北朝鮮取材陣のベースキャンプはIBC(国際放送センター)1階のKRTブース。このブースの左右には釜山放送とイラン放送の事務室がある。釜山アジア大会組織委員会は放送機材を準備しない北朝鮮取材陣に約30台のモニターと各種設備を提供した。KBSは編集器5台と録画器、変換器を、釜山放送(PSB)はENGカメラ3台をそれぞれ支援した。当初北朝鮮に生中継するものと思われた28日のサッカー予選、北朝鮮-香港戦(昌原(チャンウォン)総合運動場)は放送方法などシステムの問題で録画・編集して放送したようだ。

釜山=チェ・ソンジン記者



(020930)朝鮮日報 政府はそれほどまで真実が怖いか

2002年09月30日 | Weblog






2002.09.30(月) 19:29



政府はそれほどまで真実が怖いか


 金大中(キム・デジュン)政権が、南北首脳会談の「裏取引」疑惑から始まった今日の国政麻痺と混乱を甘受してまで、その真相解明をこれほどまで拒否する理由は何か。そして、この事に、直・間接的に関与した現政権の高位関係者らが、公職に求められる最小限の道徳性までも放棄したまま、真実への接近を忌避するのは何のためか。

 今回の疑惑を解明できる最も効率的な手段である金融監督院の口座調査を拒否している李瑾栄(イ・グンヨン)金融監督委員長は2000年6月、産業(サンオプ)銀行が現代(ヒョンデ)商船に問題の4900億ウォンを貸し出す際、同銀行の総裁を務めた人物だ。李委員長がいるのに口座調査をせよというのは、自分の不正を探れというのと同様、話にならない。

 この政権の対北政策設計者の1人と言われる林東源(イム・ドンウォン)当時国家情報院長(現大統領府外交安保統一特別補佐官)や、対北秘密特使を務めた朴智元(パク・チウォン)当時文化観光部長官(現大統領秘書室長)といった核心の当事者たちも同じように無責任だ。彼らは「私たちは知らないこと」、「産業銀行と現代商船が明かすべき問題」としながら、身を伏せている。

 しかし、これまでの現代商船の解明は、1日も経たないうちにほとんどが嘘であることが明らかになっている。当初、貸出金を運営資金として使用したと主張したが、この資金を会計帳簿に記録もしなかったことが明らかになり、今は完全に口を閉ざしている。このような状況なのにも関わらず、政府が真相解明を拒否するのは、職務遺棄のレベルでなく、それ自体重大な違法行為だ。

 さらに、現在の執権勢力はこの事件を政争に追い込み、真相解明を避けている。それだけでなく、かえって南北の裏取引疑惑を取り上げること自体、「冷戦勢力の陰謀」と、逆攻をしている。このような不道徳的な策略が引き起こす事態は、国民的抵抗だけだ。

 繰り返し言うが、この問題は会計監理や口座調査だけで容易に真相解明が可能だ。にも関わらず、この容易かつ鮮明な道を無視するのは、果して何をそれほどまで恐れているのか。


(020930)朝鮮日報 小学校の教室に漢字が戻ってきた

2002年09月30日 | Weblog






2002.09.30(月) 19:18



小学校の教室に漢字が戻ってきた




 韓国語文会(語分会)は11月に行われる第22回漢字検定能力試験の願書を追加で受け付けるという広告を30日にインターネットのホームページに掲載した。韓国語文会は最初、40万人程度が試験を受けると予想し、26~30日に願書の受け付けを行ったが、地域別に27~28日で定員となった。

 語文会は受験予定者の抗議が殺到すると、追加受け付けの広告を出すことにした。語文会の関係者は「今回、願書を提出した40万人のうちの20万人は小学生」とし、「抗議の電話をかけてきたのもほとんどが小学生の親たち」と述べた。

 小学生の間で漢字、漢文教育がブームとなっている。2005年度の修学能力試験(日本のセンター試験にあたる)から漢文が第二外国語の領域に含まれると発表された上に、中国への早期留学に対する関心が高くなっていることが影響し、人気が急上昇しているのだ。

