オカルト伝説は事実である

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アトランティスのNo.1候補地「アゾレス諸島」

2024-01-23 05:26:30 | 超古代文明

✳️【アトランティス大陸の候補地】  

 19世紀アメリカの政治家イグネイシャス・ダンリー(よくある「ドネリー」という表記は誤り)は、1882年に発表した『アトランティス──大洪水以前の世界』という著書で、プラトンの記述どおり、アトランティスは大西洋にあったと論じた。だが、海底調査によって、大西洋に大きな陸地が沈んでいる可能性は否定されている。  そのほかにもアトランティスの位置に関しては、北アメリカ説、ブラジル説、バハマ説、アゾレス諸島説、北海説、スピッツベルゲン島説、北極説、イギリス説、スペイン説、サハラ砂漠説、ナイジェリア説、チュニジア説、地中海説、クレタ島説、パレスチナ説、黒海説、コーカサス説、ゴビ砂漠説などが唱えられている。近年では東南アジア説や南極大陸説まで出ており、今やアトランティス候補になっていない土地を探すほうが難しい。  

 こうした説を唱える者たちの論法は、どれも同じである。彼らはプラトンの記述の中から、自説に都合のいい部分だけを引用し、それ以外の部分は無視するか、「伝説が正しく伝わらなかったのだ」と主張して、自説に合うように歪曲する。「ゼロが1つ多すぎる」「長さの単位が間違っている」「ヘラクレスの柱というのは神殿の柱のことなのだ」などなど……当然、こうしたテクニックを用いれば、世界中どこの場所だろうとアトランティスにしてしまえるわけである。(山本弘) と学会〈トンデモ超常現象99の真相〉より

 

✔️【逆デバンキング〈アゾレス諸島〉】  

 山本弘はアゾレス諸島説を「諸説あるうちの1つ程度に過ぎない」という感じでとりあげ、深く言及していませんが、アゾレス諸島説は普通に考えて、突出して信憑性が高い説なのです。    

 まずはなにより、プラトンの記述どおりに大西洋にあるというところ。また、アトランティスと同じく気候が温暖で、果物が豊富に実っているというところ。  

 アゾレス諸島は小さな島々が点在しており、今も数十万人が暮らしています。つまりアトランティスの土地は完全に海に没したわけではなく、わずかながら小さな島々として今も残り続けているというわけなのです。

 

【アゾレス諸島を支配しなかったヨーロッパ人たち】

 また、興味深い話にこういうものがあります。

 大航海時代、アゾレス諸島はポルトガルの植民地になったのですが、ポルトガルの勢力が衰えたあと、ヨーロッパのどの国もアゾレス諸島を支配しようとしなかったそうなのです。  

 理由は様々考えられますが、その中の1つに「当時のヨーロッパ人たちは、アゾレス諸島こそが自分たちの故郷アトランティスであることを知っていて、敬意を払って支配しなかった」というものがあるそうです。

 

【まとめ】  

 ●アゾレス諸島説は非常に信憑性が高い説である。  

 ●ヨーロッパ人たちはアゾレス諸島を支配しなかった。

 

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