JUNSKY blog 2015

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参議院選挙で敗けても首相を辞めないが、民主党内選挙で負けたら首相を辞任する? 倒錯!

2010-08-18 12:44:32 | 選挙
2010年8月18日(水)

 先日、ある新聞のコラムに、(概略)
【菅総理は参議院選挙で大敗し、国民の信を得られなかったのに居座ったにも関わらず、単なる民主党内手続きに過ぎない代表選挙で負けたら総理大臣を辞任しなけらばならないと言うのは、おかしいのではないか】という趣旨の記事があった。
 何新聞だったかは、ちょっと忘れてしまった。
 西日本新聞かと思ってWebで社説を調べたが、それらしきタイトルは見当たらなかった。

 しかし、上記の指摘は確かにその通りである。
有権者の半数近くが投票した参議院選挙で、当初の目標を大きく下回る敗北を期した結果(有権者の意志表明)を無視して居座ったのに、高々数百名の議員(党員を入れても数万人にもならないであろう)が投票する党内選挙で負けたら(菅直人・本人は負けるつもりはないだろうが)代表が交代し、結果総理大臣指名選挙がまた行われて、鳩山総理よりも短い在任期間を終えることになるのである。

 こんな倒錯した選挙結果が国民の支持を得られるはずは無いし、国際的にも恥の上塗りでしかない。

 9月に代表(党首)選挙があるのがわかっているのに、もっぱら参議院選挙対策として総理大臣と党首を辞任した鳩山由紀夫前首相の責任は極めて重いと言わなければならない。

 しかし、辞任後は鳩山前代表の責任を追及する声は、民主党内からは聞えて来ないようだし、マスメディアも辞任前の大ネガティブ・キャンペーンは何だったのか?という様相である。
 今や、マスメディアは政治報道さえ、“芸能報道化”(いっときだけ熱狂するスキャンダリズム化)していると言わなければならない。

 で、その民主党代表選挙であるが、菅代表は切り捨てた小沢前幹事長の影響が大きいと言われる(小沢氏の手腕で当選したと思いこまされている)1年生(衆議院)議員(小沢チルドレン)に個々にラブレターを送って、会談(勉強会への参加)を懇願しているらしい。
 しかし、小沢チルドレンなる衆議院議員も小沢氏の手腕(選挙対策)で当選したと言うよりも、時の風に吹かれて当選した者どもが殆どだと私は思う。小沢氏の“神通力”など、70年代はともかく、今の大方の有権者には通用するはずがないのだから。

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 「タイトル記事」 の出所が解りました。
 朝日新聞 8月16日付け【社説】 でした! 

党首選のあり方 ― 政権交代時代にあわない

     朝日新聞 2010年8月16日(月)付

 民主党の代表選が9月に行われる。目前に迫ってくる前に、党首の選び方のそもそも論を考えておきたい。

 今回の民主党代表選になにか釈然としない思いを抱く人も少なくないと思う。疑問は大きく二つあるだろう。

 仮に菅直人首相が敗れれば、新代表が首相になる。毎年のように首相が代わったあげく、今度は3カ月でお払い箱か。こんなに短命政権続きで日本は大丈夫か。それが、疑問の第一だ。

 次に、菅氏は先の参院選で自民党に敗北しても首相を辞めなかったのに、なぜ一政党内の手続きにすぎない投票の結果次第で首相を辞めなければならないのか。それが第二の疑問だ。

 むろん9月の代表選は公明正大にやってもらおう。それとは切り離して、今後の党首選のあるべき姿を今から議論しておくことは有益だと考える。

 日本の首相は大変である。政権を維持するのに乗り越えなければならないハードルが実に多い。政権選択がかかる総選挙、中間評価としての参院選、それに加えて党首選も、だ。どれも、しくじったら退陣に追い込まれかねない正念場である。

 永田町の抗争局面である「政局」がほとんど毎年のように首相を脅かす。これでは内政外交の重要課題に腰を据えて取り組むどころではない。

 代表選をにらんで党内を刺激しないよう気を使い、精彩を欠く菅首相の現状はその象徴だろう。

 ハードルの多さが政権を弱体にし、ひいては短命政権の連続にもつながる。日本政治が急いで解決しなければならない宿題である。

 自民党の一党支配が盤石だった頃、首相は党総裁選で事実上、決まった。総選挙を通じた政権交代など想像できない時代だったから、それが通った。

 いまは、有権者が総選挙を通じて新しい首相を直接指名し、政権交代を起こしうる時代になった。

 総選挙よりも党内手続きを優先し、党の都合で首相を交代させる従来のやり方は正当性を失ったといっていい。

 有権者が「自分たちで選んだ」という意識を持てない首相は、最初から基礎体力を奪われているに等しい。

 小泉内閣後、総選挙を経ずに生まれた安倍、福田、麻生各内閣の発足時の内閣支持率は63、53、48%と、たらい回しの度に低下。昨年の総選挙で生まれた鳩山内閣は71%、菅内閣60%だ。

 改革の方向ははっきりしている。

 現状では党首の任期は総選挙の時期と無関係に決められているが、これを見直すことである。

 民間有識者らがつくる「21世紀臨調」は、党首の任期を総選挙のサイクルと一致させるよう提言している。首相候補である党首は、原則として次の総選挙の前に選挙する。

 現実的なアイデアだろう。
              朝日新聞 2010年8月16日



小沢チルドレンこっちにおいで 首相、ラブレター作戦(産経新聞) - goo ニュース

山岡氏、小沢氏に出馬要請へ 民主代表選で来週にも(共同通信) - goo ニュース

鳩山氏「菅首相応援は当然」 代表選支持あらためて表明(朝日新聞) - goo ニュース

普天間移設、日米専門家協議始まる(読売新聞) - goo ニュース

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今日の運動 (深夜 追記)
 *ストレッチング20分
 *筋トレ 各種(脚、腹筋、背筋) 10分
 *コンディショニング・バレエ 60分
 *トレッドミル 6km/時を中心に25分 2.2km歩行 100Cal消費
   (Warming Up & Cooling Down 含む)
 *水泳(平泳ぎ)150m(5分)
 *浴室で入浴して汗流し 30分
 トータル3時間ほど。
 *歩数計 (5700歩 スタジオ・レッスンを含む)
 「コンディショニング・バレエ」には、前回と同じ女性6人で黒一点でした。 


またも 中高年の登山者が遭難 【剱岳】

2010-08-17 18:51:29 | 事件・事故
2010年8月17日(火)

 何度警告されても、また、遭難死しているニュースを聞いても
「自分だけは大丈夫!」と思っている中高年者が多いらしい。

 またも60代のパーティの遭難である。中高年の無謀さにはあきれる!
 【パーティーは50代後半から60代後半の男性2人、女性6人で、いずれも兵庫県芦屋市を拠点とする山岳会「アルペン芦山(ろさん)」に所属している。】(朝日)という。

 結局、救助ヘリに助けられると言う失態を又も演じてしまった。

 確かに、60代は難しい年代である。
矍鑠(かくしゃく;この難しい漢字は、とても手では書けないが)としている方も大勢いる。
「まだ自分は充分若い!中高年などと言わせない」と思っている人も少なくない。

 その気概は多とするし、社会貢献に活かして頂きたい。

 しかし、所詮30代や40代とは違うのである。
ずっと継続して登山を頻繁に行っているベテランならまだしも
(そういうベテランも 先だってのTVクルーのように遭難死 するが…)
年に数回行くとか、何年ぶりとか言うのでは、気持は追いついても身体が追い付いて行かないのである。
 ましてや、友達に誘われて初めて行くなどはもっての他。

 それも映画の美しくも雄大な映像にあこがれて【剱岳】に登ろうなどとは、無謀としか言いようがない。
 あの映画の中でさえ、【剱岳】の厳しさは描かれているし、映画のスタッフ・キャストも半ば命懸けでの撮影だったほどである。

 何を考えて、ハイキング気分で、【剱岳】なんぞに登ったのであろうか?
 下にリンクを引用した朝日新聞記事に依れば、
【剱岳は、厳しい登山を強いられる山として有名で、中でも今回一行が歩いた北方稜線のルートは、難易度が高く、ガイドブックには「一般登山者の通行は困難」などと記されている。】 とのこと。

剱岳で連絡途絶えていた男女8人、ヘリで救助 けがなし(朝日新聞) - goo ニュース

 『芦屋市を拠点とするパーティ』なら裏山の【六甲山】にでもハイキングに行けば良い。
 しかし、天候に依れば【六甲山】のような近場の山でも遭難することもあるのである。

 くれぐれも山を甘く見てはいけない!

 今回は、ヘリコプターが出動し、なんとか無事救出されたようだが、先日の事故に見られるように、ヘリの出動にも二次遭難などのリスクが常に伴うのである。
 特に険しい山岳地帯での救出は高度な技術を要し、レスキュー部隊も命懸けで助けに来てくれるのだということを夢ゆめ忘れてはいけない。

 前回も述べた が、「調子が悪くなったらヘリを呼ぼう」などと安易に考えて登山してもらっては困る!

