Break Time

coffee breakで気分転換を~♪

東野圭吾集

2015-02-08 11:16:17 | 読書



図書館で大きな活字で読みやすい本の棚にあった本。
ホットミステリーとして短編が四つ載っていたが、彼の作品はハズレがなくて楽しめた。
短編の物足りなさもなく、どの作品も違った目線で読むことが出来た。

北京から来た男

2015-02-08 10:49:31 | 読書





へニング・マンケル著「北京から来た男」上下を読んだ。
北欧やアメリカ中国を股にかけた大掛かりな物語で、読み手を飽きさせることなくひきつけてやまない傑作だった。


あらすじ(サイト参照)

凍てつくような寒さの早朝、スウェーデンの中部の小さな谷間でその惨劇は起きた。
村のほぼ全ての家の住民が惨殺されていたのだ。ほとんどが老人ばかりの過疎の村が、なぜ?
 女性裁判官ビルギッタは、亡くなった母親がその村の出身であったことを知り、現場に向かう。
現場に落ちていた赤いリボン、ホテルの防犯ビデオに映っていた謎の人影。事件はビルギッタを世界の反対側へと導く。


殺人現場の家を訪れたビルギッタは、刑事の目を盗み数冊のノートを持ち出した。
ノートに記されたネヴァダの文字。それはスウェーデンの寒村で起きたのと似た血塗られた事件が起きた土地だった。
手記は一八六〇年代、アメリカ大陸横断鉄道の建設の現場主任のものだった。
十九世紀の中国の寒村、鉄道建設に沸く開拓時代のアメリカ、そして発展著しい現代の中国、アフリカ。
現代の予言者マンケルによる、ミステリを超えた金字塔的大作。