 第22回漢字検定能力試験の願書受け付けを開始した26日は、朝早くから願書を提出しに訪れた小学生の父兄で、窓口前に1キロメートル以上の列ができる程だった。今年5月に行われた第20回目の試験にも31万人の受験者が集まったが、このうちの16万人が小学生だった。

 韓国語文会のチェ・ホンリョル本部長は「昨年に比べ受験者数が2倍以上増えたのは小学生の受験者が増加しているため」とし、「修学能力試験の第二外国語に漢文が含まれたことで増加の速度がさらに速くなった」と述べた。

 各小学校でもこのような需要に合わせて漢文の教育に力を入れている。朝の自習の時間以外にも、放課後の特技適性授業の時間を漢文教育に割いている学校も増えており、1週間に1~2回編成されている自由勉強の時間まで漢文の教育に活用している学校もある。ソウル・江西(カンソ)区・新月(シンウォル)洞のカンシン小学校は今年の夏休み、学生80人を対象に「四字小学」を指導し、修了証を授与したことに続き、2学期からは40人程度を対象に、漢字特技適性クラスを運営している。

 1週間に2回行われている自由授業の時間もコンピューターと漢字の教育だけに使われている。カンシン小学校の李鐘三(イ・ジョンサム)校長は「道徳性の教育のために漢文を強調しているが、修学能力試験に向けた準備の一環として漢文を勉強させようとする父兄が多いのが事実」とし、「最近は中国語を学ぶ基礎として考えている人もいる」と話す。

 小学生を対象にした漢字の学習雑誌市場も熱気を帯びている。教育専門企業の(株)テギョは漢字学習誌「ヌンノピ(目の高さという意味)漢字」の会員を2000年の18万人から今年9月現在は35万人へと2倍近く増やした。業界は、テギョ、クモン、ウンジン、チェヌンなど、教育関連企業の漢字学習誌の会員数が全国的に80万人に迫っていると推算している。

李知炯(イ・ジヒョン)記者


(020930)朝鮮日報 北の応援団指揮者のチョン・ミョンソンさんが釜山で人気者に

2002年09月30日 | Weblog






http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/09/30/20020930000019.html
北の応援団指揮者のチョン・ミョンソンさんが釜山で人気者に




 釜山(プサン)アジア大会に参加している朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)応援団の一員である、北朝鮮吹奏楽団の指揮者チョン・ミョンソン(22)さんは、訪れる競技場ごとに10人あまりの「ファンクラブ」を率いるスター並みの人気を誇っている。

 現代的で洗練された容貌、節度のある応援の指揮、そして、あれこれと意地悪な質問をする韓国の若者たちに、常に笑顔で手信号を使って返事をしてくれるためだ。

 30日午前、釜山の多大浦(タデポ)港には、相変わらずチョンさんの「固定男性ファン」10人あまりが集まり、チョンさんの乗ったバスの周りを囲んだ。友たち同士の金ジョンギュ(22)、金ソンミン(22)、チェ・ヒギョン(20)さんらは、2日連続してチョンさんに会うため、カメラを手に、多大浦港を訪れたという。

 金さんは応援のため競技場に向かおうと、バスに乗るチョンさんに、窓ガラスを通して携帯電話に入力した文字を見せながら、合いコンに出た大学生のように、あれこれと聞いていた。

 金さんが自分の携帯電話に「恋人はいますか」と文字を入力して見せると、チョンさんははにかんだように微笑みながら、大きく「X」のしるしをして見せた。

 チェさんは「受験勉強をしなければならないのに、ヌナ(姉の意。男性が年上の女性を呼ぶ時にも使う語)のために勉強にも身が入らない。責任取ってくれ」、「10年後、新義州(シンウィジュ)で会うまで結婚しないで」というメッセージもあった。