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北アルプス・剱岳で男女8人連絡つかず(朝日新聞) - goo ニュース 

      2010年8月17日(火)01:17
 富山県警上市署に16日午後4時ごろ入った連絡によると、北アルプス・剱岳(標高2999メートル)を登山していた兵庫県の男女8人のパーティーと連絡がつかなくなった。県警は遭難した可能性があるとみて、17日朝から捜索する。

 上市署や山小屋関係者によると、行方が分からないのは、兵庫県の男性2人、女性6人の計8人とみられる。一行は12日に剱岳周辺に入山。北方稜線(りょうせん)を登山し、15日に下山する予定だったが、天候不順で下山予定を16日に遅らせたという。15日午前5時ごろ、剱岳の中腹にある山荘「仙人池ヒュッテ」を出発して山頂を目指したが、夜になっても次の宿泊予定だった「剣山荘」に到着しなかった。メンバーの1人が15日午前に家族に「いま稜線にいる」と電話をかけて以降、連絡が途絶えている。下山の連絡を待っていた8人の知人が県警に通報した。17日午前1時現在も連絡がとれない状態という。
 


剱岳で8人連絡取れず=下山日過ぎ、捜索へ―富山(時事通信) - goo ニュース

北アで不明の8人を発見 兵庫の男女、全員無事(共同通信) - goo ニュース

剱岳で連絡途絶えていた男女8人、ヘリで救助 けがなし(朝日新聞) - goo ニュース

剱岳の8人、無事確認=ヘリで収容―富山県警(時事通信) - goo ニュース 

      時事通信 2010年8月17日(火)09:03
 北アルプス剱岳(2999メートル)を登山中に連絡が取れなくなっていた兵庫県の男女8人パーティーを、捜索していた富山県警が17日午前に発見、ヘリコプターで収容した。全員無事で、目立ったけがなどはないという。

 県警上市署によると、17日午前5時半ごろ、剱岳の北方稜線(りょうせん)でビバークしている8人を発見し、救助した。 
 


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今日の運動
 *ストレッチング 20分
 *ポルドブラ 50分
 *ナチュラルスタイル・ヨーガ 45分
 *水泳(平泳ぎ)500mほか 30分
 *浴室で入浴して汗流し 30分
 
 トータル4時間ほど。
 
 ポルドブラ、ナチュラルスタイル・ヨーガとも
 17名参加で、男性は4名でした。






「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意」(憲法前文)

2010-08-16 08:37:30 | 戦争と平和
2010年8月16日(月)

 昨日“終戦”記念日の【河北新報】社説の最後は、

わたしたちの戦後社会は「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意」(憲法前文)して再出発した。この心の構えを変えることなく次代への推進力をどう生み出すか。そんな問題意識を深めたいと思う。 

  と締め括っていた。

 マスメディアが憲法の精神を高く評価することは、当たり前のことだが、実際にはできていない中で、河北新報の社説(主筆?)が、この精神を高く掲げたことは注目に値すると思う。

 この社説では、他にも以下のような注目すべき表現があった。 

 終戦65年の夏に、政権交代後初めての記念日を迎えた。日米安保条約50年、日韓併合100年の年でもある。戦禍に終止符を打った特別な日への回想にとどまらずに、少し視野を広げながら非戦と平和への思いを巡らせておきたい。
  (中  略)
 前首相は米軍普天間飛行場の沖縄県外移設を、「変化」の理念を優先させて進めようとして失敗した。菅直人内閣は日米同盟の枠組みの「継続」以上の手だてをまだ示せてはいない。
 日韓併合100年に関連する首相談話は「痛切な反省と心からのおわび」と、1995年の村山富市首相談話、2005年の小泉純一郎首相談話を踏襲した。朝鮮王朝関連の文化財文書の引き渡しを表明したのは、政権交代による独自性を打ち出そうとしてのことだろう。
  (中  略)
 国連事務総長や駐日米大使が初めて出席した広島の平和記念式典の光景が問い掛けてきたのは、核廃絶という望ましい究極の変化と、米国の「核の傘」という日本が継続せざるを得なかった実態との距離である。
 「持たず、つくらず、持ち込ませず」の非核三原則を国是と呼んで戦後社会は営まれてきた。オバマ米政権が提唱する「核なき世界」の理念は形の上ではその延長線上にある。
 しかし既に、政権交代後の外交文書の精査によって、非核原則と実際の運用との大きな隔たりが明らかになっている。
 理念と現実の落差を埋める議論こそが、国際社会に核廃絶を促すエネルギーになると考えたい。


2010/8/15 【河北新報】社説  終戦65年/特別な日の回想だけでなく

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今日の運動 (夜 追記)
 *ストレッチング 20分
 *筋トレ3種目×2セッション
 *トレッドミル 6km/時 で 12分 1.2km歩行 50Cal消費
   (Warming Up & Cooling Down 除く)
 *浴室で入浴して汗流し 30分
 今日は、水泳は無し。 
 トータル1時間半ほど。




“終戦”記念日 菅総理 「千鳥ケ淵戦没者墓苑」 を訪れ献花

2010-08-15 13:36:13 | 戦争と平和
2010年8月15日(日)

敗戦の詔勅(いわゆる【玉音放送】)が行われた8月15日である。

第2次世界大戦の終結は、それから2週間後の1945年9月2日
ミズリー号甲板での連合国(中ソ除く)との敗戦証書への署名が行われた日
と“国際的には”なっているようだ。

今朝のNHKの日曜討論では、コメンテイターが「敗戦の日」と発言したのを 
NHK解説委員が即座に「終戦記念日」ですねと言い換えていた。

*************

 政府主催の「全国戦没者追悼式」での式辞で菅総理は、

 「亡くなられた300万余の方々の無念を思う時、悲痛の思いが尽きることなく込み上げる」と述べた。アジア諸国などへの加害責任については、昨年の麻生太郎元首相と同様に、「多大の損害と苦痛を与えた」と言及。「不戦の誓いを新たにし、世界の恒久平和の確立に全力を尽くす」とした。 (時事通信) 



 また、式典に先立ち、菅総理は「千鳥ケ淵戦没者墓苑」を訪れ献花した。
私も、「千鳥ケ淵戦没者墓苑」を訪れたことがあり、総理大臣の慰霊と献花には賛成だ。
なお、「千鳥ケ淵戦没者墓苑」には、靖国神社には誰も行かない皇族も慰霊と献花や植樹をしており、いまや公的な性格を持つ墓苑となっている。

 一方、菅総理は、「靖国神社」には参拝しなかった。 懸命な判断である。

全閣僚も参拝を見送る意向を表明している。首相と全閣僚が参拝しなければ、終戦記念日の参拝が注目されるようになった80年代以降では初めて。閣僚参拝の見送りは、中国や韓国などアジア諸国に配慮すると同時に、自民党政権との違いを内外にアピールする狙いもありそうだ。(共同通信) 


『終戦の日に閣僚が1人も参拝しなければ、政府に記録が残る1985年以降では初めてとなる。』(時事通信) とのこと。
 しかし、閣僚ではない少なからずの民主党議員が「靖国神社」に参拝したようだ。
『菅内閣の副大臣、政務官は加わらなかった』(時事通信)という。

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「不戦の誓い新たに」=東京で戦没者追悼式―65回目の終戦記念日(時事通信) - goo ニュース

菅首相、戦没者墓苑で献花 全閣僚も靖国参拝見送り(共同通信) - goo ニュース

超党派議員が靖国参拝=首相、閣僚は見送りへ―終戦記念日(時事通信) - goo ニュース


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今日の運動
 *クロール初級クラス 30分
 *クロール 100m
 *平泳ぎ 1000m
 *浴室で入浴して汗流し 30分
 今日は、水泳のみで、他のプログラムは無し。 
 トータル3時間ほど。
 
 「クロール初級」の方は、6名参加で、男女半々でした。




「円高」 問題 何もしない菅首相

2010-08-14 22:56:22 | 経済
2010年8月14日(土)

 菅首相は円高・ドル安の進行について、静養先の軽井沢で
「今後も注意深く見ていきたい」
  と述べたという。(2010/8/14)

 言い換えれば、今この時点では 「何も手を打たない」 と言う話である。

 「無策」としか言いようがない。

 もう少し詳しく紹介すると、以下のように述べたらしい。(読売) 

 「日銀とはいろんなレベルでコミュニケーションしている。今、いつどうするということまでは決めていないが、必要な形のコミュニケーションは当然、今後もしっかり取っていきたい」
 10日夜からの夏休み中も、円高をめぐって仙谷官房長官や野田財務相と電話で連絡を取り合ったことに触れたうえで、「休み中だが、円高のことは絶えず気になり、注意深く見なくてはと思っている」と強調した。 


東京円も一時84円台止まらぬ円高・株安連鎖  菅政権の無策ぶり露呈(産経新聞) - goo ニュース

日銀総裁「注意深くみていく」…円高進行で談話(読売新聞) - goo ニュース

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今日の運動
 *ストレッチング 15分
 *ポルドブラ 50分
 *ナチュラルスタイル・ヨーガ 45分
 *浴室で入浴して汗流し 30分
 今日は、水泳なし。試しに新たな一つのクラスに参加。 
 トータル4時間ほど。
 *歩数計 (装着忘れ)
「ナチュラルスタイル・ヨーガ」とは、深い複式呼吸を基本としながら、ゆったりした動きで日頃使うことの少ない筋肉を伸縮させるもので、動きには付いて行けましたが、充分に曲がらないのは、致し方ないことでした。
 深い腹式呼吸、無理をしない、人の動きと比較しない等、三つの注意事項に気をつけながら動く必要があると最初にガイダンスされました。
 23人参加で、男性は4名ほどでした。
 ポルドブラの方は、20名ほど参加で、黒一点でした。




【定数削減実施すれば小党危機に】 共同通信

2010-08-13 21:16:40 | 選挙
2010年8月13日(金)

 先だってより呼びかけている
【議員定数削減より議員歳費の大幅減額と政党助成金の廃止】 を!


