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六の宮の姫君

2015-06-25 20:06:16 | 読書
北村薫著「六の宮の姫君」を読んだ。
あの時代の作家の交遊録や著書を掘り下げて芥川龍之介の思想などと結び付けていく作業に読んでいて久し振りに肩が凝った。



あらすじ(サイト参照)

最終学年を迎えた「私」は卒論のテーマ「芥川龍之介」を掘り下げていく一方、
田崎信全集の編集作業に追われる出版社で初めてのアルバイトを経験する。
その縁あって、図らずも文壇の長老から芥川の謎めいた言葉を聞くことに。
「あれは玉突きだね。…いや、というよりはキャッチボールだ」
―王朝物の短編「六の宮の姫君」に寄せられた言辞を巡って、「私」の探偵が始まった…。