迎賓館

赤坂迎賓館の参観が当たったので、ダンナと二人で行ってきました。
迎賓館はもとは明治42年(1909)に東宮御所として10年の歳月をかけて建設されたもの。いろいろな変遷を経て、昭和49年(1974)から迎賓館として、世界各国の国王、大統領、首相などの国賓、公賓が宿泊、政財学界要人との会談やレセプション、天皇皇后両陛下によるご訪問など華々しい外交活動の舞台となっているとのこと。年に1回、館内の一般公開が行われています。
授業で明治から戦前までの洋館のことを調べていた時に迎賓館のことも見て、ちょうど申込み期間だったので、初めて申し込んでみました。ネットで調べたところ、参観の倍率は多いときは5，6倍でしたが、最近は2倍前後だったのでイケるかな～と思っていたらみごと当選しました。
ただ、子どもの入館は×なので、前日に子どもたちは姉の家に預けてお泊り。久しぶりに夫婦ふたりのんびりと出かけました。
館内はそんなに混んでいるわけでもなく、スタッフがわりと多くいて、やや物々しい警戒態勢の感はありました。が、順路はあるものの、わりと自由にのんびりと見て回ることができました。2階にある4つの大広間を回りましたが、部屋ごとに説明をしてくれるボランティアスタッフがいて、丁寧に対応してくれました。テレビなんかでみたことのある風景で、超！超！豪華。これを明治時代につくったというのがすごい。当時の日本人の努力と技術は本当に素晴らしいと思いました。まさに西洋をここまで模せるなんてある意味すごい。現代はわりと日本懐古というか、逆に日本らしさを出した方が、外国人受けもするし、日本人も日本の良さを認めていると思いますが、でもこれはこれでよかったです。
館内と庭を回り、所要時間は1時間30分くらい。予想してましたが、年配の方が多かったです。
そのあと、予約していたポルトガル料理の店でランチ。とくにポルトガル料理が食べたかったというわけではなく、たまたま食べログで検索してたらヒットしたところです。
料理もおいしかったし、なにより久しぶり二人でゆったりしゃべりながらごはん食べたというのがよかったです。たまにはこういうのもいいなぁと。
そのあと、散歩もかねて、明治記念館、明治神宮外苑あたりを歩きました。
今日は雨も降らず、暑くもなく寒くもなく、ちょうどよい気候でした。