 今日は、共同通信も 
【定数削減実施すれば小党危機に 二大政党制は一層進む】 との記事を掲載している。

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定数削減実施すれば小党危機に 二大政党制は一層進む 

      共同通信 2010年8月13日(金)19:30

 国会議員の定数削減問題に関連し、民主党の一部で「最も早く現実的」とささやかれる「比例代表で衆院80、参院40削減」が実施された場合、議席占有率が上昇し二大政党制が一層進む一方、小政党は議員数が激減、党の存亡にもかかわりかねないことが13日、削減後の“定数”を過去3回の衆参両院選挙に当てはめた共同通信の試算で分かった。

 国民の多様な声の反映が求められている中で、定数削減に向けた各党の丁寧な論議が求められそうだ。

 試算は、衆院の比例代表定数を100とし、05年の国勢調査人口を基に現在と同じ方法であらためて割り振った。各ブロックの定数は最も少ない四国が3となり、最も多い近畿でも13減って16となる。

 これを09年衆院選結果に当てはめると、民主党の獲得議席は87から54に、自民党は55から30議席に。公明党は21が10に、共産党は9が4とほぼ半減、みんなの党も3が2に、社民党は4が0となった。

 これに07年と10年の参院選を加えた、3回の選挙を基にした各党の衆参国会議員の合計は、民主党365人、自民党172人、公明党23人、みんなの党11人、共産党8人、社民党5人、国民新党4人などとなった。


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今日の運動
 *ストレッチング20分
 *Esta独自の体力測定 30分
 *水中ウォーク 500m(20分)
 *水泳(平泳ぎ)1000m(50分)
 *浴室で入浴して汗流し 60分
 今日も、試しに二つのクラスに参加。 トータル4時間ほど。
 *歩数計 (装着忘れ)
 




日航123便の管制に携わった管制官、沈黙破る

2010-08-12 12:59:59 | 事件・事故
2010年8月12日(木)

 日本航空123便が御巣鷹山に墜落し、520人の犠牲者とその家族や知人の不幸を起こした事故から25年。

 今年も慰霊祭と慰霊登山が行われています。

 事故機を最後の瞬間まで生還させようと誘導した管制官がその思いを吐露したと言います。

墜落前の悲鳴「今も耳に」 日航機の管制官、沈黙破る(朝日新聞) - goo ニュース       朝日新聞 2010年8月10日(火)16:48

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「気が緩めば25年前に」=事故知る世代、若手に伝承-日航整備士・ジャンボ機墜落(時事通信) - goo ニュース

日航機墜落25年 深い悲しみ次世代へ(産経新聞) - goo ニュース

墜落前の悲鳴「今も耳に」
 日航機の管制官、沈黙破る
 

      朝日新聞 2010年8月10日(火)16:48
「夏になると当時に引き戻されるんですよ。(日本航空のジャンボ機の)墜落直前にヘッドホンを通じて耳に届いた、パイロットの『ああっ』という悲鳴のような声が忘れられない」

 西日本のある空港で、男性(54)は言葉を選び、語り出した。

 25年前の夏。東京航空交通管制部(埼玉県所沢市)の管制官として、上空の航空機と交信していた。8月12日も普段と変わらない一日だった。

 当時29歳。管制官になって8年目だった。先輩管制官らと「関東南セクター」という空域を担当する勤務に夕方からつき、管制卓に着席した。羽田への到着便が増える時間帯。「そろそろ忙しくなるぞ」と思った矢先だった。

■午後6時24分47秒

 「ブーッ」。管制室内にブザー音が鳴り響く。レーダー画面の日航123便の機影に、緊急事態(エマージェンシー)を示す「EMG」の文字が点滅し始めた。乗客と乗員計524人。午後6時12分に羽田空港を離陸し、大阪(伊丹)空港に向かっているボーイング747型機だった。部屋の隅から、上司が近づいてきた。

■同25分21秒

 「日航123便、トラブル発生。羽田への帰還を求める。2万2千フィート(高度約6700メートル)に降下したい」。機長の声が英語でヘッドホンから流れてきた。

 「了解」。そう答えながら「おかしいな」と感じた。エンジン出力が低下した、客室内の気圧が下がったなどと、普段ならトラブルの中身を伝えてくるはずだが、機長は何も言わない。

 心が騒いだ――。

     ◇

 東京航空交通管制部に「羽田へ戻りたい」と告げた日本航空123便は、旋回することなく、ふらふらと伊豆半島上空を西に向かっていた。  



■午後6時27分2秒

 「123便、確認しますが緊急事態を宣言しますね」

 「その通り」

 「どういった緊急事態ですか」

 やはり応答はない。「とんでもないことが起きているのでは」

 ■同28分31秒(地図上の1)

 「レーダー誘導のため90度(東)へ飛んでください」

 「しかし、現在アンコントロール(操縦不能)」

 衝撃的な言葉だった。普段はオフのスピーカーがオンになり、123便とのやり取りが管制室中に響いた。

■同31分2秒(同2)

 「降下できますか」

 「今、降下しています」

 「名古屋に降りますか」

 「いや、羽田に戻りたい」

 「何とかしたい」。そう思うと、とっさの呼びかけが口をついた。「これから日本語で話していただいて結構ですから」

 パイロットと管制官とのやり取りは、近くを飛ぶ航空機でも聞き取れるよう、通常は英語を使う。でも今は、パイロットの負担を少しでも減らし、事細かにやりとりしたかった。

 123便は北に向かう。すでに隣の空域に移っており、無線の周波数を切り替え、別の管制官に移管するところだが、そういう指示はしなかった。「切り替えたはずみで無線がつながらなくなるかもしれない。そうしたら日航機は命綱がなくなってしまう」

 じりじりとしながら画面をにらんだ。他機が近づかないよう、航路から退ける指示を続けた。

 富士山をかすめた123便は、羽田のある北東に向かい始めた。「戻れるかもしれない」。かすかに期待も芽生えたが、周囲は山。機体の高度は5分間で一気に3500メートルも下がっていた。

■同47分17秒(同3)

 「現在コントロールできますか」

 「アンコントローラブルです」。もはや管制官はまったく役に立っていなかった。ヘッドホンから「ああっ」という声も聞こえてきたが、機内で何が起きているのかは、わからなかった。

 「おれはどうしたらいいんだ」。絶望が襲う。その頃、機長らが必死に山を避けて操縦を試みていたことは、後で知った。

■同53分28秒(同4)

 「えーアンコントロール。ジャパンエア123、アンコントロール」

 「了解しました」

 これが最後の交信になった。

 3分後、糸の切れたたこのように画面上を点滅しながら漂っていた機影が止まった。その場で十数秒間点滅した機影は突然、消えた。

 体に電気のようなしびれが走った。薄暗い管制室は静まりかえった。背中越しに指示を送っていた上司も、先輩も黙っていた。30秒ほどして、上司に促されて呼びかけてみた。「ジャパンエア123、ジャパンエア123」。応答はなかった。

 ヘッドホンを外し、席を立った。別室で報告書を書いた。妻には「いつ帰れるか分からない」と電話で告げた。頭の中で何度も、交信した「最後の30分」を繰り返していた。

 朝方に帰宅して、墜落した機体をテレビで見た。ショックを気遣った上司に数日、休みを与えられた。事故原因を調べる国の航空事故調査委員会や警察から、事情を聴かれることはなかった。

   ◆  ◆

 管制官の仕事を続け、最近までいた部署では事故防止の対策づくりに取り組んできた。今は管理職として空港事務所で管制関連業務に携わっている。だが、123便と交信していたことは、家族や一部の同僚しか知らない。

 事故から数年後に御巣鷹の尾根に立った。その後も、遺族や報道陣が多い8月を避けて、仲間や家族とたびたび登ってきた。だが、尾根へと向かう険しい道のりや、事故で傷ついた山肌を見るたび、あの時のつらい思いが呼び起こされた。無理だったと分かっていても「自分が何とかできなかったか」という思いはぬぐえず、表に出て話す気持ちになれずにいた。

 最近になって、「事故を風化させないため、今ならできることもあるのでは」との考えが頭をよぎるようにもなった。世界各地で飛行機事故が起きるたび、原因は分かっているのか、管制官はどう対応したのかと気になる。管制の現場には、御巣鷹の後に生まれた管制官も出てきた。航空会社の経営はどこも厳しく、安全よりもコスト削減ばかりが取りざたされるのが気がかりだ。

 25年前の「あの夏」のことを伝える時期なのかもしれない、と思いはじめている。

     ◇

 日航123便墜落事故 1985年8月12日午後6時12分に羽田空港を離陸した大阪(伊丹)行きの日本航空のボーイング747型(ジャンボ)機が、12分後に相模湾上空で操縦不能になり、同56分に群馬県上野村の山中(御巣鷹の尾根)に墜落した。乗客509人と乗員15人のうち乗客4人を除く520人が死亡した。スペイン・カナリア諸島の空港で77年にジャンボ機同士が衝突し、583人が死亡した事故に次ぐ惨事で、単独機の事故としては現在も世界最悪。

 国の航空事故調査委員会は87年、機体後部の圧力隔壁の亀裂が広がって破壊され、一気に噴き出した客室内の空気が尾翼などを吹き飛ばしたとする調査報告書を公表。この機体は事故の7年前に伊丹でしりもち事故を起こして隔壁を損傷しており、この際にボーイング社が行った修理が不適切だったことが破壊につながったと結論づけた。

 御巣鷹以降、日本の航空会社は乗客を死亡させる事故を起こしていない。 



「何とか助けたい一心だった」=交信管制官が初証言―日航ジャンボ機墜落25年(時事通信) - goo ニュース


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今日の運動
 *ストレッチング10分
 *エンジョイSTEP 40分
 *平泳ぎ40クラス(平泳ぎで25m以上泳げる人対象の40分コース)
 *水泳(平泳ぎ)500m(20分)
 *浴室で入浴して汗流し 30分
 今日も、試しに二つのクラスに参加。 トータル3時間ほど。
 *歩数計 (装着忘れ)
 「エンジョイSTEP」とは、高さ20cmほどの台を使ったエアロビクスのようなプログラムでした。女性30人ほどの参加で男性も数名参加していました。 




韓国の日本完全併合100周年を迎えて政府として謝罪

2010-08-11 23:51:21 | 国際関係
2010年8月11日(水)

 昨日閣議決定され発表された「日韓併合100年 菅直人首相談話」 の全文 です。

 韓国・聯合ニュース 2010年8月10日14時19分配信


【ソウル10日聯合ニュース】
 日本の菅直人首相が10日、韓日併合100年を機に「首相談話」を閣議決定した。
以下は全文。
***********************

 本年は日韓(韓日)関係にとって大きな節目の年だ。ちょうど100年前の8月、日韓併合条約が締結され、以後36年に及ぶ植民地支配が始まった。三・一独立運動などの激しい抵抗にも示されたとおり、政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷つけられた。


 わたしは歴史に対して誠実に向き合いたいと思う。歴史の事実を直視する勇気とそれを受け止める謙虚さを持ち、自らの過ちを省みることに率直でありたいと思う。痛みを与えた側は忘れやすく、与えられた側はそれを容易に忘れることはできないものだ。この植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、ここに改めて痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明する。

 このような認識の下、これからの100年を見据え、未来志向の日韓(韓日)関係を構築していく。また、これまで行ってきたいわゆる在サハリン韓国人支援、朝鮮半島出身者の遺骨返還支援といった人道的な協力を今後とも誠実に実施していく。さらに日本が統治していた期間に朝鮮総督府を経由してもたらされ、日本政府が保管している朝鮮王室儀軌などの朝鮮半島由来の貴重な図書について、韓国の人々の期待に応えて近くこれらをお渡ししたいと思う。

