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無し

USA TODAYの「ペンタゴンに航空機が当たった」の噓

2024-08-12 12:51:44 | 陰謀論
 
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✳️陰謀【大手メディアの記者の証言が、突っ込んだのがボーイングでないことを証明した】
 『ボーイングを捜せ』では、『USA TODAY』紙のマイク・ウォルター記者のこんな証言を紹介していた。
 
 「翼のついた巡航ミサイルのようだったよ。ちょうどあっちに飛んでいってペンタゴンに激突したんだ。大きな爆発があって火の玉になり、煙が流れていった」
 
 この証言は珍重されているらしく、証言者の名は挙げていないが『ビートたけしの!こんなはずでは!!スペシャル』や成澤氏の本でも紹介されている。
 
 『USA TODAY』紙といえば、全米一の日刊紙である。こんな大手メディアの人間でさえ、ペンタゴンに巡航ミサイルが撃ち込まれたと証言しているのだから、陰謀は間違いない。
 
真相【証言者が、陰謀論者らが嘘つきであるのを証明した】
 マイク・ウォルター記者の証言のオリジナルは、CNNのホームページで確認できる。そこでは彼はこう言っている。
 
 「(前略)窓の外を見たら、このジェット機、アメリカン航空機が来るのが見えた。あんまりに低空なんで、変だと思った。それを見て、まるで翼の生えた巡航ミサイルみたいだと思ったね。(中略)右のほうに飛んでいって、ペンタゴンに当たった」
 
 つまり、彼はアメリカン航空機とハッキリ確認し、それを「巡航ミサイルみたいだと思った」と形容しただけなのである。
 
 これでは、どう見てもヴォンクライスト氏は確信犯で、ウォルター記者が大手メディアの人間であるのを利用し、発言の後半部分のみを引用して、ミサイルが撃ち込まれたように偽装したとしか思えない。マイク・ウォルター記者は、のちのインタビューで、自分が見たものはアメリカン航空機のジェットだと「真実は真実だ」と再度断言し、このテーマで本を書くのにも協力したが、ネットが自分の証言を歪曲して掲載するのには辟易した、と述べていた。
 
 先のCNNのホームページでも、『ペンタゴン・レポート』でもペンタゴンに突入したのはボーイングだという証言は掲載されている。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
 
 
✔️【逆デバンキング〈マイク・ウォルターはのちに主張を引っ込めた〉】
 実はマイク・ウォルターはのちにCBSでブライアント・ガンベルという人にインタビューされた際、「アメリカン航空機がペンタゴンに激突した」という主張を引っ込めた、という事実があるのです。
 
【「軍用機だと思った」という証言】
 また、奥菜秀次はマイク・ウォルターの目撃証言を陰謀否定の強力な根拠にしているようですが、ダレス空港の航空管制官、ダニエル・オブライエンの証言にこういうものがあるんです。
 
 「部屋にいた熟練した航空管制官全員が軍用機だと思ったと言っている」
 
 ちなみにジェラード・ホルムグレンという研究家は、綿密な調査と分析の結果、次のように結論しています。
 
 「私の調査がなにか重要なことを見逃していない限り、77便がペンタゴンに激突したという説を支持する目撃証言はないというのが私の結論である。ペンタゴンに激突したものは77便ではありえなかったという証拠写真の強力さを考慮すれば、逆の証拠が現れない限り、多大な信頼性をもってこの結論を引き出せない理由は見当たらない」
 
【まとめ】
 ●ペンタゴンにアメリカン航空機が当たったのを見た人は1人もいない。
 

9.11テロ!「ペンタゴンの現場は残骸が散らばっていた」の噓

2024-08-12 12:49:08 | 陰謀論
 

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✳️陰謀【機の残骸がない】
 まさに、陰謀論の圧巻である、この説を、ヴォンクライスト氏は、写真を見せながら熱心に解説する。 
 
 「すべての写真を調べても、尾翼部や機首、胴体、主翼、エンジン、車輪、荷物、座席などが写っている写真が1枚もないのです。757型機の残骸と思われるものの写真はまったくありません」(中略)
 
 きくちゆみ氏も、ブログでこう書いている。
 
 「この作品は私が911事件の公式発表に疑問を持つきっかけになった『911ボーイングを捜せ』のダイジェスト版(10分)です。
 
 この作品の最大のポイントは:
 
 1、ペンタゴンの壁が崩壊する前の穴の大きさとボーイング757型機の大きさの食い違い。どうやって5メートル以下の穴に尾翼の幅が38メートルもある、しかもチタン合金とかも使っているボーイング757型機が入り込んで、完全燃焼するんでしょう(これが公式発表なのよ。なんとおそまつ。)?
 
