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闇に香る嘘

2015-02-20 17:31:23 | 読書
第60回江戸川乱歩賞に輝いた 下村敦史著「闇に香る嘘」を読んだ。
思いもよらない結末に向かって一行一句読み手の心をつかんで離さない。
こういう本に出合えたことにただ感謝。





あらすじ(サイト参照)

村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、不適合だと分かる。
和久は兄の竜彦に移植を頼むが、検査さえも頑なに拒絶する兄の態度に違和感を覚える。
中国残留孤児の兄が永住帰国をした際、既に失明していた和久は兄の顔を確認していない。
27年間、兄だと信じていた男は偽物なのではないか――。
全盲の和久が、兄の正体に迫るべく真相を追う。
有栖川有栖氏が「絶対評価でA」と絶賛した第60回江戸川乱歩賞受賞作!