 日本と韓国は2000年来の活発な文化の交流や人の往来を通じ、世界に誇る素晴らしい文化と伝統を深く共有している。さらに、今日の両国の交流は極めて重層的かつ広範多岐にわたり、両国の国民が互いに抱く親近感と友情はかつてないほど強くなっている。また、両国の
経済関係や人的交流の規模は国交正常化以来飛躍的に拡大し、互いに切磋琢磨しながら、その結び付きは極めて強固なものとなっている。

 日韓(韓日)両国は今この21世紀において、民主主義や自由、市場経済といった価値を共有する最も重要で緊密な隣国同士となっている。それは、2国間関係にとどまらず、将来の東アジア共同体の構築をも念頭に置いたこの地域の平和と安定、世界経済の成長と発展、そして核軍縮や気候変動、貧困や平和構築といった地球規模の課題まで、幅広く地域と世界の平和と繁栄のために協力してリーダーシップを発揮するパートナーの関係だ。

 わたしはこの大きな歴史の節目に、日韓(韓日)両国のきずながより深く、より固いものとなることを強く希求するとともに、両国間の未来をひらくために不断の努力を惜しまない決意を表明する。 



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日韓併合、首相談話を閣議決定 植民地支配を謝罪(共同通信) - goo ニュース

朝鮮王朝時代の祭礼や主要行事を絵や文で記録した
   「朝鮮王室儀軌」の「大礼儀軌」
(朝鮮王室儀軌還収委員会提供)(聯合=共同)

日韓併合に「反省とおわび」=王朝文書引き渡し表明―首相談話を閣議決定(時事通信) - goo ニュース


宮内庁が所蔵している朝鮮王朝儀軌のうち、朝鮮国王が使用した
「朝鮮国王之印」など11印の改鋳を記録した宝印所都監儀軌。
政府は10日、日韓併合100年にあたり、韓国に引き渡す方針を決めた。
       写真は同庁提供【時事通信社】


日本の首相談話発表、韓国政府も水面下で努力(聯合ニュース) - goo ニュース


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今日の運動
 *ストレッチング20分
 *筋トレ 各種(脚、腹筋、背筋) 10分
 *オリエンテーション 運動によるカロリー消費について等 30分
 *コンディショニング・バレエ 60分
 *水泳(平泳ぎ)500m(20分)
 *浴室で入浴して汗流し 30分
 今日も、試しにひとつスタジオメニューに参加。 トータル4時間ほど。
 *歩数計 (3000歩 スタジオ・レッスンを含まず)
  「コンディショニング・バレエ」とは、殆どがバレエの基礎訓練のようなプログラムでした。女性6人で黒一点でした。 


【核抑止力】 という 悪魔に 魂を売ったか!? 菅首相  対照的な潘基文国連事務総長の意志

2010-08-10 17:35:26 | 戦争と平和
2010年8月10日(火)

 菅首相は、広島の平和祈念式典の直後の記者会見で「核抑止力」の必要性を強調し、自らの式典での挨拶との矛盾を突かれた。

 長崎では、被爆者と対談した際に、この二枚舌を厳しく批判された。

 長崎の式典でも広島と同様「核廃絶の先頭に立って行動する道義的責務がある」(この「道義的責務」という言い回しは、オバマ大統領のプラハ演説のパクリそのもの)との思いを述べたのにも関わらず、その後の記者会見でも改めて「核抑止力」の必要性を“確信犯的に”述べたと言う。

 被爆者はもちろんのこと、核兵器廃絶を求めて立ち上がっている高校生をはじめとする若い世代の人々からも、『二枚舌』を厳しく批判されている。

 悪魔メフィストに魂を売ったファウストのようなものか・・・?

 いやいや、そんなゲーテの高級な戯曲の世界では無い。

 単にアメリカに頭が上がらない旧態依然たる“政治家(せいじや)”の本性を顕しただけである。

 菅総理とは対照的に
【広島、長崎を訪れた国連の潘基文事務総長は9日、ニューヨークの国連本部で記者会見し、両市訪問は「深く心を動かされる経験だった」と語り、核兵器廃絶に向けた取り組みを強化していく考えを示した。
 潘事務総長は被爆者との対話などを通じ、「核兵器のない世界を実現するため、最善を尽くさなければならないという信念を強めた」と強調した。[時事通信社] 】
【「核兵器が存在する限り、その脅威もまた存在する。脅威を取り除くとしたら、核兵器そのものを廃絶する必要がある」と表明しました。 赤旗 2010/8/11】
  と言います。

 他ならぬ唯一の被爆国の総理大臣として菅直人は恥ずかしくないのでしょうか?

被爆地訪問「心動かされた」=国連総長(時事通信) - goo ニュース


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核廃絶 信念強まった
  被爆地訪問の国連事務総長

             2010年8月11日(水)「しんぶん赤旗」

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 【ワシントン=西村央】

 平和記念式典参加などで広島、長崎を訪問した潘基文(パンギムン)国連事務総長は9日、ニューヨークの国連本部で会見し、「原爆被害の衝撃は想像をはるかに超えるものだった」と訪問の印象を述べ、「核兵器のない世界に向け、あらゆる努力をしなければならないという信念を強くした」と核兵器廃絶の必要性を強調しました。

 潘事務総長は、多くの被爆者と懇談する機会があったことにも触れ、「多大な苦しみを経ながらもその勇気と力には心が動かされた」と指摘。
「核兵器が存在する限り、その脅威もまた存在する。脅威を取り除くとしたら、核兵器そのものを廃絶する必要がある」 と表明しました。

 事務総長はまた、ジュネーブで行われている国連の軍縮会議のハイレベル会合を9月24日にニューヨークで開くと発表しました。その狙いについて、包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効や、兵器用核分裂物質生産禁止(カットオフ)条約交渉の開始で合意形成をはかるための議論をしていくと語りました。



非核三原則 首相「法制化を検討」 抑止力の必要性は強調(産経新聞) - goo ニュース 

      産経新聞 2010年8月10日(火)08:00

 菅直人首相は9日、長崎市内で記者会見し、非核三原則の法制化について「政権を担当してまだ2カ月だ。これまでの経緯を含めて私なりに検討していきたい」と述べた。政権内では法制化への慎重論が強く、首相が法制化を強行すれば強い反発が予想される。


 核抑止力については「北朝鮮の核開発を含めて世界が核抑止力に頼らなくてすむ状況には至っていない」と必要性を重ねて強調した 上で「核軍縮に向けた強い思いは変わらない。核兵器のない世界になれば抑止力は必要なくなる」と述べた。

 核拡散防止条約(NPT)未加盟のインドと原子力協定締結交渉を進めていることについては「核軍縮、不拡散の視点に十分注意を払って、インドにもNPT参加を強く働きかけていきたい」と述べた。

 法制化をめぐっては、仙谷由人官房長官が6日、「わが国の重要な政策として内外に十分周知徹底されており、必要ない」と否定的な見解を表明。岡田克也外相も「将来にわたって縛ってしまうのがいいのか」と慎重な考えを示した。

 記者会見に先立ち、首相は、長崎市の平和公園で開かれた原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席し、「唯一の被爆国であるわが国は『核兵器のない世界』の実現に向けて先頭に立って行動する道義的責任がある。核兵器保有国をはじめとする各国首脳に核軍縮・不拡散の重要性を訴え、国際社会の合意形成に貢献していく」と決意を表明した。
 



核抑止力発言で首相を批判=面談の被爆者団体―長崎(時事通信) - goo ニュース     時事通信 2010年8月9日(月)18:03

首相「核抑止力は必要」 広島原爆の日 米大使、国連総長出席(産経新聞) - goo ニュース     産経新聞 2010年8月7日(土)08:00


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今日の運動
 *ストレッチング20分
 *ポルドブラ 50分
 *水泳(平泳ぎ)500m(20分)
 *浴室で入浴して汗流し 30分
 *歩数計 (5000歩 スタジオ・レッスンを含む)
 今日は、試しにひとつのスタジオメニューに参加。 トータル4時間ほど。
 「ポルドブラ」とは、バレエや宝塚レビューの振り付けににた動きを比較的ゆっくり運動するものですが、結構な汗をかきました。
 偶然のことながら、インストラクター(先生)は、私の娘とバレエ・スタジオの同窓生で、1年違いの仲のよい友達だったとか。 早速娘に電話していたようで、娘からその旨メールが来ました。
 そのメールを見る前に私も娘にメールを送りました。


「原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」  田上長崎市長【平和宣言】

2010-08-09 12:52:23 | 戦争と平和
2010年8月9日(月)

今日は「長崎原爆犠牲者慰霊の日」
    合  掌 !


 今年は、被爆者のみなさんで構成する「ひまわり」のコーラスではじまり、式典中盤と終盤にも別の団体による合唱が平和をもとめて歌い上げるなど、音楽に重点がおかれた式典となりました。

      65回目の原爆忌…核拡散、長崎から警告(読売新聞)
     
     (平和祈念式典で合唱する被爆者歌う会「ひまわり」の団員
      長崎市の平和公園で 8月 9日(月) 11時42分9日読売新聞)

 毎年のことではありますが、長崎市長の【平和宣言】を御紹介します。

 イギリス、フランスをはじめ、アフリカ諸国や中東諸国、とりわけイスラエル政府からの出席も得て慰霊式典が行われましたが、広島の慰霊祭に参加したアメリカは代表を送りませんでした。

 オバマ大統領は、「広島だけ代表を送れば充分だ」と判断したのでしょうか?

