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永遠の真実追求者メシアのブログ

砂に埋もれた、知られざる世界の真実を見つけ出すブログです。よろしくお願いします。

科学史がくつがえる!コンノケンイチが解明したエーテルの正体(前編)

2025-04-13 07:30:14 | 超科学
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❗❗この記事の結論──懐疑論者の山本弘のエーテルとマイケルソン=モーレーの実験の説明は、なんばグランド花月大爆笑もののギャグである。

 

メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。

 

クラウディア──オカルト好きのハーフの美女。

 

クラウディア 山本弘さんはと学会の『トンデモ本の逆襲』の中で次のようなことを言っているわ。

 

 (前略)レーザージャイロの原理について説明する前に、何度も話題になっている、マイケルソン=モーレーの実験について説明しなくてはならない。 

 ここに宇宙空間を慣性で等速度飛行している宇宙船があるとする。その中に正方形の部屋があり、船首方向の壁に鏡A、側面の壁に鏡Bが置かれ、部屋の中央に宇宙飛行士Oがいる。

 Oは鏡Aと鏡Bに向かって同じ波長のレーザー光線を発射する。そして反射して戻ってきた光線を重ね合わせる。重なった光線は干渉縞を作る。

 宇宙にはエーテル(光の媒質)が満ちているとする古典的な物理学では、宇宙船はエーテルに対して運動しているわけだから、宇宙船から見るとエーテルが後ろに流れているように見える。たとえば前方に向けて発射された光線の速度Cは、速度Vで動いている観測者Oからは、C─Vで遅くなって見えるはずである。

 この部屋を90度回転させ、鏡Aが側面に、鏡Bが船尾方向になるようにする。これによって、部屋全体のエーテルの流れに対する角度が変化し、エーテルによる影響も変化する。そのため、部屋の回転に合わせて光の干渉縞が動く現象が見られるはずである。

 1881年、A・A・マイケルソンはこの実験を行なってみた。もちろん当時はレーザーも宇宙船もない。レーザーの代わりに普通の光線を使い、宇宙船の代わりに秒速約30キロで公転する我々の地球の運動そのものを利用した。

 ところが、予想に反して、装置を90度回転させても干渉縞は動かなかった。

 実験精度に問題があると考えたマイケルソンは、1887年、E・W・モーレーと共同で実験をやり直した。場所はクリーヴランドの地下室。実験精度は前回の10倍。しかも装置に振動を与えないようにするため、クリーヴランドじゅうの交通機関が止められるというものものしさだった。

 だが、それでもやはり干渉縞は動かなかった。地下で実験したのがまずかったのかと、後年、屋外での実験も行なわれたが、結果は同じだった。

 すなわち、「地下はエーテルの中を運動している」「光の運動はエーテルに影響される」という前提は、間違っていたのである。不思議なことに、光速度Cはいかなる観測者から見ても一定だったのだ。これが「光速度不変の法則」の発見である。

 そしてアインシュタインは、この「光速度不変の法則」にもとづいて特殊相対性理論を作ったのである。

 

メシア 申し訳ないけど山本さんのこの説明は、なんばグランド花月大爆笑もののギャグだ。

 

クラウディア え!?どういうこと!?

 

メシア なぜならこの説明が根本的に間違っていることを、コンノさんが『ホーキング宇宙論の大ウソ』の中で完全に証明しているからだよ。

 

クラウディア えっ!

 

メシア 山本さんがすべきことは、それに対する反論だと思うのだが……。

 

 では、コンノさんが『ホーキング宇宙論の大ウソ』の中でどのようなエーテル論を唱えているのかを、私が引用しながら可能な限りわかりやすく説明しようと思う。

 

 山本さんファンとと学会ファンはハンカチのご用意を……。

 

クラウディア う、うん……。

 

メシア 聖書の創世記において、神が1番最初に創造したもの──それが《光》だ。

 

 光が粒子と波動、つまり《波》をそなえていることは、様々な実験で明らかになっている。

 

 波といえば水だけど、水があるから波が生じるんだ。

 

 水なしで波が生じたらバケモノの世界だ。

 

 音波も同じ。音は大気を浸透させて伝わっていく。

 

 つまり大気という物質があるからこそ、音波という現象が生じるんだ。

 

 では光が波なら、それを生じさせる物質はなんなのか?

 

 どれだけ追求しても、答えはわからないままだった……。

 

 しかし、それでは科学界の面目が立たないので、エーテルというものが考え出された。

 

 しかし、マイケルソン=モーレーの実験で、エーテルの存在はことごとく否定されてしまった。

 

 では、光を媒介するものはなんなのか?