真相【機の残骸はそこらじゅうに散らばっていた】(中略)
 以下に、ペンタゴン内部での遺体の断片回収に関する記事を一部引用しておく。語るのは海軍犯罪捜査局のシンディ・アルヴァレス氏である。(中略)
 
 『機長を殺めたカッター、身分証明書、お金、宝石、遺体の一部を見つけました。私たちは遺体の断片を貴重な宝物のように扱いました。私たちにはこれがどなたかの家族であることがわかっていたからです。遺体を待っているご家族のもとに戻し、正式に葬っていただくことで癒やしが始まると私たちは思っていました』
 
 機上にいた子供の持ち物を回収する仕事は、特に心を痛んだと彼女はいう。
 
 『子供の靴、彼らの小さなスーツケース、動物のぬいぐるみを見つけたときは心が乱れました』
 
 さらに、テロ直後に現場に到着した人のなかには、機体の一部、ブラックボックス、制服が付着したままの搭乗員の遺体を拾った人もいる。
 
 つまり、ペンタゴンに突っ込んだのは、ボーイングであり、それ以外の軍用無人機や巡航ミサイルなどではけっしてない。「ボーイングを捜せ、あなたの視力を試せ」などと言う前に、証拠は山とあるのだ。 
 
 「ペンタゴンのボーイング」は陰謀論者にとって最後の砦、最終防衛ラインだが、これほど明白なウソはないと、私は思う。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
 
 
✔️【逆デバンキング〈ペンタゴン・レポートは信用できない〉】
 奥菜秀次が根拠として挙げているのは〈ペンタゴン・レポート〉、〈DEBUNKING9/11 MYTHS〉、シンディ・アルヴァレスの証言、この3つです。
 
 まずほかの記事でも書いたことですが、〈ペンタゴン・レポート〉は信用できません。 
 
【無名の人物の証言vs高い地位の人物たちの証言】 
 次に「テロ直後の現場で遺体を拾った」という〈DEBUNKING9/11 MYTHS〉の報告ですが、なんという名前の、どのような地位の人が拾ったのでしょうか?これは非常に重要なポイントです。
 
 ちなみにテロ直後のペンタゴンの現場に駆けつけた「高い地位」についている人たちの証言に次のようなものがあります。
 
 ●CNNのレポーター、ジェイミー・マッキンタイアー「この建物の周囲のどこを探しても飛行機が激突したという証拠になるものはまったくない」
 
 ●空軍大尉、リンカーン・リーブナー「建物に到着した。意外なことに、飛行機の残骸なんてなにもなかった」
 
 ●空軍大尉、アラン・リンズリー「建物から90メートル以内の衝突箇所の真ん前に行った。飛行機なんて見なかった」
 
 ●救助に駆けつけたヘルスクリニックの看護婦長、アイリーン・マーフィー「そこに着く前に飛行機が衝突したことを知ったの。現場がどんなことになっているのか想像もつかなかったわ。建物は岩のように頑丈だから機体が残っていると思ったけど、最初に感じたのは『飛行機はどこ?なんで機体がないの?』。建物が飛行機を受け止めて、なんらかの方法で機体の半分、いや一部でも、または底部、もしくは飛行機の尾部のようななにかを見ることになると思ったわ。だから機体がそこになかったのは、本当にサプライズだったわ」
 
 ●救助に駆けつけたヘルスクリニックの外科医、メイボン・ポーラック「私はとても感心した。飛行機のサイズを聞いてから、建物がまだ立っていたのを見て感心した。それから機体が見あたらず、機体の一部さえもないことに気づいて今度は恐怖を感じた。大型飛行機はあたかも建物の中に入り込んでしまって、分解して消えてしまったかのようだった」
 
