幼稚園日記

熊本市城山幼稚園のブログです。

保育の連続性

2014年06月11日 16時00分00秒 | 園日記
城山幼稚園には3つのグループがあります。

それぞれのグループに2歳児~5歳児までのお友達が一緒に生活をしています。

そこに先生が3人ずついます。

保育活動を行う先生(リーダー)は隔週交代で行います。


きらきらグループで先週の保育活動を進める先生(リーダー)はR先生でした。

Rせんせいは、帰りの会でお友達にお手紙を読んでいました。


内容は、「スリッパをきれいに並べてくれてありがとう」



実は、このお話は2週間前からの続きだったんです。


~~2週間前~~

その週活動を進めるK先生(リーダー)がトイレのスリッパがいつも並んでいないことに気付き、

K先生は、子ども達にこんな保育を行っていました。



スリッパさんからお手紙もらったよ。

お手紙の内容は…「いつもグチャグチャになってるから、悲しいよ~」とスリッパさんからの訴えでした。



その話を通して、使ったスリッパをどうして並べないといけないかをみんなで話し合っていました。



そのお話後の様子を見て……か~ら~の~ 2週間後R先生のお手紙。


2週間前の子ども達への訴えだけで終わるのではなく、

子ども達が「スリッパのお話」をどのように受け止めて、それを子ども達がどのように実行している姿をR先生は見逃さず

そして、保育へとつなげてくれていました。



子ども達の様子に合わせた保育のつながり、保育の連続性を大切にするためには、


★いま、何ができているかな~

★いま、何ができていないかな~

★いま、何に興味があるかな~

など、子ども達の様子を観察することが重要です。


発達の過程を押さえ、発達の見通しを持った、それぞれの時期にふさわしい生活が展開できるような

つながりのある保育(保育の連続性)をこれからも大切にしていきたいです。



ル・フウ より


























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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
面白い試み (ジョアン)
2014-06-12 08:09:52
面白い試みですね!なんかすべて関連ずいていて。
保育って何かを教えるだけではないのですね、きっとこのお手紙をきっかけにスリッパを並べることを忘れないでしょうね!!
気持ち (GTR)
2014-06-12 09:41:43
スリッパさんの悲しい気持ち がお友達に届いたんですね!

お手紙で 気持ちを届けて、皆で考える

スリッパさんの返事 …ありがとう…


このアイデア
我が家でも 使わせていただきます。

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ありがとう ございます。

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