 

 現代物理学は場理論というものでお茶を濁している……。

 

 ところで《宇宙》というものの定義を知ってるかい?

 

クラウディア 宇宙の定義?

 

メシア 辞書には《全体を占める空間》とある。

 

 では、《空間》とはなんなのか?

 

 辞書には《なにもないカラのところ》《隙間》《真空》とある。

 

 が──実は真空とは、なにもないカラなところなどではないんだ。

 

クラウディア どういうこと?

 

メシア 1915年、イギリスの天文学者アーサー・スタンレーは太陽近辺を通過する光を観測し、太陽の高重力によって空間が歪曲する現象を証明したんだ。

 

 つまり、真空は物質だからこそ、曲がり歪むという物理現象が生じたんだ。

 

 答えが見えてきたのではないだろうか?

 

 つまり真空そのものが、空間そのものが、宇宙そのものがエーテルだったというわけなんだ!

 

クラウディア なんてこと……。

 

メシア コンノさんは「宇宙にはエーテルが満ちている」なんて言っていない。

 

 宇宙そのものがエーテルなんだから。

 

 そもそも我々は通常「隙間がある」「空間が存在する」と表現するが、「存在する」ということは《有》であり、けっして《無》ではないということなんだ。 

 

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2つのエーテルの話や光行差現象などで論点のすり替えを計る山本弘

2025-04-12 07:53:32 | 超科学
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❗❗この記事の結論──懐疑論者の山本弘はどうでもいい話ばかりをし、コンノケンイチのエーテル論に真正面から反論していない。

 

メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。

 

うめぴょん──ペットの猫(ロシアンブルー)人間の言葉が少しだけわかる。

 

メシア 山本弘さんはと学会の『トンデモ本の逆襲』の中で、コンノケンイチさんがアインシュタインの言う《古典的エーテル》と《現代物理学的エーテル》の違いがわかっていないことを嘲笑っている。

うめぴょん ……。

メシア また、山本さんは《光行差現象》というものについて長々とウンチクをたれている。

 

 少し長くなるが、『トンデモ本の逆襲』から引用する。

 

 (前略)僕は『トンデモ本の世界』の250ページで、コンノ氏のエーテル宇宙論が間違っている証拠として、「光を伝達するエーテルが地球といっしょに動いているなら、星の光行差の測定によって、すぐにわかってしまう」と書いた。もちろん、ここでいう「エーテル」とは古典的エーテルのことだ。

 それに対しスギヤマ氏は、またもやコンノ氏に問い質し(だからなんで天文学者に訊かないんだ!?)、「星の光行差が間違いを証明するどころか、逆に正しさを証明している」という、トンデモない説明を聞かされ、それをそのまんま信じてしまった。

 そもそも「光行差現象」とはなにか?

 たとえば雨が垂直に降っているときに車を走らせると、車に乗っている人にとっては、雨が前方から吹きつけてくるように見える。

 光についても同じことがいえる。光が観測者に真横から当たっている場合でも、観測者が動いていると、光はやや前方から当たっているように見えるわけだ。地球は光速の約1万分の1の速度で公転しているから、この運動によって、星の位置は実際より少しずれて見える。これが「光行差現象」で、1727年にイギリスの天文学者ジェームズ・ブラッドレーが発見した。

 仮に、コンノ氏の主張するようなエーテルが存在するとしよう。このエーテルは水や空気に似た物質的なふるまいをして、光を伝達する媒体である。さて、地球はこのエーテルを引きずって動いているのか、それとも引きずっていないのか?

 地球がエーテルを引きずっておらず、静止したエーテルの中を運動していると仮定しよう。この場合、動いている地球から見るとエーテルは後方に流れていることになり、それにともなって星の光も(地球から見て)後方に引きずられるように見える。つまり光行差現象が確認される。

 ところが、この「地球が静止したエーテルの中を運動している」という仮説は、マイケルソン=モーレーの実験によって否定されてしまった。

 では、コンノ氏の主張するように、地球がエーテルを引きずって動いているとした場合はどうか。宇宙の彼方から飛んできた星の光は、地球が引きずっているエーテルの層にぶつかったとたん、それに引きずられてしまう。つまり地球の動きに引きずられて光も動くわけだから、光行差現象は確認されないか、確認されたとしても理論値よりかなり小さくなるはずである。