 ……これらの証言と〈DEBUNKING9/11 MYTHS〉の報告、どちらが信憑性が高いかは論をまたないと思います。
 
【アメリカ政府の苦しい説明】
 次にペンタゴン内部で身分証明書、ぬいぐるみ、遺体の一部などを発見したというシンディ・アルヴァレスの証言。
 
 奥菜秀次は触れていないのですが、ペンタゴンにぶつかったボーイング757の残骸が少ししか残っていない理由を、アメリカ政府は次のように説明しているのです。
 
 「高速で突入したので機体の最後尾まで建物の中に入り込んでしまい、ビル内部の高熱によってエンジンも機体の大部分も溶けてしまった」
 
 これが本当なら、遺体、身分証明書、靴、ぬいぐるみなどが、ボーイングのエンジンに使われているチタン合金の溶解温度(摂氏1648度)に耐えて館内に残っていたことになります。
 
 懐疑論者はこれをどう説明するのでしょうか?
 
 ダメ押しにフランスの事故調査管、フランソワ・グランジェの言葉を紹介しておきます。
 
 「この無傷のままの正面壁の写真を見てたしかに言えることは、そこから大型旅客機が中に入らなかったのは明らかだということである」
 
【ジェットエンジンが残っている謎】
 最後にもう1つ。
 
 前述したように、ペンタゴンの事故現場にボーイングの残骸がまったくなかったわけではないのです。
 
 奥菜秀次も〈陰謀論の罠〉の77ページに、ボーイングの残骸の「エンジンの一部」の写真を載せています。
 
 が、これもまた奥菜秀次は触れていないのですが、テロ翌日のペンタゴンの記者会見で、群の主任消防官、エド・プラウアーの証言にこういうものがあるのです。
 
 「小さな部品のようなものはあったが、大きな残骸はなかった。……胴体の一部とかそんなものはなかった」
 
 大きな部品──つまり「ジェットエンジンのようなものはなかった」というわけなのです。
 
 ところが専門家によると「ジェットエンジンは機体より熱や衝撃に強いので、普通事故現場 に残りやすい」そうです。これをどう説明するのでしょうか?
 
 ところで奥菜秀次はペンタゴンのボーイング陰謀論を「これほど明白な嘘はない」などと言っていますが、そっくりそのままお返しします。
 
【まとめ】
 ●ペンタゴンの事故現場で、ボーイングの残骸を見た人はいなかった。
 
 ●ペンタゴン内部で遺体やぬいぐるみを見つけたという話は到底信用できない。
 

9.11テロ!ペンタゴンの犠牲者のDNA鑑定の噓

2024-08-12 12:46:49 | 陰謀論
 
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✳️【DNA鑑定】
 (前略)きくち氏が言う「ところで、チタン合金が完全に燃えるような高温で、遺体が残る?ペンタゴンは遺体の確認をしているーなんてこと、あり???」だが、これは、陰謀論者らの受け売り。彼らは、「ジェット燃料の燃焼による火災で機体が燃え尽きたのに、なんで乗客の遺体のDNA鑑定ができたのか?」と言い、それがあたかも大きな謎であるかのように人々を誘導する。(中略) 
 
 また、彼らはDNA鑑定DNAそのものを無視している。もともと、DNA鑑定というのは、遺体の損傷が激しかったり、遺体が燃焼し白骨と化したりした際に重宝される技術だ。鑑定の基となった「遺体」とは、もはや人体の原型を留めていない「断片」であって当然なのだ。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
 
 
✔️【逆デバンキング〈当初は指紋だった〉】
 奥菜秀次はまったく触れていないのですが、公式説明では当初「指紋によって犠牲者の身元を確認できた」とされていたのです(ワシントンポスト11/21/2001)。
 
