ジェッシーの外耳炎

外耳炎から中耳炎、内耳炎、そして脳脊髄膜炎へと炎症が波及していったアメリカンコッカースパニエル、ジェッシーの通院治療記録

緊急入院

2013-07-21 00:09:55 | 外耳炎・中耳炎・内耳炎
先日受けたMRIとCT画像の解析結果について、キャミックから北川犬猫病院に回答があり、その詳細について三枝院長先生より連絡を受けた。

内容は、まずは現状がかなり深刻であることを聞く。炎症が中耳から内耳にまでばかりか、右頭蓋内へも波及していることが判った。また、起きている前庭障害と顔面神経麻痺は中耳炎に関連するものであると思われ、三叉神経の軽度の機能低下は甲状腺機能低下症の影響であることも否定できないというようなお話であった。脳脊髄液検査結果はまだ出ていない。

内耳への炎症は何年も前から徐々に進行していた可能性が高く、それらはいずれもMRIを撮らなくては判らないことであった。

また、もし全耳道切除を行っていたとしても、同じことが起こり得ると、キャミックの獣医師も話されていた。


犬の耳構造モデルにて説明を頂く


治療は頭蓋内まで効く薬剤を一日二回の点滴にて行なうことになり、急きょ1週間ほど入院することが決まったが、タイミング良く今日の休日出勤の予定がなくなり、午前中にジェッシーを板橋区まで連れていくことが可能となった。


移動中の車内にて


入院治療となってほっとしているが、脳に炎症が及んでいることで、万が一痙攣が起きたら諦めてもらわなくてはならないこともあるというお話に、何も言葉を返すことができない。


不安顔

まずはジェッシーの回復力と、先生方が救って下さると信じて、元気に戻ってくるのを待つばかりである。


そして今回のふらつき当初、緊急搬送した近くの獣医に、明日にでも感謝の気持ちを添えて報告を行う予定でいる。



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