菊花賞作戦会議③

つづき。

喫茶『うまなり』で菊花賞へ向けての作戦会議をしている馬たち。
いよいよ作戦を決める段階へと入った。

シ『じゃぁどういう作戦でいこうか？』
ロ『とりあえずゲートはみんな大丈夫だろ？』
ピ『まぁ、大丈夫でしょ。あいつはダメだろうけどね』
ロ『あぁ、【ディープ】ね。いっそ落馬してくんね～かな？』
フ『それじゃ逆に勝てなくなるつーの！しかも面白くねーじゃん。やっぱマジで倒したいでしょ』
一同『だよな～』
マ『でも１頭だけの力じゃ厳しいのが現実なんだよな。悲しいかな』
フジ『そうなんだよね～で、どうする？』
シ『とりあえず、【ディープ】は後ろからいくだろ。それは確定だ』
一同『うんうん。そうだな』
シ『それより前と後ろに分けようか！』
フ『オレ前ね』
ピ『オレも』
マ『オレもだな』
ロ『オレ・・・』
シ『はいはい、わかったわかった。みんな前じゃん！後ろから行くやつは？』
フジ『たぶんオレかな。そこまで後ろじゃないかもしれないけど、後方になりそう』
ロ『まぁ妥当だな。おまえトロいしね』
フジ『悪かったね・・・』
シ『で、【ジャパン】は？』
ジャ『僕は、ノリさん次第ですから・・・わかりません』
マ『【ジャパン】・・・おまえしゃべらな過ぎだぞ・・・もっと積極的にな』
ジャ『えっ、えっ・・・は、はい』

シ『じゃあ各馬の位置は決まったな！次は展開だ。重要だぞ』
ピ『誰が逃げるんだ？それによって決まるな。速い方がオレ的には助かるんだけどね』
フ『今日の【うまスポ】見たら【シャドウ】じゃないかってさ』
ピ『【シャドウ】？あぁ！あいつか！哲さんならスローではなさそうだな』
シ『確かに。まぁ２周目までは何にもないだろうから、２周目の坂から考えようか
　　あ、言うまでもないが【ディープ】より外枠の場合はフタをするのを忘れるな～』
マ『そんな勇気あるやついるのか？』
ロ『いないな～【ディープ】はともかくユタカさんはまずいだろ～』
フジ『そうそう！もう乗ってもらえなくなるぜ！』
ピ『まぁ、それは後ろにいるやつらの役目だろ。【シックス】言っとけよ』
シ『もちろんその予定だ。じゃあ２周目の坂あたりから』
フ『オレはそこからいく予定だったぞ！【ザッツ】さんを手本にな』
ピ、マ『オレらはそれに合わせて動く感じだな』
シ『そこで一気にペースアップだ！オレは３コーナーあたりで外からマクリ気味にいくから』
ロ『オレは馬群でも割るかな』
フ『確かにかなりペースが上がるな。オレが３コーナーでは先頭かな』
ピ『オレそこまでスタミナ持つかな・・・まぁヤッちゃんがなんとかしてくれるだろ！』
マ『岩田さんか～いいなぁ～まぁオレも松岡ッチ嫌いじゃないけどね』
フジ『オレ、祐一さんでよかったよ・・・何せ・・・』
ジャ『それ以上言っちゃダメだ！！』
一同『【ジャパン】』
マ『おまえ正義感あふれるやつだな～さすが京成杯勝ってるだけあるな』
一同『関係ないだろ！』
シ『はいはい、また脱線したよ～じゃぁ【ジャパン】に見解聞こうか』
ジャ『えっ、あ・・はい。僕が考えるに・・・』

菊花賞作戦会議④につづく
菊花賞作戦会議①はこちら
菊花賞作戦会議②はこちら

写真はさんからいただきました
ありがとうございます
質は元より、量もすごく多いし、さまざまな視点から撮られた写真が一杯です
一度と言わず何度も訪れてみてください