
しかもこの調査は、中学生以下の子供と66歳以上の高齢者は対象に含まれていないので、厳密には8割ではなく9割以上だと思われる。
普段から難しい本をよく読む人は「そんなバカな!」と思われるかもしれないが、これは厳然たる事実である。
メシア──永遠の真実追求者。
クラウディア──意外な話好きのハーフの美女。
メシア 私の母には《心の師》と崇めるAさん(仮名)という女性がいるんだ。
クラウディア 心の師?
メシア うん。そして母が病院に行く際、Aさんが付き添うことになったので、私は母にベンジャミン・フルフォードさんの『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術【現代編】』という本を入れた袋を「Aさんに読んでもらって」と渡したことがあるんだ。
もちろん、読んでほしいページにしおりを挟んでおいた。
文を引用する。
現代医療の問題をひと言でいえば、「健康な人を医療行為によって正真正銘の病人にして、死ぬまで医療費を奪いとること」である。
そんな説明をすると驚く読者もいるかもしれないが、これは厳然たる事実なのだ。
いま現在、医療行為を受けている人の9割は、本来、治療など受ける必要のない「健康な人」という事実をご存じだろうか?
9割のうち、7割がたんなる「老化現象」に病名をつけられ患者にされている。残り2割は、健康診断などでメタボやら成人病予備軍やらと決めつけられて、通院や治療を余儀なくされている中高年。治療を必要とする純粋な患者は、たった1割しかいないのだ。
そもそも病人とは、激しい痛みなどで日常生活が送れない状況をいう。逆にいえば、多少あれこれ支障があろうとも、日常生活が送れる状態は「健康」なのだ。(中略)
20代、30代を「健康」の基準にすることで、40代以降の人をすべて「病人」に認定する。医師たちは強力な薬物を投与し、手術などの治療を行なう。毒を飲ませ、刃物で身体を切り刻むのだ。それをくり返していれば、いずれどこかで正真正銘の「病人」となる。まさに、日常生活が送れない状態になってしまうのだ。
そうなれば、あとは彼らのなすがまま。死ぬまで医療費をむしりとられる。
だからこそ、製薬会社と病院を中心とした医療ビジネスは、ものすごくもうかる。老化という自然現象で金を生み出す、錬金術なのだから……。
クラウディア え?つまり……どういうこと?
メシア 以前にも説明したけど、母はかつて医原病で殺されそうになったんだ。
そのため、私は母に病院に行くのをやめてもらいたいんだ。
しかし、高度な読解力がない母に前述のような本をすすめても理解できない……。
そこで、母が心の師と崇めるAさんのような人に「病院に行くのはやめましょう」と言ってもらったら、母も考えが変わるのではと思ったんだよ。
クラウディア ああ、そういうこと。
メシア それも母によるとAさんは、大学を出ていてとても賢い人なようなんだ。
「Aさんなら話が通じるだろう」と期待して、ベンジャミンさんの本を読んでもらったんだ。
クラウディア うん。それでどうなったの?
メシア ……どうもならなかったよ。
Aさんはベンジャミンさんの本を読んだそうなんだけど、母によると感想は「メシアくん、こんな本を読んでるんだ」だけだったらしい。
クラウディア なんてこと……。
じゃあ結局、お母さまは今も相変わらず病院に通ってるんだ?
メシア そういうこと。
クラウディア まぁ……。
メシア 母から見たAさんは《大卒の賢い人》らしいけど、おそらくAさんは小学校低学年レベルの読解力しか持っておらず、ベンジャミンさんの本を読んでもチンプンカンプンだったんだと思われる。
クラウディア 大学を出ていても、高度な読解力があるわけじゃないのね……。
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