ちょっと奥さん！寒天がないんですってよ！

いやはや世間では寒天が大ブームになっとりますね。
いまやどこのお店に行っても寒天は売り切れで入荷未定だとか。
それというのも寒天ダイエットとかトマト寒天なるものが注目されて一斉ににマスコミなどが取り上げたからだよなぁ。

ほんっとにもー！
若貴問題にしろセレブ杉田離婚問題にしろ、いちいち煽りすぎなんだよ、アンタたち（怒）

なんでも棒寒天作りのメーカーでも、前代未聞の注文が殺到してこの調子ではお盆前には今年の出荷分は底をついてしまうとか。

過去にもやれココアだのバナナだのと話題になるたびに売り場から商品が消え、短いブームが幾度となく繰り返されてきたよね。
そんな短命な大ブームのために販売店側が苦労して流通量を確保した頃には○○熱が冷めて見向きもしなくなるくせに、日本人てぇのはどーしてこう情報に躍らされやすいんだろうねぇ。（日本人だけじゃないのかも知れないけど）

かなり前になるけど、ナタデココが大ブームになった時もそうだったよねぇ。
あの時は、原産国であるフィリピンにまで多大なる影響をもたらしたじゃないですか。

当時、日本の需要に応えようと大量生産体制を整えた現地ではブームが去った後、一体どんな様子なのか、いまだにナタデココを好んで食べる私としてはずっと心の隅で気になっていたわけで。

それで、検索してみたらこんなページがHitしたのでご紹介。

http://love-zero.paslog.jp/article/7489.html

http://www.gulf.or.jp/~houki/essay/zatubunn/firipin/natadecoco.html

ね？ひどいでしょー。

国内の寒天メーカーといっても限られているし、へたに需要に応えようとして設備投資などした日にはあとで大変な目に遭うんではなかろうかといらぬ心配までしちゃうわよ。・・・って大きなお世話ですね。
まあ、日本の経営者はそうそうバカじゃないでしょうし、ね。
私はただただこの寒天ブームがナタデココの二の舞にならないようお祈りしときます。