第六中学校

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10.31 スケアード ストレート(自転車交通安全教室)

2023-10-31 15:44:01 | 学校生活
平成22年に、自転車を運転中の中学生と自動車が接触し、六中生が死亡する悲しい事故が発生しました。この事故をきっかけに、箕面市は、自転車の安全利用に関わる意識の向上を図ることを目的として箕面市自転車安全利用条例を制定し、平成24年度から、このスケアード・ストレートによる自転車安全教室を実施するようになりました。
部活動での移動で自転車を使用するときには、ヘルメットが必須ですが、普段(塾や習いごと、遊ぶときなど)でも被るようにしましょう。気を付けていても起きてしまうのが事故です。


 
まず始めに、自転車の危険な運転を再現し、どこが危険なのかを生徒たちに問いかけるクイズ形式の演目が行われました。面白おかしく危険な運転を再現するスタントマンの演技に生徒たちも思わず笑いがこぼれていましたが、次に行われた、時速40キロメートルで走行する自動車と自転車の衝突事故を再現した演目では、大きな衝撃音と大破した自転車を見た生徒たちから、「うわっ!」、「痛そう!」など驚きの声があがりました。






















その他にも、見通しの悪い交差点での自転車同士の事故、自動車と自転車の衝突事故や、トラックの内輪差に巻き込まれる事故など、日常で起こり得る様々な事故を再現するとともに、どうしてこのような事故が起こってしまうのか、どのように回避することが出来たのか、各演目で悪い例と良い例に分けて説明されており、生徒たちも目の前でくり広げられる迫力のある事故の再現に驚きつつも、熱心に聞き入っていました。













































停車中の車の横を通過するときに注意しなければならないこと。









大型車の内輪差を学びました。




















1年生の生徒は、「自分が生活するなかで、起こりやすい事故の再現ばかりで、とてもリアルで迫力がありました。いつ自分や家族の身にこの事故が起こるか分からないと思うと、とても怖いです。」 と話しました。2年生の生徒は、「はじめてこのスケアードストレートによる自転車安全教室を見たが、痛そうでとても怖かった。特に見通しの悪い交差点などは、自分の周りにもよくあるので、気をつけようと思いました。」と話しました。3年生生徒は、「まるで本当の事故を目の当たりにしているようでとても怖かった。脇見運転などの気を抜いた運転はしてはいけない、スマホを見るときは一旦停車するなど心がけるようにします。普段ヘルメットを着用しているが、ヘルメットに対するかっこ悪いや恥ずかしいなどの意見などもなくなれば良いなと思いました。」と話してくれました。




 
 
 
 
 
 
 

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