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伊達 純のヒロシマ日記

反戦・反核・反基地などの平和運動、反原発運動、反貧困運動、グローバリゼーションの問題などについてヒロシマから発信する

憲法改悪のための国民投票法成立弾劾!

2007年05月15日 12時58分58秒 | 憲法
 5月14日(月)、参院本会議で、改憲の手続きを定める国民投票法案が、自民・公明両党ほかの賛成多数で成立してしまった。参院での審議は1か月弱だった。

<国民投票法>14日成立へ 参院審議は1カ月弱(毎日新聞 5月13日18時41分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070513-00000029-mai-pol

<国民投票法>参院本会議で可決、成立(毎日新聞 5月14日12時5分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070514-00000039-mai-pol

 ところで改憲の手続きを定める国民投票法案についての公聴会は、つい先日まで行なわれていた筈である。

<国民投票法案>札幌市と福岡市で地方公聴会開く(毎日新聞 5月7日21時18分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070507-00000109-mai-pol

国民投票法案:参院委公聴会で公述人4人が発言 開催の拙速さ指摘も 横浜 /神奈川(毎日新聞 5月11日15時1分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070511-00000220-mailo-l14

 つまり国民投票法案を国会で審議している最中、しかも衆院を通過した後に、その国民投票法案についての公聴会を開催しているのである。教育基本法改悪の際も同様のことが行なわれたが、公聴会で議論されたことが国会での審議に反映されるためには、一定程度の期間が必要な筈だ。これでは公聴会は、「はい、開催しましたよ」という「アリバイ」づくり以外の何者でもない。

 公述人が急きょ決まったため、公聴会前に公述人に法案を郵送できなかったという不手際もあったようである。

 国民投票法については、他にも様々な問題点が指摘されている。

「憲法改正国民投票法案」の問題点-専修大学教授 隅野 隆徳-
市民と憲法研究者をむすぶ憲法問題Webより
http://www.jca.apc.org/~kenpoweb/articles/sumino0402.html

日本弁護士連合会-憲法改正国民投票法案に関する意見書
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/2005_14.html

日本弁護士連合会-憲法改正国民投票法案に異議あり!!
http://www.nichibenren.or.jp/ja/special_theme/kokumin_touhyouhou.html


憲法改悪のための「国民投票法案」に反対する
--憲法改悪反対の議論や運動を禁止する驚くべき言論弾圧法案--
アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名運動のホームページより
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Japanmilitarism/kokumin-touhyou-houan.htm

許すな!憲法改悪・市民連絡会
http://www.annie.ne.jp/~kenpou/より

何がなんでも9条を変えるための「改憲手続き法案」
http://www.annie.ne.jp/~kenpou/reef.html

 My mixiの社会主義者さんは、ご自分のウェブ・ログ「アフガン・イラク・北朝鮮と日本」(http://blog.goo.ne.jp/afghan_iraq_nk/)で、次のような指摘をしておられる。

ここまで来た権力による陰湿なメディア操作
http://blog.goo.ne.jp/afghan_iraq_nk/e/4c98100b87bc09492bec2e30a88967e2

 自・公連立の安倍政権のもとで、日本の民主主義は危殆に瀕していると言って良い。

 今度の参院選では、何が何でも自・公連立の安倍政権を過半数割れに追い込まなければならない。そのためにも私は、参院広島選挙区で河野美代子さんを当選させるために全力を尽くすつもりである。


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