 3人の学生は「アジア大会が終わる時までチョン・ミョンソンさんの顔を見るために毎日多大浦に行くつもり」とした。多大浦近くの学校から北朝鮮応援団を見るためにやって来たタソン中学校2年の金テヨンさんも「オンニ(姉の意。女性が年上の女性を呼ぶ時にも使う語)がきれい過ぎて嫉妬してしまう程」としながら、チョンさんの乗ったバスから離れられずにいた。

 平壌(ピョンヤン)大学で指揮を専攻したチョンさんは、現在、北朝鮮の青年吹奏楽隊で指揮者を務めている。チョンさんは楽団の前に立って金色の指揮棒を振りながら、節度ある動きと音楽の強弱を調節する役割を担当している。

 この日午後、北朝鮮の女子ソフトボールの試合が行われたクドク野球場の応援席で会ったチョンさんは、アジア大会の開幕式について「かなり努力はされたようだが、北朝鮮のやり方とは大きくかけ離れており、抽象的で美感を感じることはできなかった」と話した。

 窓から見た韓国の女性については「北の女性はほとんどがチョマチョゴリ(韓国の伝統衣装)を着ているのに、南の女性はズボンをはいている人が多いので驚いた」とし、「ヘアスタイルも朝鮮的でなく賑やか過ぎる」と語った。

釜山=鄭佑相(チョン・ウサン)記者
陳仲彦(チン・チュンオン)記者



(020930)読売新聞 [北朝鮮工作船]「『訓練』で済ませる話ではない」

2002年09月30日 | Weblog






9月30日付・読売社説(1)




 [北朝鮮工作船]「『訓練』で済ませる話ではない」

 独裁国家の支配者が事実を確認したからといって、事足れりというわけにはいかない。

 昨年暮れ、奄美大島沖で沈没した不審船の問題である。日朝首脳会談で、北朝鮮の金正日総書記は、その船が北朝鮮の「工作船」であることを認めた。

 工作船は、法に従って行動した海上保安庁の巡視船に銃撃を加えた。巡視船は損傷し、乗組員には負傷者まで出た。

 日本の主権に対する、明白な侵害である。総書記発言は、北朝鮮が、拉致(らち)とともに、こうした国家的犯罪に手を染めていたことを認めたものだ。

 だが、この発言だけでは、船の国籍が特定されたに過ぎない。目的や船のルート、指揮・命令系統、責任の所在など、解明すべき点は数多く残されている。補償の問題も忘れてはならない。

 工作船は、近く陸揚げされ、海保と警察による本格的な船体調査が始まる。性能、装備や積載物などを十分に把握したうえで、北朝鮮に提示し、明確な説明を求めなければならない。

 これまでの潜水調査などでも、幾つか明らかになっている点がある。とりわけ注目すべきは、異常なほどの重武装と、高速で航行ができるように船体が改造されていることだ。

 武器は、地対空ミサイルやロケット砲が回収されている。エンジンは四基、船底もV字形で、時速七、八十キロ・メートルが出せる構造となっている。

 金総書記は、小泉首相に、工作船の活動を知らなかったと強調し、目的は「特殊部隊の訓練」と述べた。

 特殊部隊とはいえ、訓練だけのためにこれだけの武装が必要だろうか。

 北朝鮮のような体制の国で、総書記の了解もないまま、出先の部隊が勝手な行動を取ることができるだろうか。

 工作船は、国の指示で、工作員送り込みや覚醒(かくせい)剤取引などにあたっており、反撃や逃走のため、重武装や高速化を図った、との指摘もある。

 工作船はこれだけではない。九月初旬には、能登半島沖でも確認されたばかりである。疑念は増幅する一方だ。

 北朝鮮には、答える責任がある。「今後は起こり得ない」との総書記の言葉を保証することも不可欠だ。

 工作船の存在は、日本の安全保障にかかわる問題だ。現状では、まだまだ警戒が必要だ。領域警備体制の強化は、引き続き緊急の課題である。

 海保は、来年度予算で、高性能の巡視船を導入する方針だ。だが、これだけでは不十分である。自衛隊への領域警備任務の付与も検討していくべきだ。

(9月30日09:11)