 僕が「光を伝達するエーテルが地球といっしょに動いているなら、星の光行差の測定によって、すぐにわかってしまう」と言ったのは、こういう意味なのである。

 スギヤマ氏によれば、コンノ氏は次のように弁明しているという。

 〈(前略)たとえば大きな川の流れを銀河系運動とすると、太陽系運動は川の流れの中の小さな渦でしかない。つまり太陽系外の恒星に対して地球は円運動によってわずかだが近づいたり遠ざかったりしているので、「星の光行差」が生じるのは当たり前のことになってくる。〉

 この説明は、まったく説明になっていない。なぜなら、光行差現象は「(地球が恒星に対して)近づいたり遠ざかったりしている」ために起こるものではないからだ。どうもコンノ氏は光行差現象の意味を根本的に理解していないように見える。

 

うめぴょん ……。

 

メシア また山本さんは『トンデモ本の世界』の250ページに次のようなことも書いている。

 

 コンノ氏の主張によれば、宇宙にはエーテルが満ちている(ほらほら、そこのあなた、コケないで)。

 

メシア これらが山本さんのコンノさんのエーテル論への反論なのだが、2つのエーテルの話も光行差現象の話も、まったく本質的な問題ではない。

 

 もっと言ってしまうと《どうでいいこと》だ。

 

 山本さんは勝ち目がないため、どうでいいことに論点をすり替えてごまかそうとしているんだ。

 

うめぴょん ……。

 

メシア では次回、山本さんとコンノさんのエーテル論争に決着をつけたいと思う。

 

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たとえ物理学者でも相対性理論は難しすぎてわからない

2025-04-12 07:47:25 | 超科学
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❗❗この記事の結論──物理学にも様々な領域があり、領域外のことはチンプンカンプンである。

 

メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。

 

リネンちゃん──メシアの弟子。

 

メシア 山本弘さんはと学会の『トンデモ本の世界』の中で「コンノケンイチ氏は相対性理論のことを『自分が理解できないから間違っている』と言っている」と書いている。

 

リネンちゃん はい。

 

メシア コンノさんは『ホーキング宇宙論の大ウソ』の中でそんなこと言ってないんだけど、仮に言っていたとしても恥ずかしいことじゃないんだ。

 

リネンちゃん どういうことですか?

 

メシア 実は早稲田大学理工学部卒の理学博士で、兵庫県立大学理学部准教授の下條竜夫さんという人の言葉にこういうものがあるんだ。

 

 相対性理論や宇宙物理学などの高度な数学を使う現代物理学は、専門家以外はほとんど理解できない。私は物理学者のはしくれ(原子分子物理という分野の専門家)だが、ビッグバン理論や相対性理論は間違っているのか?と訊かれても、この領域の専門家ではない。だから、正しいのか正しくないのか、まったくわからない。

 ビッグバン理論や相対性理論が正しいことを、数学を使って確かめることはしない、できない。

 

リネンちゃん え……。

 

メシア 物理学者である下條准教授でも、相対性理論は専門の領域ではないのでまったくわからないというわけなんだよ。

 

 これでコンノさんの正しさと、山本さんが嘘をついていることがわかると思う。

 

リネンちゃん どういうことですか?

 

メシア 山本さんは「僕は相対性理論を理解できているぜ」とか言ってるけど、下條准教授が理解できないものを物理学者でもなんでもない山本さんが理解できるわけがないからさ。

 

リネンちゃん なるほど!

 

メシア これは元と学会の物理学者、前野昌弘さんにも同じことが言える。

 

 前野さんは『トンデモ本の逆襲』の中で「私も相対性理論は理解できている」とか言ってるけど、彼は物理学者は物理学者でも、なんという分野の物理学者なのかわからない。

 

 これでは「相対性理論を理解できている」と言われても説得力はない。

 

リネンちゃん そうですね。

 

メシア ちなみに実験物理学と量子物理学は同じ物理学でもまったく違うもので、実験物理学の専門家では量子物理学のプロジェクトの指揮はつとまらないそうだ。

 

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山本弘の必殺奥義《一点突破》(相対性理論編)

2025-04-10 07:45:38 | 超科学
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メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。

 

クラウディア──オカルト好きのハーフの美女。

 

クラウディア 山本弘さんはと学会の『トンデモ本の逆襲』の中で次のようなことを言っているわ。

 

 (前略)たとえば、大砲の弾丸がニュートンの引力の法則に従った弾道計算で発射され、それで人が死んだとしても、だれかが「大砲で人が死ぬのはニュートンの責任だ」と言ったなら、ニュートンは怒って「私の方程式は関係ない」と言ったことだろう。

 しかし、いくらニュートンやアインシュタインに責任がなくても、大砲の弾丸がニュートンの引力の法則に従って落下し、原爆がアインシュタインの公式E = mc2に従ってエネルギーを放出していることは間違いないのだ。