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田上長崎市長の【平和宣言】 

 被爆者の方々の歌声で、今年の平和祈念式典は始まりました。

 「あの日を二度と繰り返してはならない」という強い願いがこもった歌声でした。

 1945年8月9日午前11時2分、アメリカの爆撃機が投下した一発の原子爆弾で、長崎の街は、一瞬のうちに壊滅しました。すさまじい熱線と爆風と放射線、そして、燃え続ける炎……。7万4千人の尊い命が奪われ、かろうじて死を免れた人びとの心と体にも、深い傷が刻みこまれました。

 あの日から65年、「核兵器のない世界」への道を一瞬もあきらめることなく歩みつづけ、精いっぱい歌う被爆者の姿に、私は人間の希望を感じます。

 核保有国の指導者の皆さん、「核兵器のない世界」への努力を踏みにじらないでください。

 今年5月、核不拡散条約(NPT)再検討会議では、当初、期限を定めた核軍縮への具体的な道筋が議長から提案されました。この提案を核兵器をもたない国々は広く支持しました。世界中からニューヨークに集まったNGOや、私たち被爆地の市民の期待も高まったのです。

 その議長案をアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の核保有国の政府代表は退けてしまいました。核保有国が核軍縮に誠実に取り組まなければ、それに反発して、新たな核保有国が現れて、世界は逆に核拡散の危機に直面することになります。NPT体制は核兵器保有国を増やさないための最低限のルールとしてしっかりと守っていく必要があります。

 核兵器廃絶へ向けて前進させるために、私たちは、さらに新しい条約が必要と考えます。潘基文国連事務総長はすでに国連加盟国に「核兵器禁止条約」の検討を始めるように呼びかけており、NPT再検討会議でも多くの国がその可能性に言及しました。すべての国に、核兵器の製造、保有、使用などのいっさいを平等に禁止する「核兵器禁止条約」を私たち被爆地も強く支持します。

 長崎と広島はこれまで手を携えて、原子爆弾の惨状を世界に伝え、核兵器廃絶を求めてきました。被爆国である日本政府も、非核三原則を国是とすることで非核の立場を明確に示してきたはずです。しかし、被爆から65年が過ぎた今年、政府は「核密約」の存在をあきらかにしました。非核三原則を形骸(けいがい)化してきた過去の政府の対応に、私たちは強い不信を抱いています。さらに最近、NPT未加盟の核保有国であるインドとの原子力協定の交渉を政府は進めています。これは、被爆国自らNPT体制を空洞化させるものであり、到底、容認できません。

 日本政府は、なによりもまず、国民の信頼を回復するために、非核三原則の法制化に着手すべきです。また、核の傘に頼らない安全保障の実現のために、日本と韓国、北朝鮮の非核化を目指すべきです。「北東アジア非核兵器地帯」構想を提案し、被爆国として、国際社会で独自のリーダーシップを発揮してください。

 NPT再検討会議において、日本政府はロシアなど41か国とともに「核不拡散・軍縮教育に関する共同声明」を発表しました。私たちはそれに賛同すると同時に、日本政府が世界の若い世代に向けて核不拡散・軍縮教育を広げていくことを期待します。長崎には原子爆弾の記憶とつめあとが今なお残っています。心と体の痛みをこらえつつ、自らの体験を未来のために語ることを使命と考える被爆者がいます。被爆体験はないけれども、被爆者たちの思いを受け継ぎ、平和のために行動する市民や若者たちもいます。長崎は核不拡散・軍縮教育に被爆地として貢献していきます。

 世界の皆さん、不信と脅威に満ちた「核兵器のある世界」か、信頼と協力にもとづく「核兵器のない世界」か、それを選ぶのは私たちです。私たちには、子供たちのために、核兵器に脅かされることのない未来をつくりだしていく責任があります。一人ひとりは弱い小さな存在であっても、手をとりあうことにより、政府を動かし、新しい歴史をつくる力になれます。私たちの意志を明確に政府に伝えていきましょう。

 世界には核兵器廃絶に向けた平和の取り組みを続けている多くの人々がいます。長崎市はこうした人々と連携し、被爆地と心をひとつにした地球規模の平和市民ネットワークをはりめぐらせていきます。

 被爆者の平均年齢は76歳を超え、この式典に参列できる被爆者の方々も、少なくなりました。国内外の高齢化する被爆者救済の立場から、さらなる援護を急ぐよう日本政府に求めます。

 原子爆弾で亡くなられた方々に、心から哀悼の意をささげ、世界から核兵器がなくなる日まで、広島市とともに最大限の努力を続けていくことを宣言します。

          2010年(平成22年)8月9日

                長崎市長 田上 富久

          (朝日新聞 2010年8月9日11時47分)
   


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     (長崎原爆の日」を翌日に控え、長崎市の平和公園では
      原爆死没者を追悼する「平和の灯(ともしび)」が開かれた。
      会場には平和への願いを込めた手作りのキャンドルが並べられた
            8日夜、同市の平和公園)【時事通信社】 )
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    (写真は浦上天主堂で早朝から祈りをささげる人たち
           【時事通信社】8月 9日(月) 5時 3分)

浦上天主堂で早朝ミサ、300人が祈り 長崎原爆の日(朝日新聞)

「核なき世界」実現訴え=「禁止条約」支持表明へ-65回目長崎原爆の日(時事通信)



核廃絶長崎の祈り…英仏出席に望み、米は姿なく(読売新聞) - goo ニュース

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長崎、65年の原爆の日 初参列の英仏など32カ国代表(共同通信) - goo ニュース

9日、65回目「長崎原爆の日」 英仏代表ら式典に(西日本新聞) - goo ニュース

長崎の被爆者団体、首相の「核抑止力は必要」発言に抗議(朝日新聞) - goo ニュース

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 こちらは、入院中から昨日までのアクセス数です。
やはり退院後に御来訪者が増えているようです。
 
      日 付       閲覧数   訪問者数   ランキング
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今日の運動
 *ストレッチング20分
 *スロトレ・サーキット 30分(レベル★だったのに、結構きつかった!)
 *筋トレ 各種(脚、腹筋、背筋) 10分
 *トレッドミル 12分(1km)6km/時にて
 *水中歩行 300m, 水泳(平泳ぎ)300m(20分)
 *アクアグローブ(水かきを付けての抵抗の大きいアクアロビクス) 40分
 *浴室で入浴して汗流し 60分
 *歩数計 (5000歩 スタジオ・レッスンを含む)
 今日も、試しに二つほどスタジオメニューに参加。 トータル3時間半ほど。

【議員定数削減より議員歳費の大幅減額と政党助成金の廃止】 論調がひろがりつつある!

2010-08-08 21:16:01 | 選挙
2010年8月8日(日)

 当ブログが、先日来数回にわたって呼び掛けた
【議員定数削減より議員歳費の大幅減額と政党助成金の廃止】
 をマスメディアを巻き込んだ活動にしようではないか! が
 地方紙を中心にマスメディアにも一層広がりつつあります。

 本日付の「赤旗」では、今度は第2面で(前回は第13面)動向を紹介しています。

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いくつかを御紹介します。(赤旗の引用ではなく原典から引いています。)

  信濃毎日新聞 2010/8/4付け 社説 

国会議員定数 削減の前にやることが

 民主党は先の参院選で、衆院の比例定数を80、参院定数を40程度減らす公約を掲げていた。比例定数を減らしたら選挙制度は大政党にますます有利になる。「死に票」が増え、多様な民意を国政に反映させるのも難しくなるだろう。
      (中 略)
 会見で首相は、行政経費の無駄削減と並べて「国会議員自身が身を切ることも必要だ」と述べていた。問題の一つはここにある。

 国会は国民主権が体現される場である。在り方を見直すときは、どういう仕組みにしたら民意がより正確に反映されるかがポイントになる。行政改革と同列に論じるのは間違いだ。

 そもそも有権者数に比べた議員の数は、日本はほかの先進国に比べむしろ少ない方である。国会議員が身を切るやり方は、歳費のカット、政党交付金の返上など、ほかにいくらでもある。
      (後 略)
          信濃毎日新聞 2010/8/4付け 社説


  佐賀新聞 2010/8/7付け 論説

国会議員定数 丁寧な論議積み重ねて

 これからの各党による協議次第だが、削減の内容、幅によっては、民意が今以上に反映されない制度となりかねない。政権の実績づくりを急ぐあまり、前のめりになってはならない。議会制民主主義の根幹にかかわる問題であり、慎重な検討が必要だ。
      (中 略)
 現行の小選挙区比例代表制は、現実そうであるように政権交代を可能にする。この制度が二大政党化を促進させる傾向があるからだ。だが一人しか当選できないため、死票が多くなる制度だ。それは民意を正確に反映しないことにつながる。また、比例代表並立制のもとでも昨年の衆院選で見られたように得票率と議席占有率との間に大きな乖離(かいり)が生じる。
 
 衆院定数削減での民主党公約は、比例代表の部分を、さらに下げようとしている。これでは比例選が議席獲得の柱となっている少数政党が締め出されるだろう。民主党案に「民主主義政治の破壊につながる」との批判が強いのはそのためだ。

 現行の小選挙区比例代表制は、現実そうであるように政権交代を可能にする。この制度が二大政党化を促進させる傾向があるからだ。だが一人しか当選できないため、死票が多くなる制度だ。それは民意を正確に反映しないことにつながる。また、比例代表並立制のもとでも昨年の衆院選で見られたように得票率と議席占有率との間に大きな乖離(かいり)が生じる。
 
 衆院定数削減での民主党公約は、比例代表の部分を、さらに下げようとしている。これでは比例選が議席獲得の柱となっている少数政党が締め出されるだろう。民主党案に「民主主義政治の破壊につながる」との批判が強いのはそのためだ。
      (中 略)
  少数政党がはじき出されれば政治は多様性を失う。定数を論議するに当たっては、民意の反映を保障するものかどうか、この視点こそ重視して当たるべきだ。また国際的に見て日本の国会議員は人口比で果たして多すぎるのか否か。「まず削減ありき」ではなく、丁寧な議論の積み重ねで妥当な定数を導き出してもらいたい。
           佐賀新聞 2010/8/7付け 論説 


  山陽新聞 2010/7/11 付け 社説

国会議員削減 選挙制度全体から考えよ

 政治家自らが身を切る姿勢をアピールし、支持拡大を図る狙いなのだろう。今回の参院選では主要9党のうち共産党、国民新党、社民党を除く6党が国会議員の定数削減をマニフェスト(政権公約)に掲げて戦った。
      (中 略)
 政治家自らが身を切る姿勢をアピールし、支持拡大を図る狙いなのだろう。今回の参院選では主要9党のうち共産党、国民新党、社民党を除く6党が国会議員の定数削減をマニフェスト(政権公約)に掲げて戦った。