 しかし、「指紋」では都合が悪いためか、のちに「DNA鑑定によって身元が確認された」という新しいバージョンが発表されたのです。
 
 というお話でございます。
 

9.11テロ!「ペンタゴンの穴はボーイングの形通りだった」の噓

2024-08-12 12:44:45 | 陰謀論
 

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✳️陰謀【機とペンタゴンに開いた穴が合わない】【機の残骸がない】(中略)
 彼(筆者註:〈9.11ボーイングを捜せ〉の製作者、デーブ・ヴォンクライスト)は、ボーイングの大きさとペンタゴンの写真を比較しながら、機と壁の穴が合わないと主張し、さらに「この写真では、私たちが見ているものとまったく同じものを見て、驚いている見物人が写っています」と説く。そして、彼は壁に開いた穴を横4.2〜4.8メートルと推定し、翼を含め横38メートル・尾翼を含め縦13.5メートルのボーイングが突っ込んでこんなに小さな穴しかできないのはおかしいと言うのだ。
 
真相【ペンタゴンに開いた穴はボーイングの形通りだった】【機の残骸はそこらじゅうに散らばっていた】
 ペンタゴンの損傷、機の突入時を再現した報告書である、アメリカ土木工学会発行の『ペンタゴン・レポート』は、穴を横約27メートルとしている。
 
 『ボーイングを捜せ』の推定とどちらが正しいのだろうか?
 
 ヴォンクライスト氏が推定に使った写真は、炎と煙、消火剤で穴部分が確認しにくい。『ペンタゴン・レポート』には、激突部分を左斜めと正面から写した2枚の写真が掲載されている。正面から写した写真は激突部分の左が切れて写っているが、斜め左からの写真と合わせると、われわれでも崩れた範囲が判別できる。また、損傷した支柱の間を計っても算出できる。
 
 そうやってみると、『ペンタゴン・レポート』のほうが正しいように思える。DVDは、写真にある建物の内部の火災が見えるほどの大きな穴の部分を、カメラワークであまりよく見せないように工夫し、中央部分を左辺であるように見せかけ、穴を強引に小さく算出しているからだ。また、DVD中の解説図では、機がほぼ直角に突入したようなシミュレートをしていたが、実際には、約45度から激突したので、穴の大きさは機体通りにはならなかった。穴の大きさがよくわかる写真は、数多くあるのだ。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より 
 
 
✔️【逆デバンキング〈ペンタゴンに開いた穴は横27メートルもない〉】
 奥菜秀次はまったく触れていないのですが、実はデーブ・ヴォンクライストの「横4.2〜4.8メートル」という推定を裏付ける決定的な写真が存在するんです。
 
 それはAP通信のトム・ホランという人物が消防車が到着した直後に撮ったもので、穴の大きさは直径4.6〜5.5メートル、デーブ・ヴォンクライストの推定とほぼ同じです。
 
 ちなみにトム・ホランがそのとき撮ったほかの写真が、〈ペンタゲート〉や〈9月11日 大きな嘘〉といった9.11陰謀本の表紙に使われています。
 
【トム・ホランの写真vs〈ペンタゴン・レポート〉】
 さて、トム・ホランの写真と〈ペンタゴン・レポート〉の報告、どちらが信用できるかという問題になってきますが、「トム・ホランの写真のほうが信用できる」と言わざるをえません。
 
 それはなぜか?
 
 ほかの記事にも書いたことなのですが、〈ペンタゴン・レポート〉と並ぶ9.11の3大報告書の1つである〈911調査委員会最終報告書〉が嘘だらけであることが内部告発で明らかになっているからです。
 
 つまり、〈911調査委員会最終報告書〉が信用できないものなのですから、〈ペンタゴン・レポート〉も信用できない──というわけです。 
 
【まとめ】
 ●ペンタゴンに開いた穴は4〜5メートルの穴だった。
 
 ●〈ペンタゴン・レポート〉の報告は信用できない。
 

「9.11陰謀論者ジョーンズ教授は紙と鉄の区別がつかない」の噓

2024-08-12 12:21:25 | 陰謀論
 
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✳️陰謀【溶けた鉄が示す爆破解体の証拠を掴んだ教授はクビにされた】
 ブリガム・ヤング大学のスティーヴ・ジョーンズ物理学教授は、自らの専攻分野の見地からWTCビル崩壊を検証し、ビルが爆破解体されたことを証明する論文を発表した。教授は、WTCで撮影された写真には金属が溶解していく様子も写っていることを指摘。ボーイングの燃料では、鉄骨が溶解しないことや、ほかの多くの点を指摘し、爆破解体を論じた。だが、彼は、不幸にも権力の圧力により大学をクビになった。彼は真実のための殉教者だった。
 
