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モービル移動用 釣竿アンテナの製作

2022年05月16日 11時53分01秒 | アマチュア無線

移動運用で使う釣竿アンテナ。以前から使っているものがありましたがもう一度作り直してみようかと思いました。今までのものは100均で購入したプラスチックの容器を用いたり身近にある円筒状のプラスチック製品を使ってコイルを巻いてみたりでした。給電部は蓑虫クリップで同軸コネクターを挟むという簡易的なもの。簡単で設営も早くてよかったのですがもう少し強度のあるものをと思い立ちました。

アンテナ設営もタイヤ部分で踏み立てるタイプ(木製/自作)の弱弱しいもの。もっと簡単に出来ないかな?運用地到着から10分以内で運用開始を目標にいろいろ考えてみた。


釣竿アンテナの検討

手持ちの釣竿は何本かありますが今回のチョイスは7.2mの渓流竿。ですからアンテナエレメントは7.1mとして検討。釣竿は車の屋根部分に設置する計画。

塩ビパイプにすずメッキ線1.2mmを巻きつけてコイルを作ろうと思います。

費用はおよそ1500円位かな?出来るだけ簡単に再現性良くなるように作ってみました。コイルの調整の接点には大型の洗濯ばさみを使用。ダイソーに行った時に洗濯ばさみを見て使えそうかな?と思って作る事にしました。


アンテナ製作開始

材料は別表のとおり。比較的簡単に入手可能でした。ホームセンターとAmazonで購入。容易に作ることが出来る材料ばかりでした。

塩ビパイプのカット。電動工具があれば便利ですけどね。頑張って手でカットしています。自在ブッシュはニッパーでカット。カット面はやすりで綺麗に寸法を整えてみました。

自在ブッシュの固定は薄目の両面テープで固定。約2cm間隔で張付けました。コイルを巻くときは強めに巻いたので手袋ありのほうがいいですね。

過去の作ったアルミ線のコイルと比較してすずメッキ銅線は硬かった。手袋必須です。コイルの巻き数約35回は検討より多めです。もう少し短いエレメントの時でも3.5MHz帯まで使えるようにと思いましてちょっと大きめに作成。

将来的には1.8MHz帯まで対応できるようにこのコイルの上に追加のコイルの作成も検討しています。塩ビパイプのジョイントを使用してもうひとつコイルを追加。そしたら160mBANDもいけるかな?昔、釣竿アンテナ(垂直)で1.9MHzに出ていました。車1台分のスペースで160mBandの運用。都市部での運用にはもってこいでした。感度はいまひとつですけどね。

このコイルの設置方法に悩みました。簡単作成、簡単設置は必須事項。当然作る技術や工具はありませんのでペンチやニッパー程度で出来るもの。水道のパイプを固定する金具がホームセンターにあったのでコレ?って思いましたが上手くいきそうじゃなかったのでアルミ平板で自作。10mm×2mmのアルミ平板をハンドパワーで押し曲げて。3mmのビスで固定。まぁ何とか固定できました。ビスをギュンギュンに締めると全く動かなくなって安定。でもアーム部分は少し長すぎたなー。将来的には作り直すかもです。

 

給電部はM型コネクタに直付けしています。バリコン使って調整ってのも考えましたが入手できなかったし知識も技術も不足していますので。同調が取れなかったらチューナーに任せます。ここは今後の課題です。費用が沢山掛かる問題じゃないからいつか自作もいいですね。

接点はDAISOで見かけた大型の洗濯ばさみ。コレを見たからこのアンテナの製作に取り掛かったんです。ちょっと緩みはありますが接点はきっちりコイルに接している様子。導通を調べてみてもきっちり反応しました。このビス、スチール製かステンレス製か迷いましたが安価なスチール製に。ここは将来的に変更必要かも。


釣竿アンテナ用コイルの完成

ようやく完成しました釣竿アンテナ用コイル(for 80mBand and 40mBand)。

実際にどう動くか楽しみです。ほぼ間違いなくうまく動くと信じていますが(過去の経験から)どうなるかは試してみないとわからない。

無線工学や電気的な知識が豊富な方であればある程度想像できるでしょうけどね。私は試してみて成功かどうか。そこで楽しんでみます。

IC-705にこのアンテナ、出力Max10Wですからそうは期待できませんが聞こえていましたらよろしくお願いいたします。



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