社会新報
2011年7月6日 の一部を抜粋
・・福島第一原発構内で従事している現職の東京電力関係者から取材を行い、
驚くべき事実をつかんだ。
4号機の建屋が倒壊寸前だという。
「4号機の原子炉建屋はわずかの余震で、完全に倒壊する可能性が高い。そうなれば、
燃料プールが崩壊し東日本全体に深刻な影響を与える」-。
福島第一原子力発電所の構内で従事している現職の東京電力関係者は本誌の取材に
対して、こう語った。
過重量で危険が
東電関係者は4号機原子炉建屋の最上階である5階フロアの現状について
次のとおり指摘した。
「3月11日の大地震時、4号機は他の号機と異なり、長期大型の定期検査の
最中だった。つまり、RPV(原子炉圧力容器)のシェラウド(内部隔壁)は切断され、
5階のDSピット(仮置きプール)内に移動されていた。その5階には、通常設備の
他に改造に伴う仮説のクレーン、切断危機が設置され、フロア耐過重は通常の
状態より、かなりの負荷がかかっている。構造上、極めて危険な状態にある。」
(中略)
「鉄骨で補強作業中」とのことだが、あの程度の補強では全然足りない」(東電関係者)
と一蹴する。
(中略)
・・東電関係者は「これまでに多くの技術者が福島第一原発の構造上の問題に
疑問を抱いてきた。しかし、東電と原子力安全・保安員の癒着は甚だしく、
全く聞く耳を持たない。構造上の根本的な問題はタブーですよ。指摘しようものなら、
すぐ左遷されてしまいます」と同社の隠蔽体質を指摘した。
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