東京新聞本社前
4月2日、東京都千代田区内幸町の東京新聞本社に出かけた
内幸町界隈は、コロナ禍で学生時代を過ごした新社会人が大勢いた
サクラ開花時期と重なって、緊張し、輝いて見えるスーツ姿は眩いばかり
約1ヶ月前に申し込みしていた
「自分発見!」
えんぴつ自画像ワークショップ
に参加
席は自由で壁側に座る
知りたいという思いを鉛筆に込めて
鏡を見ずに25分で描き、続いて持参の鏡を見ながら50分間で自画像を描き、、
参加者は、人生経験豊かなベテランシニアがほとんど
自画像を自由に思い思いに楽しく描き、だが、なかなか難しいよ!
鏡を凝視することもなくなった、自分と向き合う貴重な時間
講評の木下先生は参加者に声かけしながら、楽しんでいらしゃって、、
「自分しか描けない自分をよく知っている、上手・下手ではなく思いが伝わればいいのです」
アカデミックでない、思いを描くって漫画家でない限り手が進まない
ほんとに久しぶりに、真剣に鏡にむかった(笑) ・・
眼の視野検査の中心点を凝視するように、、なんだか、なんだか夢中に手が動き出したよ
参加者の前で自作を説明、講評を受ける
=今日頂いたポストカード=
追憶
136cm×93cm 鉛筆 ケント紙
モデル 故小林ハル
画像提供:東京新聞
最後の瞽女
「ゴゼ小林ハル像」1983年
(木下晋画文集『祈りの心』より)
盲目の旅芸人・瞽女(ごぜ)として105年の天寿を全うした小林ハルさん
祈りの塔
(平塚市美術館蔵)
真意
制作2021年
出典:銀座屋上ギャラリー枝香庵
白と黒だけの世界
静寂かつ克明、濃密に大画面に描き出す
線を重ねるというより、面に分割するような表現が、国際展などで評価されています
1947年、富山県に生まれ、鉛筆画家の第一人者
10Hから10Bまでの22段階の鉛筆を駆使して描くのは、ハンセン病回復者で詩人の桜井哲夫、
「最後の瞽女(ごぜ)」と呼ばれた小林ハル、パーキンソン病に苦しむ妻など
病気や老い、孤独といった人間の内面世界を精密に鉛筆画で表現しています
代表作である合掌図の作品をはじめとして、
強い祈りや希望、深い愛を感じることができる作品が多数
東京新聞前、日比谷公園のサクラ
ピンボケ
私は10年以上も前、瀬戸内国際芸術祭(直島、豊島、小豆島など)現代アートの祭典で
強烈な鉛筆画を観賞して名前だけは記憶にあった
海・波風にさらされた板張りの建物に、展示していた
作品撮影は禁止場所だった、
モノクロトーンの鉛筆画を強烈に印象残っていた作品は
「最後の瞽女(ごぜ)」小林ハルさん
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木下晋 展
2024.年5月7日 (火)~18日(土)*休廊13日(月)
10:00~17:30(最終日~17:00)
埼玉画廊 Saitama Gallery
埼玉県川口市栄町3-105-15-2(3階)
JR川口駅東口デッキ直結 徒歩1分
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