(020930)読売新聞 北朝鮮特区の30日からのビザ免除、当面は困難に

2002年09月30日 | Weblog






20020930yomiuri
北朝鮮特区の30日からのビザ免除、当面は困難に




 【丹東(中国遼寧省)29日=佐伯聡士】北朝鮮の新義州特別行政区の初代長官に就任した楊斌氏が率いる「欧亜集団」の幹部は29日、楊氏が経済特区作りの具体的な政策の一環として30日から開始するとしていた外国人の査証(ビザ)免除措置について、「30日は査証なしで新義州に入ることは不可能だ」と述べ、当面は実施が難しいとの見通しを示した。

 楊氏は27日の記者会見で、30日からの実施を“国際公約”していただけに、スタートからつまずいた形で、投資環境整備に向けた特区のイメージダウンは避けられない。

 この幹部は「近く完全な査証免除を実現できるはずだが、新義州特区政府は設立されたばかりで、まだ時期については見通しが立たない」としている。

 この背景には、中国政府や丹東市当局との調整不足もあるとみられ、特区運営の多難さを示した。

 一方、韓国の聯合ニュースによると、楊氏は29日、遼寧省瀋陽の欧亜集団本社で記者会見、前言を撤回し、査証なしの新義州訪問が可能になるのは10月8日からと語ったという。

(9月30日01:57)





(020929)朝鮮日報 米「安保分野の北の変化ない」

2002年09月29日 | Weblog






2002.09.29(日) 19:15



米「安保分野の北の変化ない」


 リチャード・バウチャー米国務省報道官は今月27日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の最近の変化と関連し、「われわれはいくつか肯定的な発展を知っているが、われわれが(北朝鮮の)何ら動きも目にすることのできない分野が多い」とし、「特に、安保分野においては、(北朝鮮の変化が)ない」と述べた。

 米国務部のこのような発言は、10月3~5日のジェームズ・ケリー次官補(アジア太平洋問題担当)の訪朝に先駆け、北朝鮮のミサイルなど大量破壊兵器の開発と拡散、核兵器の開発、通常兵器問題などに対し、北朝鮮の誠意ある措置を繰り返し促すためのものと解釈される。

 バウチャー報道官はまた、ケリー次官補一行の訪朝の性格を聞く質問に対し、「ブッシュ大統領は昨年、声明を通じて、われわれは核心懸案に対し真摯に論議する準備が整ったと述べた」と前提し、「即ち、そのような論議が米代表団の意図」としながら、米代表団がブッシュ大統領の親書は持参しないことを示唆した。

 また、「われわれはこれまで、北朝鮮に対し、論議しようとする議題を繰り返し提示した」とし、「われわれは北朝鮮の大量破壊兵器の開発計画やミサイル開発問題、核開発活動、通常兵器の配置と北朝鮮住民の人権懸案など、われわれの関心事に対する包括的な解決を模索する」と述べた。

ワシントン=朱庸中(チュ・ヨンジュン)特派員





(020929)朝鮮日報 「ドイツの統一はカネで買ったもの」だと?

2002年09月29日 | Weblog






2002.09.29(日) 19:39



 「ドイツの統一はカネで買ったもの」だと?


 現政権の対北秘密支援に関する疑惑が拡大すると、民主党の韓和甲(ハン・ファガプ)代表は27日、「ドイツは統一をカネを払って買ったものなのに、そのような事実を明らかにする人はいない」と不満を吐露した。たとえ秘密支援が事実であったとしても、ドイツのケースと照らし合わせそれ程非難するような事ではないという意味のようだが、与党代表の認識がこの程度であるとすればそれはただ事ではない。

 韓代表は北朝鮮政権にそっと巨額の裏金を渡したことが本当に統一のためだと思っているのか、疑惑を明らかにしようとする試み自体を「民族的な良心から外れたふるまい」と非難した。韓代表は勝手にドイツの例を挙げながら事態の本質を誤魔化そうとするのではなく、歴史的な教訓をしっかり知らせる努力からしなければならないのではないか。