 国会議員が身を削る姿勢を本気で示すというのなら、まず歳費や政党助成金の削減に取り組むという方法もあろう。定数削減ありきでなく、選挙制度全体の議論を尽くしてもらいたい。

           山陽新聞 2010/7/11 付け 社説 



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今日の運動
 *ストレッチング20分
 *燃やせ脂肪 初級 50分
 *RITMOS 60分の内、ダンスに付いて行けず30分のみ・・・
 *初級クロール 30分
 *水泳(平泳ぎ)500m(20分)
 *浴室で入浴して汗流し 60分
 *歩数計 (8000歩 スタジオ・レッスンを含む)
 今日は、試しに二つほどスタジオメニューに参加。 トータル4時間ほど。

 「RITMOS」とは、【さまざまなダンスの要素が入り、リズムのミックスという意味】だそうです。次々に変わる振り付けに対応できませんでした。若い人たちはさすがに付いて行っていましたが、きょう参加された15名のうち本日始めてというのは私も含めて二人だけでしたし、比較的若い層が殆どでした。 
 一方で浴室の方は、殆どが私より上の層(60代以上)に見えました。




アスレチック・スタジオに入会 運動療法の促進

2010-08-07 22:47:15 | 健康づくり
2010年8月7日(土)

 きょうも猛暑でした。

 先週までの【「糖尿病」教育入院】から退院して1週間。

 入院中のような厳重なカロリー制限と定量的運動は、とても実践できませんが、取り敢えず入院前のように、夕食後「煎餅」などを食べたりすることは控え、スーパーの夜の30%値引き弁当もカロリーを見て買うようにはしています。
 また帰路にある『ショッピングモール』を速足で歩行して2km以上は歩くようにしていました。

 そういう運動でも良かったのですが、やはり毎日飽きずに又『三日坊主』にならないように続けるためには、自己負担が必要だ(すなわち「払った金」の分は取り返さなくっちゃと運動する)と考え、スポーツクラブ(アスレチック・スタジオ併設)の会員となって毎月高い会費を払って自己暗示を掛けることにしたのです。

 今のところ私の『病状』は、インスリンも服薬も不要で、必要なのはカロリー・コントロールと運動だというレベルでしたので、食費を少し削減できる分と、薬代が要らない分を会費に充てることができるという話です。
 病気に本格的に陥ってから高い薬代を払って、困難な毎日食後のインスリン注射をするよりは、「健康への先行投資の方に回す方が余程効率的で健康的だ」と考えた次第です。

 私の参加したスポーツクラブは、月額定額で、筋トレの機械やトレッドミルやエアロバイクもそれぞれ相当数有り、待ち時間も無いようでした。
 プールも25mですが7コースの標準的なプールがあり、市民プールのように混雑していず、水もきれいです。
 運動終了後は、サウナや水風呂や天然温泉の露天風呂もある浴場があり、営業時間中(平日23:30まで)であればいつでも入れます。(運動を行わず、風呂に入りに行くだけも可能)
 そして、これら全てが月額定額制なので、使い放題です。

 毎日とはゆかないまでも、月に20日も行くことができれば、一日当たり500円程度になり、スーパー銭湯に行く程度の値段になります。

 温泉にも入れて、運動もできて、泳ぐこともできる訳ですから、それぞれを公共施設で支払うよりも安上がりかも・・・

 という訳で、月額1万円の会員となってきた訳です。
いつまで続くかが今後の問題です。

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今日の運動
 *オリエンテーション 約1時間
 *ストレッチング20分
 *筋トレ各種(脚、腹筋、背筋)それぞれ15回×2Set
 *トレッドミル(平均時速5km/時)で35分2.5km
 *水泳(平泳ぎ)1000m(40分)
 *浴室で入浴して汗流し 30分
今日はちょっとやりすぎ。 トータル3時間半ほど。
 トレーナーの話では『筋トレ』は毎日しない方が良いとのこと。
 2回来場したうち1回でよいそうです。

「議員歳費や政党助成金に切り込む選択肢もあり得る」 西日本新聞

2010-08-07 00:55:33 | 選挙
2010年8月7日(土)

 当ブログの 【8月4日の記事】 や 【7月30日の記事】 で、国会議員の定数削減問題を論じ、【8月4日の記事】の最後に、

「国会議員自らが身を切る」 というと 『議員定数の削減』
となっていることを 「おかしい!」 という議論を高め、
マスメディアを巻き込んだ活動にしようではないか! 

 と書いたら、

 早速、翌日(2010/8/5)の 西日本新聞 【社説】 に同じような論調が掲載された。

   曰く、

***********************************
  (前略)
 唐突な印象を免れないのは、「まず削減ありき」といった様相で、何のための定数削減なのかが判然としないためだ。
 経費節減が目的なら、議員歳費や政党助成金に切り込む選択肢もあり得る。

 そもそも、国会議員の定数は議会制民主主義の根幹であり、無駄を削る行政改革と同列に論じるわけにはいかない。
  (後略)
*********************************** 



 偶然の一致だろうが、私としては、『このブログの論調が影響を広げた結果である』と思っておこう。
 

8月4日付け当ブログ要旨
議員歳費・経費 合計 3,429万 480円 が毎年1人1人に支払われる。
これを庶民並みの 5分の1程度 にするのが、まず最初にやるべき
 「国会議員自らが身を切る」  ことではないのか?

議員定数を16%(衆議院80、参議院40)減らす(相変わらず84%は国民の税金より支出)よりも、歳費を5分の1に減らす(現状の20%の支出に大幅削減する) 方が、余程効果的である。

さらに、政党助成金320億円を廃止 すれば、
 【320億円÷3,430万円=932人】 千人近い議員削減の効果 がある。
 衆議院80人・参議院40人どころか、全国会議員を無くしても余りあるほどの節税効果があるのだ。その上、国会議員の定数はそのままで・・・
 


   **********************

 大体、定数削減で「国会議員自ら身を切る」というのは完全なまやかし である。
 定数削減で落選した議員が国会議員でなくなるだけのことであり、当選した議員は結局何の「身も切らない」訳である。
 国会議員で無いものには「身の切りよう」が無いし、
 国会議員は「身を切らない」のである。


 「国会議員自ら身を切る」と言うならば、歳費の大幅減額と政党助成金の廃止 (党から議員への交付金の削減と言う形で『身入り』が減る)しかない。

 一般人が思っていてもマスメディアの限界から書けないことと思っていたが、身近な地方紙が同趣旨の提言を社説で書いてくれたので、この論調が『暗黙のタブー』とはなっていないらしいことが解った。

 どんどんマスメディアに広がることを期待したい。

 そのためには、この趣旨に賛同してくださるブロガーの皆さんが、同趣旨で書いてくださるか、引用(当ブログ記事や西日本新聞社説、または同趣旨の他のメディアの論調等など)やトラックバックを広げて頂けるように御願いします。

 なお、ついでながら「赤旗」(西日本版:8/6付け)には、13面のコラムで、この西日本新聞の記事を筆頭に、高知新聞、南日本新聞の論調が簡潔に紹介されています。
(以下は、赤旗の引用ではなく原典から引いています。)

高知新聞 2010/8/2 社説
 【議員定数削減】経費削減では終わらない
 

 確かに「国会議員自身が身を切ることも必要だ」という主張は、分かりやすいし、一般受けしやすい。ただ議員定数の問題を、単純に経費削減の面から考えることはできない。選挙制度の根幹にかかわる話だからだ。
  当選者が1人の小選挙区制では、大量の「死に票」が生まれる。しかしそこにも「民意」があるはずで、それを一定すくい上げるのが比例代表の仕組みである。多様な民意を切り捨てることにならないか、慎重な検討が必要になる理由だ。



南日本新聞 2010/8/4 社説
 【[議員定数削減] そんなに急ぐテーマか】
 

 定数削減問題は健全な民主主義を目指す視点から議論されるべきだ。衆参両院の自主的な改革論議も踏まえたうえで、慎重に取り組んでもらいたい。 



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 では、その8月5日付け 西日本新聞 【社説】全文を引用します。

議員定数削減 またも唐突な首相の提案

     西日本新聞 【社説】 2010年8月5日 11:06

 これもまた「唐突な提案」ではないか、と首をかしげざるを得ない。

 菅直人首相が記者会見で、国会議員の定数削減について年内に与野党合意を目指す考えを表明し、国会答弁でも重ねて意欲を示した。

 確かに、民主党は参院選マニフェスト(政権公約)で参院の定数を40程度、衆院は比例定数を80それぞれ削減する-と宣言していた。公約の実現を目指そうとする姿勢そのものに異存はない。

 問題は、議員定数の削減がいま最優先で取り組むべき喫緊の政治課題であるのか。また、不退転の決意と確たる成算があっての提案なのか、ということだ。

 首相は、行政経費の無駄削減とともに「国会議員が身を切ることも必要だ」として、今月中に民主党内の意見を集約した上で、12月までに与野党で合意するよう与党幹部に指示したという。

 唐突な印象を免れないのは、「まず削減ありき」といった様相で、何のための定数削減なのかが判然としないためだ。経費節減が目的なら、議員歳費や政党助成金に切り込む選択肢もあり得る。

 そもそも、国会議員の定数は議会制民主主義の根幹であり、無駄を削る行政改革と同列に論じるわけにはいかない。

 1票の格差是正や、選挙区と比例代表を組み合わせた複雑な選挙制度のあり方、さらには衆参両院の機能と役割を見据えた幅広い論議を踏まえるのが筋である。「とにかく急いで数を減らせ」という論法には無理がある。

 民主党は参院選で大敗し、与党は参院で過半数を割り込んだ。野党の理解と協力がなければ、法案は成立しない。公明、共産、社民の各党は比例定数の削減に反対している。首相は、「ねじれ国会」で期限を切った与野党合意が可能であると、本当に考えているのか。

 反発しているのは野党だけではない。民主党出身の西岡武夫参院議長は、首相発言について「極めて不見識だ。参院が首相の指示を受けることは一切ない」と異例の批判を展開した。

 参院各会派でつくる参院改革協議会は、1票の格差是正を含む選挙制度の抜本的な改革について、来年中に結論を出す方針を確認している。

 西岡議長は就任会見で「年内にも方向性をつくっていきたい」と前倒しの意向も示していたが、参院議長から「不見識」となじられるようでは、首相提案の行方は危ういと言わざるを得ない。

 もちろん、1票の格差是正は司法から解決を迫られている政治の宿題である。怠慢は許されない。しかし、民意を反映させる仕組みの問題である以上、丁寧に手順を踏んで、各政党と国民の幅広い合意が必要であることは言うまでもない。

 消費税発言が参院選の敗因と民主党内で指弾され、自ら「唐突だった」と謝罪した首相が、国民受けを狙った政権浮揚の思惑から定数削減に飛び付いたとすれば、まさに論外であると指摘しておく。

              =2010/08/05付 西日本新聞朝刊=
 



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昨日の運動
  歩数計 3000歩
  ストレッチング 15分
  水中歩行 600m
  平泳ぎ  500m



「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」  秋葉広島市長【平和宣言】

2010-08-06 12:27:57 | 戦争と平和
2010年8月6日(金)

今日は「広島原爆犠牲者慰霊の日」
    合  掌 ! 




