東京電力の発表は、まさに嘘の百貨店だ
事故を起こした福島原発内部がどうなっているか何もわからないのに、
東電と国は、日本の国民をバカにするにもほどがある。
たわごとを並べるな!
福島原発4基の危険性は、現在も変わらない。
いつまた大惨事を起こしても不思議ではない状態にある。
燃料棒が瓦礫のように崩れて取り出せないので、今後、
数十年かかっても、事故を収束できる見通しがまったくない。
福島原発の原子炉4基からは、現在も大量の放射性物質が
放出されている。
10月14日に1号機だけ仮設カバーが完成した。
ところが収束宣言をした翌日の朝の新聞に、このような記事が・・
驚いたことに、カバーをした1号機から、12月になっても、
毎時1000万ベクレル=1ヶ月で72億ベクレルの放射能が
放出されている。
3基合わせて大気中だけで432億ベクレルの放出が続く。
しかも、「水素爆発の不安消えず」
東電と国は、大気放出量が減った、などと相変わらずの気休めを
言って国民を安心させているが、累積沈着量はますまず増え続けている。
福島県内では、雨が降るたびに空中の放射能が落とされ、地面の
空間線量が上がるのだから、トテツモナイ汚染した空気を吸っている。
福島の現地の人たちが、私にこう言う。「除染なんかできっこない」
なぜかって聞くと、「除染しても、雨が降ってまた放射線量が上がってくる」
2011.12.23_広瀬隆3/6
http://youtu.be/h6tI2G_2fmI より