ジェッシーの外耳炎

外耳炎から中耳炎、内耳炎、そして脳脊髄膜炎へと炎症が波及していったアメリカンコッカースパニエル、ジェッシーの通院治療記録

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7月21日通院日 治療の前にトリミング

2012-07-22 10:27:20 | 外耳炎・中耳炎・内耳炎
前回の治療後、薬浴効果向上のためさらに丸刈りにしようとトリミング予約が必要になったが、今はどこも混んでいる時期。

いつもお世話になっている「ほっと・ふぃーるど」さんは直前の予約は殆ど取れず、前回も急きょお世話になった久里浜の「ペッツワン」でも通院予定の翌日しか空いていなかった。それを知った北川犬猫病院長が、予約でやはり混雑していたトリミング部門へ無理をお願いして下さり、どうにか治療前に丸刈りにすることが出来た。


この日は夏休み突入最初の週末。首都高はいつもの週末より車の量が多く、各ジャンクション辺りで多少混雑。



しかし意外と順調で、板橋区の病院まで1時間半かからずに到着した。


さてこの日のメニューは最初に治療前の丸刈り。その後で耳と皮膚と甲状腺機能低下症の診察と盛りだくさんな内容。北川犬猫病院二階にあるトリミング室に連れて行かれたジェッシーを覗きにいくと...


可愛いプードルちゃんがケージ内で待機中

スタッフさんのプードル

耳と尾だけが茶色く、手のぼんぼんがなんともチャーミング!





あらら?



落ち着きの無いジェッシー、どうした???



「ジェッシーはいつもおとなしくて、かかりつけのトリマーさんに褒められます。」と伝えておいたのに、どうやら抵抗中



シャンプー台の外へ出ようと暴れている。



私が近くにいることでジェッシーの気持ちが落ち着かないのかもと、すぐにその場を離れた。


トリミングで2時間はかかる予定。その間の貴重な私だけの時間を有効(?)活用すべく、三枝先生から借りた「犬に有害な植物」を読み、昼食に出かけ、待合室か車でのうたた寝も計画。この病院へ来ると、他の可愛い犬猫達に会えるばかりか、他に私にとって癒し的な空間を得ることが出来る。それは三枝先生や他のスタッフさん達から得る温かな空気からなのだろうね。


外は雨が強く降り出してきたため、まずは待合室で本を読みながら寛ぐことに。ふと、お隣でリュックと籠バッグに入ったとても綺麗な猫ちゃん達に気づく。


床上の籠にお母さん猫、椅子上のリュックには子供猫。


お母さん猫のフランちゃんは他の犬が近づくたびに籠の中から「シャーッ!」。(笑) とても怖がりで、ママがいないと部屋の隅から出てこないのだそう。この親子猫はアレルギーや潰瘍などに悩まされ、三枝先生のアドバイスを得、手に入りにくい兎肉での食事療法や除去食試験などにトライ。現在、見事にアレルギー症状は治まっている。その様子は北川犬猫病院ホームページ上の小川フラン & マルクページに詳しく記載されている。

リュックから出して頂いたマルクちゃんは上質な毛並みに気品ある顔立ち。


マルクちゃん


カメラを向けると背筋シャキ!!


もう一度向けると、またまたシャキ!!

モデルさんみたいだと思っていたら、この猫ちゃん達はソマリという種類でアビシニアンの長毛種なのだそう。どうりでね。


「だけどこんなに大きいの」とママ


トトロみたい、なんて失礼なことを言ってゴメンナサイ



雨が小ぶりになったところで、自転車に乗せられて帰っていきました。


私も昼食に出ることに。一人で外食なんて久しぶり。土地勘が無いため仁木先生に教えて頂いたカレーのお店へと足を運んだ。


ここはインド人のコックさんが3人

病院から徒歩5分ほど、東上線ときわ台駅北口にある「Taj Palace(タージパレス)」


数あるメニューの中から、ハーフのカレー二種、ナン、サラダ、ドリンクで980円程のものをオーダー。


味も価格も◎

ナンは焼き加減がとても良く、なんといっても香りが良い。選んだカレーの味は一つは生クリームとバターを使っており、一つはキーマ。双方共言うこと無しのお味。辛さは5段階、素材そのものがマイルド感有る為やや辛めがお薦め。

仁木先生、美味しかったですよ。横須賀へ釣りにいらしたら、美味しいラーメン屋お任せください。(*^^)v


北川犬猫病院へ戻ると、ジェッシーは既に治療に入っていた。だけど何やら暴れている様子。顔を出すとさらに騒ぐ可能性があるため、待合室で待機。甲状腺機能低下症の投薬で、元気100倍となったらしいジェッシー。治療中は良いコだったのではなく、抵抗する気力が無かったということか。もう、治療模範性は取り下げだね、きっと。


丸刈りにしたことで膿皮症の出現部位がよくわかり、治療と手当をした今までの部位は綺麗に治っていた。しかし新たに何箇所かに出現。薬剤耐性の検査結果も既に出ており、膿皮症が耐性菌であったことが判明。効く薬はわずかな種類のみ。