 毎年のことではありますが、広島市長の【平和宣言】と
 潘基文国連事務総長の広島で願いを御紹介します。

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 広島市長より、私の所属する会社に、平和宣言が郵送され、社内で回覧に廻っています。
それをスキャナで取込んだものを貼り付けます。
 おそらく、仕事で何らかの繋がりのある全ての会社に送っているのでしょう。
 (当社は、原爆資料館に隣接する「広島国際会議場」の一部を施行)



 広島市のホームページより御覧頂けるようです。
 http://www.city.hiroshima.lg.jp>原爆・平和>平和宣言・平和への誓い・平和に関する要請等>平和宣言
 ※平和記念式典での「平和宣言」の模様を動画でも御覧頂けます。
 ・Eメールアドレス : peace@city.hiroshima.jp

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秋葉広島市長の【平和宣言】 

 「ああ やれんのう、こがあな辛(つら)い目に、なんで遭わにゃあ いけんのかいのう」――65年前のこの日、ようやくにして生き永らえた被爆者、そして非業の最期を迎えられた多くの御霊(みたま)と共に、改めて「こがあな いびせえこたあ(こんな恐ろしいことは)、ほかの誰にも あっちゃあいけん」と決意を新たにする8月6日を迎えました。


 ヒロシマは、被爆者と市民の力で、また国の内外からの支援により美しい都市として復興し、今や「世界のモデル都市」を、そしてオリンピックの招致を目指しています。地獄の苦悩を乗り越え、平和を愛する諸国民に期待しつつ被爆者が発してきたメッセージは、平和憲法の礎であり、世界の行く手を照らしています。

 今年5月に開かれた核不拡散条約再検討会議の成果がその証拠です。全会一致で採択された最終文書には、核兵器廃絶を求める全(すべ)ての締約国の意向を尊重すること、市民社会の声に耳を傾けること、大多数の締約国が期限を区切った核兵器廃絶の取り組みに賛成していること、核兵器禁止条約を含め新たな法的枠組みの必要なこと等が盛り込まれ、これまでの広島市・長崎市そして、加盟都市が4000を超えた平和市長会議、さらに「ヒロシマ・ナガサキ議定書」に賛同した国内3分の2にも上る自治体の主張こそ、未来を拓(ひら)くために必要であることが確認されました。

 核兵器のない未来を願う市民社会の声、良心の叫びが国連に届いたのは、今回、国連事務総長としてこの式典に初めて参列して下さっている潘基文(パン・ギムン)閣下のリーダーシップの成せる業ですし、オバマ大統領率いる米国連邦政府や1200もの都市が加盟する全米市長会議も、大きな影響を与えました。

 また、この式典には、70か国以上の政府代表、さらに国際機関の代表、NGOや市民代表が、被爆者やその家族・遺族そして広島市民の気持ちを汲(く)み、参列されています。核保有国としては、これまでロシア、中国等が参列されましたが、今回初めて米国大使や英仏の代表が参列されています。

 このように、核兵器廃絶の緊急性は世界に浸透し始めており、大多数の世界市民の声が国際社会を動かす最大の力になりつつあります。

 こうした絶好の機会を捉(とら)え、核兵器のない世界を実現するために必要なのは、被爆者の本願をそのまま世界に伝え、被爆者の魂と世界との距離を縮めることです。核兵器廃絶の緊急性に気付かず、人類滅亡が回避されたのは私たちが賢かったからではなく、運が良かっただけだという事実に目を瞑(つぶ)っている人もまだ多いからです。

 今こそ、日本国政府の出番です。「核兵器廃絶に向けて先頭に立」つために、まずは、非核三原則の法制化と「核の傘」からの離脱、そして「黒い雨降雨地域」の拡大、並びに高齢化した世界全ての被爆者に肌理(きめ)細かく優しい援護策を実現すべきです。

 また、内閣総理大臣が、被爆者の願いを真摯(しんし)に受け止め自ら行動してこそ、「核兵器ゼロ」の世界を創(つく)り出し、「ゼロ(0)の発見」に匹敵する人類の新たな一頁(ページ)を2020年に開くことが可能になります。核保有国の首脳に核兵器廃絶の緊急性を訴え核兵器禁止条約締結の音頭を取る、全ての国に核兵器等軍事関連予算の削減を求める等、選択肢は無限です。

 私たち市民や都市も行動します。志を同じくする国々、NGO、国連等と協力し、先月末に開催した「2020核廃絶広島会議」で採択した「ヒロシマアピール」に沿って、2020年までの核兵器廃絶のため更に大きなうねりを創ります。

 最後に、被爆65周年の本日、原爆犠牲者の御霊に心から哀悼の誠を捧(ささ)げつつ、世界で最も我慢強き人々、すなわち被爆者に、これ以上の忍耐を強いてはならないこと、そして、全ての被爆者が「生きていて良かった」と心から喜べる、核兵器のない世界を一日も早く実現することこそ、私たち人類に課せられ、死力を尽くして遂行しなくてはならない責務であることをここに宣言します。

 2010年(平成22年)8月6日 広島市長 秋葉忠利

       (秋葉忠利市長の広島平和宣言全文
        2010年8月6日14時18分 読売新聞)


************************** 

 NHKでは、午前8時前から中継し、広島市長の【平和宣言】や、総理大臣の「挨拶」までは放送しましたが、
潘基文国連事務総長の「核兵器廃絶と平和への決意表明」は放送せず、
8時40分頃、唐突に「ゲゲゲの女房」に切り替わってしまいました。 
 どうせ、定刻に放送できなかった朝ドラなのだから、国連事務総長の声までは放映して欲しかったと思います。
原爆式典、途中で「ゲゲゲ」に…NHK苦情殺到(読売新聞) - goo ニュース

 秋葉広島市長が「核の傘」からの離脱を世界に訴えたにも関わらず、あいさつで表向きは核廃絶を述べた菅総理は式典終了後に「核抑止力の必要性」を改めて強調したと言う。
 自民党時代と何も変わりが無いどころか大いに期待外れである。
「核抑止力は引き続き必要」菅首相、平和祈念式後に(朝日新聞) - goo ニュース

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核廃絶、一日も早く実現を=米国大使らも出席―65回目原爆の日・広島(時事通信) - goo ニュース

広島に米国大使ら74カ国代表集う 65回目原爆の日(朝日新聞) - goo ニュース

「核兵器のない世界に」=遺族ら、早朝から祈り―米出席「遅すぎる」・平和記念公園(時事通信) - goo ニュース

米大使「核兵器なき世界へ協力を」=国連総長ら、式典初参加―広島(時事通信) - goo ニュース

「核の傘」から離脱を(中国新聞) - goo ニュース

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 潘基文国連事務総長、広島でのあいさつ 

潘基文国連事務総長あいさつ(日本語訳)は以下の通り
               読売新聞 2010年8月6日(金)09:43

 私たちは今、この神聖な場所に身を置き、自らの目で見て、感じ、吸収し、そして深く考えます。

 私は初の国連事務総長として、この平和記念式典に参加できたことを光栄に思います。そして今、深い感動に包まれています。

 広島と長崎に原爆が投下された当時、私はまだ1歳でした。私がここで何が起きたのかを十分に把握したのは、しばらく後になってからのことでした。

 私は少年時代を朝鮮戦争のさなかに過ごしました。

 炎上する故郷の村を後にして、泥道を山中へと逃れたことが、私にとって最初の記憶の一つとして残っています。

 多くの命が失われ、家族が引き裂かれ……、後には大きな悲しみが残されました。

 それ以来、私は一生を平和のために捧げてきました。

 私が今日、ここにいるのもそのためです。

 私は世界平和のため、広島に参りました。(この一文は日本語)

