Break Time

coffee breakで気分転換を~♪

ねこまたのおばばと物の怪たち  

2015-08-31 06:57:25 | 読書
香月日輪著「ねこまたのおばばと物の怪たち]を読んだ。
薄い本であっという間に読めて童話のような感覚で楽しめた。




あらすじ(サイト参照)
継母に子供ができて家族とうまくいかなくなった舞子。
学校でもいじめられ、幽霊が出るというイラズ神社にひとり行かされることに。
だがそこは、ねこまたのおばばと不思議な物の怪たちが住んでいる世界で!?

マリアビートル

2015-08-30 12:44:55 | 読書
伊坂幸太郎著 「マリアビートル」を読んだ.

大人や仲間内をいたぶる少年に嫌悪感を感じながら・・・
新幹線の中のストーリーはそれなりに面白かった。




あらすじ(サイト参照)
元殺し屋の「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた相手に復讐するため、
東京発盛岡行きの東北新幹線“はやて”に乗り込む。狡猾な中学生「王子」。
腕利きの二人組「蜜柑」&「檸檬」。
ツキのない殺し屋「七尾」。
彼らもそれぞれの思惑のもとに同じ新幹線に乗り込み―物騒な奴らが再びやって来た。

スクラップ・アンド・ビルド

2015-08-20 09:16:21 | 読書
羽田圭介著 芥川賞受賞作「スクラップ・アンド・ビルド」を読んだ。
身近な介護と家族をテーマにした内容で親しみが持てたが、終わり方が尻切れトンボの感。
この先の展開をもっと知りたいという私の中では不完全燃焼だった。




あらすじ(サイト参照)

「早う死にたか」
毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、
ともに暮らす孫の健斗は、ある計画を思いつく。

日々の筋トレ、転職活動。
肉体も生活も再構築中の青年の心は、衰えゆく生の隣で次第に変化して……。
閉塞感の中に可笑しみ漂う、新しい家族小説の誕生!

大きな音が聞こえるか

2015-08-14 10:44:01 | 読書
坂木 司著 「大きな音が聞こえるか」を読んだ。

分厚い本の出だしから五分の一ほどはだらだらした内容でチョイスを誤ったかなと思って読んでいたが
徐々にテンポも早まり目的も決まり、読み手をうまく誘導して最後まで飽きずに読めた。





あらすじ(サイト参照)

八田泳、高校一年生。そこそこ裕福でいわゆる幸せな家庭の息子。
帰宅部。唯一の趣味はサーフィン。
凪のように平坦な生活に自分を持て余している。
だがそんな矢先、泳は製薬会社に勤める叔父がブラジル奥地へ行くと知らされた。
さらにアマゾン川の逆流現象=ポロロッカで波に乗れるという情報を聞いて―小さな一滴が大きな波紋を生んでいく、等身大の成長物語

火花

2015-08-09 21:24:49 | 読書
又吉直樹作 「火花」 芥川賞受賞作を読んだ。

表現や構成は流石と思ったが、わたし的には感動する内容ではなかった。



あらすじ(サイト参照)

お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。
笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。
彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!「

怒り

2015-08-07 10:26:09 | 読書
吉田修一著 「怒り」上下巻を読んだ。

それぞれの三組の家族が係る怪しい人物。
最後まで犯人が誰かハラハラさせられた。







あらすじ(サイト参照)

殺人事件から1年後の夏。房総の漁港で暮らす洋平・愛子親子の前に田代が現われ、
大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い、母と沖縄の離島へ引っ越した女子高生・泉は田中と知り合う。
それぞれに前歴不詳の3人の男…。惨殺現場に残された「怒」の血文字。
整形をして逃亡を続ける犯人・山神一也はどこにいるのか?


愛子は田代から秘密を打ち明けられ、疑いを持った優馬の前から直人が消え、
泉は田中が暮らす無人島である発見をする―。
衝撃のラストまでページをめくる手が止まらない。
『悪人』から7年、吉田修一の新たなる代表作!

よろずのことに気をつけよ

2015-08-05 13:13:55 | 読書
川瀬 七緒著  「よろずのことに気をつけよ」 第57回 江戸川乱歩賞受賞作 を読んだ。
もっとどろどろして気持ち悪い内容かと思ったら、すっきりしていて気持ちよく読めた。




あらすじ(サイト参照)


被害者は呪い殺されたのか! ――謎が謎を呼ぶ、呪術ミステリーの快作
変死体のそばで見つかった「呪術符」の意味は? 呪いと殺人の謎に文化人類学者が挑む!