真相【紙と鉄の区別がつかない物理学教授は、大学当局によってリストラされた】(中略)
 ジョーンズ論文では、溶け出した金属は銀色でなく、衝突より時が経っているので機体のアルミ説を一蹴していたが、彼の頭の中にはビルの窓枠がアルミ製であるということがないらしい。また、機体やビル枠のアルミに、ビル内のカーペットや家具が混じり、炎の色が本来の銀色でなくなっていることも指摘されている。
 
 ジョーンズ教授の専攻は、金属の熔解、冷却、触媒だから、彼がビル破壊の現場作業に詳しくなくとも無理はない。
 
 ジョーンズ論文で哀しいのは、これら専門家による反論ではなく、素人にも指摘できるミスがあることだ。ケネディ空港JFKの立ち入り禁止区域内に置いてあるWTCビルの残骸写真を見て、彼は「現在凝固している金属が、まとわりついた物質を伴ってニューヨークの倉庫に保管されている様子がはっきり示されている」とコメントしていた。(中略)
 
 が、残骸を接写した写真を見ると、この「凝固している金属」に「まとわりついている物質」には、なぜかアルファベットが刻印してあるのがわかる。
 
 なんのことはない、これは焼けた紙がアスベストで、距離を置いて写した写真を見たジョーンズ氏が、焦げた紙と凝固した鉄の色が似ているので勘違いしただけというものなのだ。(中略)
 
 ジョーンズ教授が、焼けた紙と溶けた鉄の区別も、ビルの割れ目と噴煙の区別もつかなかったとは考えがたいが、これでは、大学当局にリストラされてもやむをえないだろう。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
 
 
✔️【逆デバンキング〈論文の論旨はテルミット反応である〉】
 スティーブン・ジョーンズの論文の論旨は、「ビルの窓枠がアルミ製ではない」だの、「焦げた紙と凝固した鉄の色が似ている」だの、そんなことではないのです。
 
 「9.11の現場から火薬が使われた証拠が見つかった」というのが論文の論旨なのです。
 
 ジョーンズは9.11テロ後、第1、第2、第7ビルそれぞれの下から瓦礫の破片を集め、物理学者2人、地質学者1人を加えたチームで、エネルギー分散分光法、蛍光X線分析、電子顕微分析などをおこないました。
 
 その結果、フッ素、マンガン、カリウムなど、通常のビル崩壊現場では見られない元素が見られました。
 
 また、アルミニウム、硫黄、鉄なども多く検出され、ジョーンズたちは「テルミット反応が起きた」の結論を出しました。
 
【スーパーテルミット】
 テルミット自身は爆薬ではないのですが、硫黄を混ぜると反応速度が上がり、アメリカ軍はスーパーテルミットというすさまじい爆発力を誇る兵器を開発しているそうです。
 
 さらに米国環境保護局の分析によって、スーパーテルミットの反応の特徴であるジフェニルプロパンという物質が検出されたそうです。
 
 要するに9.11のWTC崩壊とは、スーパーテルミットによる爆破解体だったというわけなのです。
 
【なぜテルミットのテの字も出てこない?】
 この話は奥菜秀次がお気に入りの9.11陰謀本であるベンジャミン・フルフォードの〈暴かれた9.11疑惑の真相〉に書かれていることなのですが、なぜ〈陰謀論の罠〉にはテルミットのテの字も出てこないのでしょうか……?
 
 また、これでジョーンズが「紙と鉄の区別がつかないバカだから大学をクビになった」というわけではなく、9.11の真相に限りなく近づいてしまったがために、ディープステートに社会的に抹殺されてしまったことがわかると思います。
 
【まとめ】
 ●ジョーンズの論文の論旨はテルミット反応である。
 
 ●WTCはスーパーテルミットで爆破解体された。