 ウランの原子核は、中性子が当たると分裂し、2〜3個の小さい原子核に分かれる。ところが、分裂後の原子核を寄せ集めてその質量を合計しても、分裂前のウランの原子核の質量にわずかに足りない。質量の一部がどこかに消えているのである。

 すなわち、E = mc2の公式に従い、質量mがエネルギーEに変換されたのである。このEこそが原爆の破壊力の正体なのだ。もしE = mc2という公式が間違っているとすると、原爆のエネルギーがどこから来るのかわからなくなってしまう。

 僕の知る限り、「相対論は間違っている」と主張する人物で、じゃあ原爆のエネルギーがどこから来るのか、説明した者はいない。

 

メシア 答えられる人はいるとは思うけど、仮に答えられる人がいなかったとしても山本さんの勝利にはならない。

 

クラウディア どういうこと?

 

メシア なぜなら山本さんが使っているのは《一点突破》という作戦だからだよ。

 

クラウディア 一点突破って……たしか100個の肯定的根拠を無視して、たった1つの否定的根拠をもとに「だから●●は全部間違いなのだ!」って、強引に結論づけようとすることよね?

 

メシア そのとおり。山本さんがやっているのがまさにそれなんだ。

 

 反相対論者の主張が間違いだと言うのなら、反相対論者の重要な主張すべてを論破する義務があるはず。

 

 しかし、山本さんはそれをやらず、反相対論者が答えにくいたった1つのテーマを盾にして「論破できないよね?はい、こっちの勝ち」と強引に結論づけようとしているんだ。

 

クラウディア サイテーね。

 

メシア 世の人々は山本さん、と学会、懐疑論者のトリックにだまされてはいけない。

 

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特殊相対性理論の市販の解説書を受け売りする山本弘

2025-04-10 07:41:54 | 超科学
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❗❗この記事の結論──懐疑論者の山本弘は、市販の相対性理論本をネタ元にして反相対論者を批判しているが、単なる《受け売り》では議論にならない。

 

メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。

 

クラウディア──オカルト好きのハーフの美女。

 

クラウディア 山本弘さんは『トンデモ本の逆襲』の中で次のようなことを言っているわ。

 

 スギヤマ氏は120ページで「私も大学は理工学部で学んだゆえ、宇宙物理や理論物理学は一般より多少は理解しているつもりである」と自慢している。ところが、282ページにはこう書いてある。

 〈たとえば、光速の6割の速度で飛行できる宇宙船を製造して地球から飛ばしたとする。その宇宙船から進行方向に光速の6割の速度でミサイルを発射させた場合、明らかに地球から観測するミサイルの速度は光速の1.2倍となる。

 ところが大半の科学者は、光速以上は絶対不可能とするアインシュタイン理論をまったく疑おうとせず、こうした子供でもわかる矛盾を頑として受け入れない。〉

 ……あきれてものが言えない。

 スギヤマ氏は特殊相対論の基本中の基本である「速度の合成則」を知らないのだ!光速の0.6倍に光速の0.6倍を足しても、その合計は光速の0.88倍にしかならず、決して光速を超えないのである(なぜそうなるのかは、説明が長くなるので省略。市販の解説書を読んでいただきたい)。

 

メシア 私は科学にうといので、どちらが正しいのかはよくわからない。

 

 ただ……。

 

クラウディア ただ?

 

メシア 後藤学教授の言葉にこういうものがあるんだ。 

 

 相対論に関する議論では、批判的なおたよりのほとんどが「アインシュタインの相対論、特に特殊相対論は100%正しい」ことを前提のご批判でした。中で、3〜4名の方とは相当回数討論を重ねました。結果はいずれも物別れでしたが(結果はともかく、それらの方々には特にお礼を申し上げます)。そうしたご批判で言われていること、引用されている資料のほとんどがこれまで一般向けにおびただしい数出版されてきた書物に書かれていることでした。これでは議論にならないのです。

 

クラウディア まぁ……。

 

メシア 前述した山本さんの反論は、市販の解説書の受け売りにすぎない。

 

 ミン・スギヤマさんの主張に対して、自分の意見をもって論駁しているわけではない。

 

クラウディア たしかにそうね。

 

メシア 後藤教授は山本さんのような人たちに対して「それでは議論にならないんです」と言っているんだ。

 

 そもそも反相対論者というのは、市販の解説書の内容にツッコミを入れているわけであり、それに市販の解説書に書かれてある知識で対抗しても意味ないんだけどね……。

 

クラウディア 山本さんって、いつになったらそのことに気づくのかしら……。 

 

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