オカルト伝説は事実である

砂に埋れ、誰にも気づかれずにいる世界の真実を見つけ出すブログです。

アメリカ中央銀行をめぐるハミルトンとジェファーソンの戦い

2024-02-16 06:38:58 | 陰謀論
 

9784828421995-0e3ef.jpg

 
✳️【アメリカ中央銀行の曙】
 アメリカの中央銀行制度は第1合衆国銀行に始まります。初代財務長官アレクサンダー・ハミルトンのイニシアティブで1791年に創設されました。このときは「合衆国」と「銀行」が入っていて中央銀行らしい名前です。(中略)
 
 さて、アメリカ独立戦争の講和条約は1783年に調印され、アメリカは晴れて英国からの独立を達成しました。しかし、当初から国家のあり方として、連邦政府(=中央政府)の権限を強化すべきという連邦派と、各州の自立性を尊重しようとする反連邦派の対立がありました。 
 
 財務長官ハミルトンを筆頭とする連邦派は、「農業国のままではアメリカの将来は暗い。産業資本を育成し、英国にならった経済システムを導入することで、英国をしのぐ産業国家を作り上げよう。そのためには中央銀行が必要である」と考えていました。
 
 ところが、当時のアメリカの有力者たちの中には、国務長官トーマス・ジェファーソンを筆頭とする反連邦派を中心に、商業や金融を毛嫌いする者も少なくありませんでした。
 
 ジェファーソンは、銀行について、「貧乏人から金を巻き上げ、農家を圧迫し、質素な共和主義を堕落させる、唾棄すべき存在」と思い込んでいました。(中略)
 
 基本的に自給自足的な田舎の農園生活を理想の世界としているので、都市、商業、金融は敵なのです。つつましやかで質素なのはジェファーソン主義者たちの美点であるとも言えますが、自分たちの小さな世界さえよければいい、世界のことなどどうでもいいという内向きの傾向があり、国家としては、それでは大いに困ることがあります。
 
 ハミルトンはジェファーソンより12歳ほど若かったのですが、アメリカ建国時代最高の切れ者と言われた優秀な男でした。そのハミルトンの連邦派とジェファーソンの反連邦派の2大グループの間にはさまって、大統領のワシントンは、どうやって調停しようかと頭を悩ませます。やはり中央銀行は必要である。しかし、反連邦派も宥めなければいけない……。
 
 結局、第1合衆国銀行は誕生するのですが、反連邦派に対する妥協として、20年に1度、特許を更新し、議会がそれを承認しなければならないとの条件をがつけられました。「商業・産業資本家の暴走を、これで食い止められますよ」と言い訳しながらなんとか法案を通したのです。 内藤陽介〈みんな大好き陰謀論〉より
 
 
✔️【真相〈アレクサンダー・ハミルトンはロスチャイルドのエージェントである〉】
 アレクサンダー・ハミルトンの正体は、ロバート・モリスという男とともにアメリカ政府に送り込まれたロスチャイルドのエージェントで、1783年、モリスは大陸会議の財政の最高責任者としてアメリカの国庫を困窮状態に陥らせ、一方のハミルトンはアメリカの国庫を確実に空にするべく、財務省から25万ドルを移して北米銀行に投資しました。
 
 そして1790年、ハミルトンはロスチャイルドのバックアップで財務長官につき、「銀行家から貸し付けられるカネは利息はかかるものの、法的に保証されたものとしてあらゆる取引に歓迎される」という強硬論で反対派を押し切ります。
 
 かくして大衆は「大衆の味方」を自称する人間たちに食い物にされるようになったのです。
 
【トーマス・ジェファーソンの言葉】
 また、アメリカ合衆国第3代大統領、トーマス・ジェファーソンの言葉にこういうものがあります。
 
 「我が国の自由社会にとって、軍隊より銀行家たちのほうが危険である」
 
 「新聞を読んでいるだけで世の中の情勢がわかっていると思い込んでいる人は気の毒だ。世の中を本当に動かしている人間は、表には姿を現さないのだ」
 
 内藤陽介はこれらの事実を無視しており、その主張がただの我田引水に過ぎないことがわかっていただけると思います。
 
【まとめ】
 ●アレクサンダー・ハミルトンはロスチャイルドのエージェントだった。
 
 ●18世紀の人物であるトーマス・ジェファーソンが、すでにディープステートについて言及している。
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