 東西独基本条約が結ばれた1972年から統一された1990年までの18年間、西ドイツの東ドイツ支援の総額は政府と民間部門を合わせて約1044億マルク(約61兆ウォン)に達する。このうち、西ドイツの住民が東ドイツの住民に渡した現金と贈り物は37兆ウォンとその半分を超える。政府レベルでは東ドイツ高速道路の通行料、東西独交易支援費、政治犯と離散家族の釈放および移住費、東ドイツ住民の西ドイツ訪問歓迎金などが主な項目だ。

 西ドイツの東ドイツ支援は徹底した相互主義の精神に従って、東ドイツ内の人権改善や東ドイツ緊張緩和、交流促進と関係しており、このような原則の遵守が統一に寄与したのだ。支援方式と規模、目的が透明で不可避な場合は与野党間の合意を先行させた。万一、西ドイツのブラント首相が東ドイツ政権に裏金を使い、東西独の首脳会談を成就させたとすれば、その日でブラント首相の政治生命と東方政策は目茶苦茶になっていたはずだ。

 韓代表の発言が、万一、現執権層の一般的な認識傾向を表したものであるとすれば、今後も北朝鮮とこのような取り引きを繰り返さければならないのか、聞かざるを得ない。





(020929)中央日報 【噴水台】常時武士

2002年09月29日 | Weblog






【噴水台】常時武士


米国が大量破壊兵器である原子爆弾を開発したのは1942年で、この爆弾の実験が行われたのは1945年7月16日だった。

ソ連は1949年9月24日、自分たちも原子爆弾を保有していることを発表した。1952年10月3日には英国が、1960年2月13日にはフランスが原爆実験に成功し、原子爆弾は強大国の地位を象徴する保有物になった。

以来、自衛権確保などの名目で各国の原子爆弾確保競争が激化され、中国、インド、南アフリカ共和国、パキスタンなどが核保有国家に加わった。

核保有国の数的増加とともに、核兵器の維持と改良、あるいは新しい核関連技術の確保を理由に、主に米国と旧ソ連など核保有国が実施した爆発は1945年以来、現在まで約2000回以上にのぼる。

だが、核実験は莫大な量の放射能汚染を引き起こし、環境災害に対する憂慮が高まって国際的な圧力も実験回数の増加とともに強くなっていった。

1963年、部分的核実験禁止条約(PTBT)が採択されたが、PTBTは大気、宇宙と水中での核実験のみ禁止していており、核強大国は地下核実験に突破口を求めた。

しかし、環境団体の圧力も次第に強まり、1974年には地下核実験の範囲がTNT150キロトン以内に制限される地下核実験制限条約(TTBT)が採択され、1996年9月には、包括的核実験禁止条約(CTBT)が締結された。

CTBTは、すべての核兵器実験と核爆発を禁止しており、条約採択時にインドとパキスタン、イラク、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)などは、核強大国の核既得権と核独占を許す条約だとして反発した。

また米国内の保守主義者をはじめとした一部の指導層も、核優位を奪われる可能性があるとして反対する一方、この条約の下でも少量のプルトニウム-239を利用する臨界値以下の実験は許容できると主張する。現在、このような核実験を通じて必要な情報を確保できる能力を持った国家は、核保有国の中でも極めて一部に過ぎない。

核など大量破壊兵器の拡散に反対し、不良国家を指定し、先制攻撃の可能性ももらしている米国は、このような論理で1997年7月、初めて臨界値以下の核実験を実行した。もちろん、国際核拡散反対団体はこういう核実験もCTBT違反だと非難する。

このような中、26日、米国はブッシュ大統領就任後、6回目の未臨界実験を実施した。ジョージ・ブッシュ大統領を日本の発音で表記すると、「常時武士(じょうじぶし)」と表記できるが、彼は果たして常時、武士なんだろうか。

