おうまな日々 in東北

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故障

2005-07-26 20:18:18 | 余談
強い馬づくりと故障は隣り合わせである。
強い馬を育てるためには、強い調教をこなさなければいけない。
弱い調教では意味がない。
しかし、その分故障というリスクが大きくなる。
松田国調教師
【クロフネ】【タニノギムレット】【キングカメハメハ】
と立て続けに3頭もの名馬を屈腱炎に陥れてしまった。
これを非難するものもいるだろう。
でも、これだけの名馬になれたのもそれ以前の調教によるものだろう。
その調教がなければ名馬になりえなかったはずだ。


ローテーション。
よく予想でも重要視される事柄である。
調教よりもレースの方が負担がかかる度合いは大きい。
なので、普段の調教よりもこちらの方が重要である。
前に挙げた3頭。いずれも
【NHKマイル】→【日本ダービー】
という変則ローテを歩んだ。この疲れはかなり大きいものだろう。
【タニノ】【キング】は特に。

【タニノ】は年明けから
シンザン記念→アーリントンC→スプリングS→皐月賞
という異例のローテーション。明らかに使いすぎである。
【キング】はローテーションは普通だったものの、
NHKマイル;レコード
日本ダービー;レコード
と2つの異常馬場に殺されたのだろう。
それは現4歳世代のダービー出走後の成績からお分かりいただける。


今月初めにアメリカでの日本馬GI初制覇を達成したシーザリオ
故障のニュースが舞い込んできた。
とても残念だ
角居調教師はどう感じていることだろう?
今年は管理馬が絶好調
しかし【ディアデラノビア】【シーザリオ】と故障馬が出たのも事実。
前者は故障するべくしてした感じ。
ローテーションは万全だったのか?考える必要があるのではないか?
時計の出るアメリカでレコード。初の海外遠征。3歳牝馬。
去年の【ダンスインザムード】ぐらいでちょうどよかったのかもしれない。
故障から帰ってきて別馬になってしまった・・・なんていうのは良く聞く話だから。

さらに福永騎手。おそらく自分のオークスの騎乗を責めているであろう。
秋は【ラインクラフト】に乗ると思うが、どういう騎乗をみせるか?

馬は話せない。
身近に接する人間が疲れなどを見抜いてあげなければいけない。
素人にはわからない世界かもしれない。
でも一ファンとして、もう少し馬を大切にしてあげてほしい

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