幼稚園日記

熊本市城山幼稚園のブログです。

スプーンの持ち方と発達の関係

2011年05月06日 15時06分54秒 | 園日記
スプーンの持ち方…

調べてみたので紹介します

子どもはスプーンの持ち方を

発達に合わせ変化させていきます。

月齢の目安:1歳過ぎ~1歳6ヶ月頃
スプーンを上から握る食べ方をします。

子どもは手や指の機能の発達に合わせて、

まずは上握りの持ち方からはじめます。

この頃の子どもの指は・・第一関節、第二関節といった指の分化が進んでいません。

まずは、手首や腕を動かして食べる上握りの持ち方で、

食具(スプーン)を使って食べはじめます。

(指の分化が進むと下持ちができます)。

月齢の目安:2歳頃~

鉛筆持ち(スプーンを下から持つ)に変えてみましょう。

この持ち方は箸の持ち方、鉛筆の持ち方、両者の持ち方に関係していきます。

正しく持つように促してあげましょう

「スプーンも持てるようになったし、3歳だし箸をもたせなくちゃ!」

と考えてしまう方、ちょっと待って!

3歳では箸が持てるだけの手の発達はまだ完全にできていません。

5歳位までは箸を持つことを強制する必要はありません。

まずはスプーンをしっかりと持って上手に食べる事が大切です!

もし発達よりも先に箸を持つことを強制させると、

上手に箸を持てないので上手に食べることができず、

誤った持ち方が身についてしまいます。


3~5歳頃の子どもに必要なのは

「箸を持てるようになること」よりも、

まず「食事を楽しむ・食事のマナーを守れること」です。


と、書いてありました。

発達のスピードは個人によって違います。

でも、発達の段階は同じです。

急いで発達を追い越してしまうと

逆効果とも言われています。

これからも、お友達の発達に合わせて

スプーン・はしの持ち方を援助していきたいです。

お家でも、お試しください




ところで…

食事のマナー

とは何でしょう

次回は「食事のマナー」について

調べて報告します

楽天的なとら より

 







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