薬剤感受性試験結果

全ての治療が終了後、解放されたジェッシー。


あんなに暴れていても、すぐに三枝先生のところへおねだりにいく




先生と遊ぶジェッシー



三枝先生は国際学会で留守をされるため、次の予約は3週間後。コンフォティスと薬浴剤、そしてもしも予約日に通院出来ないときのため、甲状腺機能低下症の薬は多めの日数分で処方頂き帰路へ。


帰路の車中でうたた寝中



さてジェッシー、「さくらの里 山科」に直行だよ。ワンズが散歩を待っているからね...。

7月7日通院日 甲状腺機能低下症

2012-07-10 21:34:41 | 外耳炎・中耳炎・内耳炎
この日は横須賀が曇り、横浜辺りは激しい雨、都内もところにより雨という変わりやすい天気の一日であった。

モノレールと並走

天王洲付近

首都高は順調で1時間少々で到着。


早く病院内に入りたくて、リードを引くジェッシー。


病院内ではソファに座った私の横にオスワリして待つことができる。


看護師さんに声をかけられ、

アンテナしっぽフリフリ。


治療は、耳垢腺過形成のため、現時点では内視鏡が使えないことが判明した後も、ジェッシーの耳の状態は順調。悪くなることもなく、現状維持が出来ている。




加えてこの日の診察は、前回開始した膿皮症の治療。


患部の毛を剃られたジェッシー


診てもらったところ、二週間の内服薬使用でも効果がないことが判明。

薬剤耐性検査を行うとともに、しばらくは薬浴で様子をみることになった。あちこちに広がった疾患部を丁寧に処置頂く。



院長先生は、上半身や側頭部に患部が広がっていること、一般的な膿皮症と出現が少し異なることを疑問に持たれた。ジェッシーのその他の気になる症状と合わせ、甲状腺機能の検査をしてみないかというお話を頂く。



実はこの病気について、以前にボブを対象として調べたことがある。

なぜなら、ボブが後ろ脚を引きずるように歩いたり、お腹が禿げていたり寒がりだったり、オフリード時でも滅多に走ることがない。思いあたるフシがないのに元気がなかったり、夏場の散歩の後は倒れ込むように横になるということが気になった。お腹の禿げた箇所は以前、別の獣医から皮膚糸状菌によるため薬用シャンプーの利用をと勧められ、その後数年に渡り使用を続けているが未だに改善されていない。

だから、三枝先生がジェッシーの甲状腺機能の検査をしてみますかと尋ねたとき、是非しておくべきだと思った理由の一つでもある。



翌朝、検査結果のFAXが届いた。続いてすぐに三枝先生から電話が入る。

ジェッシーは甲状腺機能低下症と診断された。

検査項目の血清総サイロキシン(T4)は低、遊離サイロキシン(FT4)低。そして犬甲状腺刺激ホルモン(c-TSH)は高の判定。3つの項目全ての数値が大幅に基準値外で、疑いも無き甲状腺機能低下症であった。

JBVP社団法人日本獣医学フォーラムのWebページによると、甲状腺機能低下症は中・大型犬に見られる傾向があり、遺伝性の自己免疫疾患としてジェッシー(アメコカ)やボブ(Iセター)は特に注意が必要な犬種に入っている。

ジェッシーのことがきっかけで、ボブも検査しておくべきだと改めて思い始めている。検査結果が異常無しであればそれで安心できる。

Webで拾った情報によると、この病気の厄介なところは飼主が気づいた犬の状況を獣医に伝えない限り、発見するのは難しいようだ。食欲はあるため、見逃してしまいがちな病。気づけば命を落としてしまうほど深刻な状況に陥ってしまうことがあるらしい。

また甲状腺機能低下症はどんな病気にも見えるといわれているほど症状はさまざま。ただ漠然と、元気が無い様子だったり、散歩中に座り込んだり、老化現象で片づけてしまいがちな程度にはっきりしないものが多いようだ。唯一、最も多くみられる外観上の変化が皮膚および被毛。左右対称または非対称の禿げや皮膚が黒く変化することがある。禿げ意外、まさにジェッシーに認められる症状でもある。

甲状腺機能低下症は遺伝性でもあり、避妊・去勢等手術や怪我または皮膚病などがきっかけとなり発症することもあるようだ。ジェッシーがいつからこの病気を発症していたのかは判らないが、数年前、雨の散歩を嫌がるようになった頃から徐々に進行していったのではないかと思う。


三枝先生はジェッシーの入院中から、「何か悲しげな表情」や「目に精気が無い」ことが気になると言い続けていた。それはこの病気が潜んでいた為であったのかと、北川動物病院との出会いを改めて有難く感じた出来事でもあった。


犬猫とのコミュニケーションを大切にする三枝院長先生

動物たちも先生が大好き


三枝院長先生はすぐに宅配便で薬を送って下さり、翌日から服用させることができた。この薬を飲み始めて二日目。ベッドに入って寝ることが多くなっていたジェッシーは、うろちょろとうるさいぐらいに動き回るようになっている。薬の信じられぬほどの効果に目を見張る。薬はこれから生涯に渡り飲み続け、定期的に数値を計りコントロールする必要があるのだそう。