 私たちは65年前に命を失った人々、そして、その一生を永遠に変えられてしまったさらに多くの人々に対して哀悼と敬意の念を表するため、一堂に会しているのです。

 命は短くとも、記憶は長く残ります。

 皆さんの多くにとって、あの日はまるで、空を焼き尽くした閃光のように鮮明に、また、その後に降り注いだ黒い雨のように暗く、記憶に残り続けていると思います。

 私は皆さんに、希望のメッセージを送りたいと思います。

 より平和な世界を手にすることは可能です。

 皆さんの力は、それを実現する助けとなります。

 被爆者の皆さん、あなた方の勇気で、私たちは奮い立つことができました。

 次の世代を担う皆さん、あなた方はよりよい明日の実現に努めています。

 皆さんは力を合わせ、広島を平和の「震源地」としてきました。

 私たちはともに、グラウンド・ゼロ(爆心地)から「グローバル・ゼロ」(大量破壊兵器のない世界)を目指す旅を続けています。

 それ以外に、世界をより安全にするための分別ある道はありません。なぜなら、核兵器が存在する限り、私たちは核の影に怯えながら暮らすことになるからです。

 そして、私が核軍縮と核不拡散を最優先課題に掲げ、5項目提案を出した理由もそこにあります。

 私たちの力を合わせる時がやって来たのです。

 私たちには至るところに新しい友や同志がいます。

 最も強大な国々もリーダーシップを発揮し始めました。国連安全保障理事会でも、新たな取り組みが生まれています。また、市民社会にも新たな活力が見られます。

 ロシアと米国は新しい戦略兵器削減条約に合意しました。

 私たちはワシントンでの核セキュリティーサミットで重要な進展を遂げることができました。その成果を踏まえ、2012年には次回のサミットが韓国で開催される予定です。

 私たちはこの勢いを保たなければなりません。

 私は9月にニューヨークで軍縮会議を招集する予定です。

 そのためには、核軍縮に向けた交渉を推し進めなければなりません。

 それは、包括的核実験の禁止に向けた交渉です。

 また、兵器用核分裂性物質生産禁止条約(カットオフ条約)に向けた交渉でもあります。

 また、被爆者の証言を世界の主要言語に翻訳するなど、学校での軍縮教育も必要です。

 地位や名声に値するのは核兵器を持つ者ではなく、これを拒む者であるという基本的な真実を、私たちは教えなければならないのです。

 皆さん、

 65年前、この地には地獄の炎が降り注ぎました。

 今日、ここ平和記念公園には、一つのともしびが灯っています。

 それは平和の灯、すなわち、核兵器が一つ残らずなくなるまで消えることのない炎です。

 私たちはともに、自分たちが生きている間、そして被爆者の方々が生きている間に、その日を実現できるよう努めようではありませんか。

 そしてともに、広島の炎を消しましょう。

 その炎を希望の光へと変えようではありませんか。

 核兵器のない世界という私たちの夢を実現しましょう。私たちの子どもたちや、その後のすべての人々が自由で、安全で、平和に暮らせるために。 

         潘基文国連事務総長、広島でのあいさつ全文
         (2010年8月6日09時43分 読売新聞) 


      
          献花する潘国連事務総長=広島原爆忌
           (時事通信) 8月 6日(金) 11時 6分

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昨日の運動
 帰路にある、ショッピングモールを速足で歩行 他
 歩数計:約4,000 歩 




潘基文氏・国連事務総長として初めての 被爆地・長崎訪問

2010-08-05 18:22:36 | 戦争と平和
2010年8月5日(木)

 被爆65年に向けて日本を訪問中の潘基文国連事務総長が、
本日朝から長崎の原爆資料館など原爆犠牲者関連施設を訪問し、
被爆者と対話された。

 歴代・国連事務総長で、被爆地を訪れるのは初めてという。
昨年(2009年)4月のオバマ米国大統領・プラハ演説が流れを変えたという説明が、NHKを始め、幾つかのマスメディアで行われていた。


    8月 5日 長崎原爆資料館の展示室を視察し、
    被爆者に声を掛ける潘事務総長【時事通信社】

 Asahi.com の速報による 潘基文国連事務総長 の 長崎演説 
 の骨子は下記の通り。

「核兵器ない世界実現できる」
  潘国連総長、長崎で演説

      Asahi.com 2010年8月5日(木)13:21

 来日中の潘基文(パン・ギムン)・国連事務総長は5日、被爆地の長崎市を訪れた。米国による原爆投下から65年がたつが、国連事務総長の同市訪問はこれが初めてだ。「核なき世界」を求める機運が世界的に高まる中で、国連トップとして爆心地に立ち、「核兵器が二度と使われないことを確実にする唯一の方法はすべてを廃絶することです」と演説した。

 演説は英語だったが、日本語でも「私は世界平和のために参りました」と話した。「私は長崎市民と連帯するために来ました」とも表明。「強い確信と信念で立ち向かっていけば核兵器のない世界は実現できると思います」と締めくくった。

 その後、記者会見した潘氏は「長崎を訪問し、さらに決意が深まった。力を尽くして核兵器のない世界を実現したい」と述べた。

 潘氏は外務省の招きで3日に来日した。5日午後にはもう一つの被爆地である広島市に向かい、6日の広島原爆の日に開かれる平和記念式に国連事務総長として初めて参列する。

 潘氏は2008年に核兵器禁止条約への支持を表明するなど、核廃絶に積極的な姿勢を示してきた。来日前には、被爆地訪問を「世界的な核軍縮が緊急に必要だという認識を提起する」と位置づけ、「被爆者が生きている間に核廃絶を見られるよう、時間枠(目標期限)を設けて活動するべきだ」と述べた。

「核兵器ない世界実現できる」 潘国連総長、長崎で演説(朝日新聞) - goo ニュース 

 
 
 長崎市の原爆落下中心地(爆心地)の前で、
 核廃絶へのメッセージを発表する潘基文国連事務総長。
 「強い確信と信念を持って立ち向かえば、核兵器のない
  世界を実現できる」(5日午後、長崎市)
       【時事通信社】 8月 5日(木) 14時52分

「長崎の誓い」信じる 「すごい人 仲間だ」
  市民ら、スピーチに希望 国連総長初訪問

      西日本新聞 2010年8月6日(金)10:30

 長崎市を訪れた国連の潘基文(バンキムン)事務総長が5日、スピーチに立った原爆落下中心地碑前。65年前の夏、その500メートル上空ですさまじい閃光(せんこう)がさく裂した。「ここは、惨劇をどんな人にも、どんな場所にも許さない私たちの決意の記念碑」。いま人々が平和の祈りをささげるその場所で、潘事務総長は重い誓いを立てた。「信じたい。いや信じる」-。あの日のような暑さの中、被爆者たちは、じっと耳を澄ました。

 国連旗を持った多くの市民に出迎えられた潘事務総長。中心地碑への献花の後、黙々と一礼。「私は世界平和のために来ました」と、日本語で静かに語りかけた。

 「各国のリーダーと連携して核廃絶を目指したいと心の底から訴えていた。すごい人だが、市民との垣根は低い。核廃絶を目指す仲間に見えた」。長崎市の被爆者、吉田勲さん(69)は、国連トップに親しみを覚えた。

 昨年訪米して国連本部で被爆体験を語った長崎市の城臺美彌子(じょうだいみやこ)さん(71)は「そのときは、事務総長が被爆地に来るとは予想もしていなかった。在任中に核廃絶の姿勢を示したことに感動した」。当時買った国連のロゴ入りTシャツを、この日は孫3人が着て事務総長に手を振った。

 演説の最後に「核兵器のない世界を目指して一緒に頑張っていきましょう」と呼び掛けた潘事務総長。高校生平和大使で今月下旬にスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪れる猶興館高校2年、松永千幸さん(17)=長崎県平戸市=は「核兵器のない世界をつくるという言葉を聞いて希望がわいた。平和を願う気持ちと被爆者の思いを、国連で伝えたいとあらためて感じた」と力を込めた。

 広島市から長崎県佐世保市に家族で帰郷した主婦荻原美香さん(38)は「小学6年の娘と平和学習で訪れたが、核兵器は広島と長崎だけの問題じゃない。事務総長の長崎訪問が、日本や世界全体で核廃絶を考えるきっかけになってほしい」。

 大阪の大学からツアーで訪れた台湾出身の陳弘茂さん(22)は「原爆の悲惨な歴史を知り、日本だけの問題だと考えずに学んでいきたい」と誓った。

■「あの場所」で…万感の涙 爆心地唯一の生存者黒川さん 見守る

 国連の潘基文事務総長が5日、核廃絶を誓った長崎市松山町の中心地碑前。65年前の8月9日、そこは、すべてが焼き尽くされた地獄だった。演説の場所から約120メートルの防空壕(ごう)で被爆、同町でただ一人の生存者とされる黒川幸子さん(74)=千葉県松戸市=は、潘事務総長の演説を聞き「地獄だったからこそ、平和を誓う場所になれた」と涙を流した。

 あの日、黒川さんは9歳。防空壕の中で気が付くと、妹2人は傍らで息絶えていた。夕方、近郊の工場で難を逃れ、迎えに来た父の背中から見たのは、黒焦げの死体の山と、皮膚が垂れたまま歩く人々。自宅にいた母と兄は遺体で見つかった。

 「あの場所」で何を語るのか-。黒川さんは5日、自宅のテレビで潘事務総長を見つめた。犠牲者を悼む言葉が、素直にうれしかった。そして「哀悼の気持ちが、平和を求める原動力になっている」と思った。

 黒川さんはこれまで「被爆体験を話してもしょうがない」との思いから、経験を語ることはほとんどなかった。しかし、70代半ばになり「生き残った自分の使命」を意識するようになった。

 今年5月、黒川さんは長崎市を訪れ、初めて爆心地、防空壕跡、父の工場跡などを確認して回った。爆心地では修学旅行の子どもたちが平和を祈る姿に涙があふれた。そして、潘事務総長が発したメッセージに「『伝えないといけない』と思い始めていた私を、勇気づけてくれた」という。

 今は3人の子どもと3人の孫に恵まれる。「次の世代にむけて何ができるのか考えたい」。あらためて思いを強くしている。

=2010/08/06付 西日本新聞朝刊=  


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潘事務総長「核廃絶が唯一の道」 長崎初訪問 

      共同通信 2010年8月5日(木)13:10

 来日中の国連の潘基文事務総長(66)は5日午前、9日の長崎原爆の日を前に、現職の国連事務総長として初めて被爆地の長崎を訪問した。

 爆心地で献花、スピーチし「このような兵器が二度と使われないようにする唯一の道は、すべてを廃絶することだ」と述べ、被爆者の高齢化を踏まえ「核兵器なき世界」を一日も早く実現する必要性を世界に訴えた。
 



国連総長が長崎初訪問
 =被爆地から平和のメッセージ
 

      時事通信 2010年8月5日(木)08:03

 原爆投下65年に合わせて来日中の潘基文国連事務総長は5日、被爆地の長崎市を訪問した。国連事務総長が同市を訪れるのは初めて。潘事務総長は、爆心地で献花し、世界に向けて平和へのメッセージを発表する。

 潘事務総長は午前、長崎原爆資料館の展示室を視察。同資料館内で長崎原爆被災者協議会の谷口稜曄会長(81)ら被爆者6人と面談した。

 メッセージ発表後、午後には、原爆で破壊され頭部だけが残った「被爆マリア像」のある浦上天主堂を訪れる。 
 



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 帰路にある、ショッピングモールを速足で歩行 他
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