金錫煥(キム・ソクファン)論説委員


2002.09.29 20:32




(020929)産経新聞 朝鮮伝来の“珍説”主張 柔道/空手

2002年09月29日 | Weblog






朝鮮伝来の“珍説”主張 柔道/空手
--------------------------------------------------------------------------------
釜山アジア大会組織委HP
日本側抗議、柔道は削除

 第十四回アジア大会が二十九日、韓国・釜山で開幕する。過去最大級の大会を運営する韓国の組織委員会が一方で日本独自の競技である柔道、沖縄で発達した空手を「朝鮮半島から伝わった」とする“珍説”を公式ホームページ(HP)で展開し、日本の関係団体が苦り切っている。
 柔道は明治十五(一八八二)年、柔術各派を修行した嘉納治五郎が創始した。国際柔道連盟(IJF)は規約第一条で、「嘉納治五郎により創設されたものを柔道と認める」としている。ところが組織委は中国の春秋時代に生まれた柔術が、豊臣秀吉の朝鮮出兵(韓国では壬辰倭乱)で「日本に伝わった」と指摘。その後「新しい流派を発足した」としている。

 空手は十四世紀末、明の華南地方から沖縄(琉球)に伝来した拳法が独自の発達を遂げたとされるのが定説。しかし組織委は「古代印度で発祥し中国に波及、唐の時に韓国へ」伝わり、日本に伝わったとしている。いずれも「韓国伝来」で共通しているが、柔道の基となった柔術も日本の戦国時代までの実戦の中で練磨されたとされ、秀吉の朝鮮出兵で日本に伝わったとする根拠はない。

 韓国語だけだったHPも、その後、日、英、中の三カ国語でも掲載、全日本柔道連盟も放置できず誤りを指摘し削除を要求した。組織委は九月中旬、“柔道の歴史”を削除したが、空手の方は掲載されたままだ。

 空手については、空手から派生し韓国で創設されたテコンドーを韓国側が「二千年の歴史」として、逆に空手の起源とする主張の影響もあるとみられる。全日本空手道連盟の蓮見圭一専務理事は「組織委には事前に資料を送ったのですが…」と困惑の表情。訂正、削除要請などを検討中だ。

 韓国では日本文化は半島伝来とする考えが根強く、剣道、合気道から華道、盆栽、サムライという言葉まで半島源流などとされている。しかし権威ある国際大会の運営団体の主張となると笑っていられない。組織委は「HPは各競技担当部署が作成した。対処したい」としている。(只木信昭)




記事のタイトルを入力してください(必須)

2002年09月27日 | Weblog






拉致「感情的に極大化」と北朝鮮メディアが日本非難


 【ソウル26日=浅野好春】北朝鮮の朝鮮中央通信は26日、日本人拉致(らち)事件に関して、「朝日間の問題は大局的見地で解決しなければならない」と題する論評を発表し、「現在、朝日間の肯定的な事態発展が気に入らない勢力は、拉致された日本人のうち長い期間に一部が死亡した問題を感情的に極大化している」として、北朝鮮メディアとして初めて拉致事件の存在を認めたうえ、日本国内の動きを批判した。しかし、金正日総書記が17日の日朝首脳会談で事件について謝罪したことには、触れていない。

 論評は「1970―80年代にわが国の一部個別の人々が勝手に日本人数人を誘引、または拉致したことがあり、再発防止のための内部措置も講じられた」と指摘。さらに「(日本の)遺族たちには極めて遺憾なことと言わざるを得ないが、わが政府は彼らの痛みを和らげるため最善を尽くしている」と北朝鮮側の努力を強調した。

 そのうえで、日本国内で「反共和国(北朝鮮)意識を吹き込む大々的なキャンペーン」が行われていると非難。「日本側が度を超した騒動を起こしては、事態を収拾できない状況に追い込みうる」として、拉致事件をこれ以上取り上げないよう暗に求めている。

 この論評は、通信社電として伝えられたもので、朝鮮労働党機関紙「労働新聞」など一般国民が触れるメディアに掲載されるかどうかは、26日現在では不明。

(9月27日00:37)




(020927)読売新聞 未解明の拉致疑惑で北朝鮮に事実関係確認…政府が方針

2002年09月27日 | Weblog






未解明の拉致疑惑で北朝鮮に事実関係確認…政府が方針

 政府は26日、北朝鮮による拉致(らち)事件の解明のため28日に訪朝する政府調査団(団長・斎木昭隆外務省アジア大洋州局参事官)に警察の鑑識専門家の同行を認めるよう外交ルートを通じて北朝鮮に求めたが、北朝鮮側は26日夜、これに応じない考えを日本側に伝えた。

 ただ、政府調査団には、医師と歯科医師が同行することが決まっており、北朝鮮側が死亡したとしている被害者の遺体や遺骨などが示された場合、身元の確認作業にあたる予定だ。

 また、政府は同日、外務、法務、警察など関係省庁の局長らで構成する拉致事件に関する専門幹事会(議長・安倍晋三官房副長官)の初会合を開いた。

 初会合では、<1>北朝鮮が拉致を認めていない行方不明者40人以上のうち、拉致の可能性が高いと判断したケースについて北朝鮮側に事実関係を確認する<2>被害者の早期帰国や家族の早期訪朝の実現に向け、被害者と家族を支援する<3>北朝鮮が拉致を認めた事件の事実解明のため、北朝鮮に情報提供を求めるなど必要な措置を取る――などの方針を確認した。

(9月27日01:09)



(020927)読売新聞 最古・最大級の河川漁労遺構、柵17基が出土…石狩市

2002年09月27日 | Weblog






20020927yomiuri
最古・最大級の河川漁労遺構、柵17基が出土…石狩市

http://www.yomiuri.co.jp/04/20020926i517.htm


石狩紅葉山49号遺跡から出土した、サケを捕獲するためのさく

 北海道石狩市の石狩紅葉山49号遺跡で26日までに、縄文時代中期末(約4000年前)の河川跡に仕掛けられた漁労用の「柵(さく)」の遺構17基が出土した。河川漁労の遺構としては国内最古、最大と見られる。同遺跡ではすでに、やはり魚を捕る仕掛けである「エリ」が8か所も出土しており、当時ここがサケ漁を中心とした一大内水面漁場だったことが確認された。

 遺跡は石狩川の本流から約2・5キロ上流の地点。石狩市教委によると、柵は、幅5―10メートルの河川跡の広さ約500平方メートルの範囲から集中して見つかった。小さいもので縦約1メートル、横約50センチ、大きいものでは縦約2メートル、横約1・4メートル。ほとんどが縦に並べた柳の割り木に横木を当てて山ブドウの樹皮で縛ったり、山ブドウのつるで固定したりした構造で、いずれも長方形だった。魚の遡上(そじょう)を妨げて捕獲するため、川底に打ち込んだ杭(くい)に立てかけて使用したものと推測されるという。(エリは魚ヘンに「入」)

(9月27日09:20)



(020927)朝日新聞 朝鮮総連機関紙が拉致報道で謝罪記事

2002年09月27日 | Weblog






朝鮮総連機関紙が拉致報道で謝罪記事 「誤報だった」


 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙「朝鮮新報」は27日付の紙面で、北朝鮮の金正日総書記が国家機関による日本人拉致を認めたことを受け、これまで拉致を「でっち上げ」として報道してきたことが「過ち、誤報であった」とする謝罪記事を掲載した。

 記事は通常のコラム欄に「編集部からのお知らせ」として掲載。「祖国の報道を信じ、それに依拠してきたとはいえ、ジャーナリストにとってはあるまじき行為だった」と認め、「読者の皆さんに誤った事実を伝え、言葉で言い表せないご迷惑を与えたことについて率直に反省しております」と説明している。同編集部に在日朝鮮人の読者からの怒りや抗議の電話やファクス、メールなどが相次いでいた。

(10:57)